駆け足あらすじ
全国高校かるた選手権個人戦2日目
B級の決勝は太一と富士崎の山城、勝った方がA級昇格という大事な局面すでに敗退している千早は同時刻に別会場で行われる新とクイーンの一戦のどちらを見に行くのか迷っていた。

個人戦クライマックスを迎え歓喜に涙するのはいったい誰だ!?
そして千早は新と太一どちらのもに行くのか!?⇒18巻ヘ進む

ちはやふる|17巻あらすじ

89話~

大会運営者達も注目の一戦

クイーンが2枚先取する。
しかし新は焦る様子もなくリラックスした表情だ。

「人が崩れるのはぁ長所からや」そんなじいちゃんの言葉を思い返しながら今度は新が攻める!
そのかるたになじみのある人たちはみな綿谷永世名人を思い出した。

クイーンも今回は余裕が無いと判断したのか捨てる札と狙う札を分ける決心をする。

そのころ別会場ではB・C・D級選手の決勝が行われていた。
千早が応援に来たことによって変に力が入った太一はお手付きを連発!

一方対戦相手の理音も読手の下手さで調子に乗れず同じくお手付きを連発していた。

それを最初に脱出したのは理音だった。
今は応援してくれる皆が居る。
詩は下手だけど一音一音は綺麗!

それに気付き千早戦でも見せた抜群の感じを取り戻す。
相手が息を吹き返した事によって太一も徐々に冷静になり始め相手に気持ちの良いかるたをさせないよう知恵を絞る。

カッコ悪くても!一枚差で良いから勝ちたい!
その思いが通じたのか最後は9枚差という圧勝で幕を閉じるのだった。

「A級だよ太一ぃーー」千早は嬉しさのあまり泣き崩れるのだった。

90話~

空札が少なかったことで早めに試合が終わった二人は急いでクイーンと新の所へ向かう。
扉を開けた瞬間!「こぽこぽこぽ」まるで深い水の中のように感じる千早

二人が会場を飲みこんでいるのが分かる。

試合は5対11で新が優勢

クイーンも新が相手では余裕が無いのか普段の綺麗なかるたでは無く千早が見たことが無い音がするかるただった。
しかし新も鋭さを増す!

その強さは、相手の後からでも追い越せる超加速にあった。
しかしそれよりも周りが恐れているのはクイーン相手にリラックスしたその表情だった。

それはまさに止まっているかのように見えながらも高速回転するコマ

どこにも偏りなく力が集中している”ちはやぶる”を思わせた。
クイーンも必死に食らいつくが中々新たに追い付くことが出来ない

しかし同時にこんなに本気に慣れる相手に出会えたことが嬉しくもあった。
熱戦の行方は・・・

2枚差で綿谷新が勝利した。

92話~

高校選手権は瑞沢がB・C・D級の優勝を総なめする大満足の結果で終わった。
千早は新が帰ってきた嬉しさを強さに憧れを抱きながらもまた新しい一歩を踏み出し始める。

そんなある日富士崎から合同練習の誘いが来てたまたま都合がついた太一と千早が参加することに

そこには北央のヒョロ来ており千早は思いがけない事を言われるのだった。
「真島はお前(千早)が居ない方が強いよ!」と・・・

太一の全てを知っていると思っていた千早、しかし今の太一は千早が知っている太一ではなかった。⇒18巻ヘ進む

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