現場復帰をすることとなったあすか、今回はテロリスト達とのバトルは更に熾烈なものとなり遂に魔法使い同士の戦いが!?
今回も見所たっぷりですので大いにネタバレしたいと思います。

ちなみに2巻は今のところアマゾンでなら購入できるようです。
管理人は1巻と最新の3巻をほぼ無料で読む方法を見つけましたが残念ながら今のところ2巻には使えない方法です。

他の漫画には使えるので気になる人はこちらからチェックしてみてくださいね。

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魔法少女特殊戦あすか|2巻ネタバレあらすじ

魔法少女あすか2巻
自衛官の飯塚に連れられてあすかがやってきたビル内の店舗はメイド喫茶――に偽装した、自衛隊内の魔法戦に特化した通称「M班」の拠点でした。
あすかはそこでM班所属メンバーである二人の女性自衛官である志摩と楓に顔合わせをさせられ、さらに現在の裏社会の状況を説明されます。

闇商人が異世界の精霊と手を組み、密売や異世界の力の貸与などの取引が盛んに行われていること。
その結果、非合法な魔法少女が生まれていること。

現実世界と同じように、新たな力や技術によってもたらされた恩恵は、そのまま新たな犯罪の力となるので公務側はカウンターを用意しなくてはいけなくなるのです。

本格的な現場復帰を飯塚に再三要求されても、あすかはまだ迷いながら日常生活を続けます。

そこに転入生としてやってきたのが、あすかにとっては4年前からの戦友である夢源くるみ。

飯塚に無理を言って転入してきたとのことですが、実は明確な目的が語られていなかったりします。

一方で、自衛隊のみならず警察やアメリカなども互いに情報を集めています。

警察はあすかの活躍によって捕縛したキム・カンスへの尋問から『魔法少女が獲物』『バベルの図書館』『バベル旅団』などのキーワードを聞き出し、アメリカのミア・サイラスは1巻のラストあたりで殺害された捕虜の身元を割り出し、その調査のため日本へと飛び立つことを決定。

