七つ屋志のぶの宝石匣4巻のネタバレと感想を書いています!
日本中が浮かれて踊っていたバブル時代。
そのバブルが忘れられない顕定のデュガリーの常連客には人には言えない秘密があって・・・?
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ではここからは4巻のネタバレです!
七つ屋志のぶの宝石匣 4巻 ネタバレ
Story 13
バブルな服にバブルなヘアメイク。
顕定が働くデュガリーの常連客・二階堂真弓。
そんな彼女には人には言えない秘密がありました。
バブリーな彼女ですが、その正体は40代独身・焼き鳥店で15年働くベテランパート従業員。
「私はいい男捕まえてこんな暮らしやめてやるのよ!!」
真弓は志のぶの宝石店にやってきて昔のブランド物を売っていきます。
少しでも高く買い取ってもらおうと必死。
一方、志のぶの母は同窓会の為にまたブランド物のバッグを買おうとしています。
「離婚して生活レベル落ちたなんて言われたくない!」
母は昔美しさを競っていた同級生に負けるわけにはいかないと気合を入れています。
どうしてバブル世代って・・・。
呆れる志のぶですが、現代も同じだということに気づきます。
私たち世代もSNSでリア充感出すのに必死だったり、バブル世代のこと言えないか。
志のぶから二階堂真弓さんが昔のシャネルやヴィトンを必死に売ってたと聞いた顕定は、店にも顔を出さないしと心配をします。
一方真弓はやっとお金が溜まり”私の舞台”(デュガリー)へ行けるとウキウキ。
そんな時、昔真弓と六本木でNO1イケイケ女子大生の座を争った天敵・吉田美保が「焼き鳥店」に取材に来ます。
美保はバブル崩壊後も芸能界でブイブイ言わせている勝ち組の女。
真弓 「やめて、私のことは撮らないで」
その後、ジュガリーの店員にも働いているところを見られ激しくショックを受け落ち込みます。
終わった。私の舞台・・・。
一方、同窓会から帰ってきた志のぶ母も落ち込んでいました。
完璧な武装で待ち構えていた母ですが、ライバル視していた藤岡さつきはすっぴん作業服で遅れてやってきます。
さつきは離婚後、実家の製造業の会社を継いで女社長として頑張っていたのです。
「いっつもそう!藤岡さつきの眼中に私はいないのよーー!!」
悔しがる母に志のぶは「お母さんはそのままでいいよ」と慰めます。
あのTV以来ちっとも休みが取れず、しかもデュガリーの店員にも見つかり自分の舞台もなくなったと思っている真弓。
もうここで朽ち果てて行くの・・・!?
そんな中、焼き鳥店に顕定がやってきます。
「私を笑いに来たの!?」
デュガリーは真弓にとって最高の思い出の舞台だった。
ダイヤリングを買ってくれた彼と結婚してずっと続くと思ってたのに、バブル崩壊とともに真弓の勤め先でもあった彼の家の不動産会社は倒産し一瞬にして全てを失った。
今なんてほとんど買えないのに、未だ”お得意様”気取り。
「昔見た夢が忘れられない惨めな女なのよ!!」
真弓がそう話していると、話を聞いていた店長が「何も惨めなことはない」と真弓の良さを褒めてくれます。
顕定にとっても真弓は宝石をずっと大事にしてくれている大切なお客様。
メンテナンスだけでも気軽に来てくださいと話すのでした。
それから真弓は店長との婚約指輪を買いにやってきます。
選んだのはダイヤではないくピンクサファイア。
色を変えたり鮮やかにするための加熱をしていない石。
「二階堂様もありのまま人のことなど気にせず、ご自分の好きな宝石を選ばれたらいいと思いますよ。」
七つ屋志のぶの宝石匣 4巻 感想
マニアックな題材なのに安定の面白さがあります。
宝石にあまり興味のなかった私ですが、今ではある程度の知識もつき宝石に興味を持つほどに!
読めば読むほどはまっていきますね。
見栄はったり、リア充アピール分かる分かる〜(笑)
ネタバレの他に、志のぶの父親が登場したり、借金男の末路、顕定を狙う影など全4編が収録されています。
ラストは敵のボスを仄めかす描写で続きが気になる終わり方でした。
次回5巻の発売が楽しみですね♪
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