駆け足あらすじ
見事吉野大会を制した千早だったが肝心クイーン戦では修学旅行のため京都へ
大切な友人との思い出を作るために来たのは良いものの太一は体調不良を理由に休んでいるのだった。
名人位・クイーン位 それぞれの思いを乗せた予選が今始まる!⇒22巻に進む
ちはやふる|21巻あらすじ
109話~
「攻めかるたを捨てたくない!」今まで教えてもらった攻めの姿勢は崩さず新しく身に付けた守りかるたとの切り替えを上手く行い徐々に相手選手との差を詰める太一。
小石川は今年、全日本選手権で準優勝しているもののお手付き癖はまだ治らず大事な曲面でも必ずお手付きしてしまう。
しかしそれを含めて自分の強みと理解しておりお手付きをしても調子を上げていくのだった。
しかし太一の追い上げもむなしくとうとう運命戦にまでもつれ込んだ・・・
結果、太一の札が読まれる事は無かった。
「最後まで出なかった・・・」自分が持っていた札は空札を含めても最後まで読まれない。
ことごとく自分の不運にあきれる太一だったが原田先生は運命戦は運まかせでは無いと言っていた。
「ずっと長いあいだ真剣にかるたを取っているとだんだん読まれない札が分かるようになる」
その言葉を証明するかのように原田先生も運命戦へともつれ込んでいた。
周りからは大声を出し表情も狂気の原田先生しかし本人はいたって冷静だった。
「読まれない札は永遠に読まれない」
中盤以降は運命戦に備えてその札を相手に送っておく当然今回も相手はその札を抱えていた。
「運命戦は運命ではない」
太一は45年間本気でかるたと向き合ってきた人の強さを目の当たりいするのだった。
110話~
西では同会対決の決勝が行われようとしていた。
綿谷新 対 村尾慎一
兄弟弟子対決となった決勝
吉野大会以降下がり調子だった新はその流れを試合にも引きずるが兄でしの村尾に助けられ本来の調子を取り戻す。
しかし!前日に食べた幼馴染の由宇のかつ丼が駄目だったようでまさかのトイレ退室という大失態!!
戻ってきた時には11枚差のうえ空札が何枚読まれたのか分からない圧倒的に不利な状況にも関わらずどんどんと追い上げていく。
相手の取り方から自分の知らない空札を分析して不明札も徐々に分かってきた。
気付けば4枚差、どんどんと流れろ呼び込む新はついに兄弟子に勝利!
見事西日本代表となるのだった。
そして東の代表には!?なんと須藤を降した原田先生が代表決定!
11月に行われる決勝戦は 綿谷新 対 原田先生となる。
修学旅行から帰ると千早達、白波会のメンバーは原田先生に緊急招集され、今後自分が名人になるために出来る限り協力するように言われ白波会は盤石なサポート体制となる。
それぞれの思いを掛けた待ったなし3本勝負が今始まる!⇒22巻に進む