ちなみに、2巻冒頭で伝説の5人の現状が語られています。括弧内はコードネーム。

大鳥居あすか(ラプチャー):引退。PTSDの疑いあり。

夢源くるみ(ウォーナース):戦自の研究官(女子高生と兼任)。

ミア・サイラス(ジャストコーズ):正体公開でアメリカ特殊部隊所属。最近はCIAと共に非合法作戦(上記の調査活動ですね)。

双頭竜(本名不明):中華系魔法少女。軍での活動なし。動向掴めず。

タマラ・ヴォルコワ(フェーニクス):ロシア系魔法少女。特殊部隊に所属。国家のために非合法作戦に活動中。

希美の誘拐

テロリストたちが行動を開始。帰宅途中の希美が誘拐され、48時間後に警察に写真とメッセージが送られます。

要求はなし。『目的は報復』

希美の父親である牧野警部補は部下に情報の聞き出しを任せ、自らは警察庁へ赴き救出作戦の段取りをすることに。

しかし警察庁の三浦理事官は「警察には荷が重すぎ、かといって戦自が動くには事が小さすぎてどちらも動かせない」と拒否。

それどころか身内から死者が出れば予算がとりやすくなるという冷徹な判断をする。

一方で「どこかの魔法少女が勝手に動いて助けてくれたなら話は別」という糸口とすら言えない糸口を提案するのですが・・・

その「どこかの魔法少女」であるあすかにも飯塚経由から連絡が入り、彼女は独自で動いて希美救出をすることを決意する。

さらにくるみもこの作戦参加に協力。二人の魔法少女がテロリスト潜伏現場であるビルへと向かいます。

ここまでおよそ半分。あと丸々コミックス半分が戦闘シーンとなり、いよいよミリタリィマジカルアクション漫画としてのエンジンがかかります。

-現場への突入、そして戦闘-

捕まった希美は、ロシアの魔術傭兵コンビである『料理人』と『番人』の双子の兄弟に拷問を受けていました。

焼いたトングで腹部を焼かれ、水を操る魔術精霊によって胃腸に自由に暴れ回る水を注入されるなど想像ですら絶えがたい拷問を・・・

この様子を撮影した拷問ビデオを警察に送りつけ、それによって現場を特定して救出にくる魔法少女を捕縛する。

その作戦のためのエサであると、テロリスト側の魔法少女であるアビゲイルは楽しそうに語ります。

そこで断片的に語られるアビゲイルたちの目的は「大量破壊少女(ガール・オブ・マス・デストラクション)」の製作とのことですが・・・

そして、あすかとくるみの突入班も行動を開始。

ブービートラップを解除し、警備しているテロリストを捕虜として自白済を打ち込んで情報を引き出し、スムーズに突入を進めていきます。

あっさり拷問部屋へと到達したあすかとくるみは、希美を捕らえるアビゲイルと魔術傭兵コンビと対峙。

お互いの要求を押しつけ合うだけの交渉とも呼べないやりとりは、アビゲイルが容赦なく希美の腕を切断したことによりあすか側が断念。

武器を捨て、投降――と見せかけた隙にくるみがアビゲイルを牽制し、あすかが魔術傭兵コンビをオートマ拳銃で牽制。その状態で希美の救出をして二人は撤退します。

二人のコンビネーションにしてやられたアビゲイルは激昂し、追撃を開始。

治療能力を持つくるみは希美の応急処置をしつつ単身撤退を続け、あすかは追撃してくる3人の相手をして時間稼ぎをします。

が、精霊魔術と軍隊武術を組み合わせる『料理人』と硬く強靭な魔法強化された手斧を持つ『番人』のコンビに苦戦し、くるみを追うアビゲイルの捕捉に失敗。

結局、戦闘の勘を取り戻したあすかは無傷で双子の魔術傭兵コンビを一蹴しますが、この間にアビゲイルはくるみとの接触に成功します。

くるみの死闘

完全な後衛、治療役のくるみは単独戦闘が苦手であすかのような前衛型が護衛しなければ戦場では無力に近いです。

一方、変身したアビゲイルは巨大な魔法鋏を持つバリバリの前衛型。オマケにハロウィン級の冥獣二匹まで使役され、絶体絶命のピンチ。

それでもくるみは3年間現場に居続けた経験の成せる業なのか、機転と自身の能力によって一体の冥獣は仕留め、二体目に負傷を負わせるところまではできました。

「伝説の5人」にふさわしくない苦戦ぶりをアビゲイルは嘲笑いますが、くるみはそれに「伝説の5人と呼ばれるのは嫌い」と返します。

最初は11人だった・・・
途中で2人死んで、最終決戦に挑んだのが9人。そこで死んだのが4人。

むしろ伝説と呼ばれるべきは死んだ6人の方。

くるみは見た目も年齢も少女ですが、古強者の言葉の重みがそこにはありました。

しかしそのアビゲイルとの戦闘に注意を割かれた途端、背後から迫ってきた冥獣の攻撃を受けてくるみは気絶します。

逃げ出されないように足でも切断しようかとハサミを構えたアビゲイルに、遥か彼方から狙撃弾!

本来個人携行火器の狙撃など、冥獣や魔法少女の魔術障壁の前では無力のはずが、あっさりと貫通。

この状況に危険を感じたアビゲイルは一旦その場から距離を取りますが、突入の機会を待ち伏せていたM班のメンバーが現場に到着。

一人が冥獣を魔法加工された弾丸で仕留め、一人がくるみを救出。さらにもう一人がアビゲイルに対して牽制弾を撃ち、撤退を許しません。

そこにあすかが到着。背後からアビゲイルを襲い、反応が遅れたアビゲイルは右手の三本の指を失うことに。

「人質の少女の腕を切って喜んでいたわりには指を落とされたくらいですごい顔するんだな」

感想・まとめ

次巻からは遂に敵の親玉である女王様があすかの前に現われ、本格的な戦いが始まります。
結構、グロ描写が多い漫画ですが内容も作りこまれているので管理人は好きです。

1巻か3巻しか無料で読めないのは残念ですが、気になった人は是非どちらかだけでも読んでみてくださいね。

ちなみにこちらに詳しく方法を載せてます!!