私たちはどうかしている3巻のネタバレ感想と漫画を無料で読む方法を紹介しています!
白藤屋とのトラブルを乗り越えた二人。
しかし大旦那は七桜を”偽りの嫁”と罵ります。
椿は七桜と部屋を共にすると宣言し肌を重ねた二人ですが、彼の口から出た言葉に七桜は凍りつき!?
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
ではここから3ネタバレです〜♪
3巻|ネタバレ
「さくらの母親が父を殺したからだ。」
椿は15年前の春に自分が目撃したことを話します。
その日から椿の中で、さくらは明かりではなく真っ暗で闇のような憎しみに変わったのでした。
椿の口から聞いた七桜は動揺を隠せません。
「こんなこともうしないから。愛情があるわけじゃないんだし。」と椿を拒絶します。
七桜は母が人を殺したなんて信じたくないし信じませんでした。
そして自分が”さくら”であることは絶対に知られてはいけないと決意。
翌日からもいつもと変わらないようにふるまいます。
七桜の素性に気づいた女将は問い詰めます。
「あなたのお母様ってどうしてらっしゃるの?15年前の春どこにいたの?」
精神的に追い詰められ絶体絶命の時、七桜の母親と名乗る女性が訪ねてきました。
どういうこと?
だってママはもうこの世にないのに誰?誰なの?
花岡夕子と名乗る女性の話に乗り、なんとかバレずにその場を切り抜けることができた七桜。
夕子は店の常連客に頼まれただけだと七桜に話してくれ店の名刺をくれました。
七桜はその人ならきっと母の潔白を証明してくれると考え店に会いにいくことに。
しかしその日、七桜は椿によって誰も通らないような奥の部屋に閉じ込められてしまいます。
「さっき女将に聞かれたよ。七桜のこと信じたのかって。俺は信用ならない奴ほど手元に置いておく主義なんだ。お前の目的はなんだ?」
七桜は御菓子が好きで作りたいだけだと話すのですが、椿が部屋から出してくれることはありませんでした。
夕子の店の開店は6時。
こんなところで大人しくしているわけにいかない。
どうしても行かなければならない七桜は様子を見に来た椿にキスをして油断させ部屋から逃げ出します。
しかし外に向かっている途中の廊下で何者かが七桜を狙っていました。
七桜の頭上から降ってくる壺を椿が庇い助けます。
七桜は助かることができましたが、椿は脳震盪と打撲で手を怪我してしまいました。
椿は女将から七桜を守るために部屋に閉じ込めていたのです。
昔から自分を守ってくれる椿に心動かされる七桜。
そんな中、10日後の五月雨亭で開かれる茶会で草薫会が椿に茶菓子を依頼してきました。
草薫会とは金沢では屈指の茶道の流派。
そこに御菓子を出せるのは菓子職人にとって自信と誇りになるのです。
受けたい気持ちは山々の椿ですが、手を怪我している今断るしか選択はありませんでした。
下手な御菓子を出して茶会を台無しにするわけにはいかないと考えたのです。
「大丈夫です。引き受けます。私が手伝うからやってください。」
七桜は椿の気持ちを考えて協力をすることに。
「この店を立て直すんでしょう。私もその力になりたいの。私を妻にするんでしょう。」
そこで椿は七桜に茶道を教えることに。
和菓子はお茶の引き立て役でありお茶を知らずに茶席の御菓子は作れないからです。
茶室で教わっていると大旦那が入ってきます。
「草薫会の茶会、私も客として呼ばれているんだが御菓子を食べることはなさそうだな。偽りの心を持つ者が作ったものを食べる気にはならん。」
二人は大旦那が食べたくなるような御菓子を作る気満々です。
椿たちが作る御菓子は”落とし文”。
親の愛を伝える意味を持つ御菓子でした。
茶会が開かれるのは父の日だからです。
「安心しろ、大旦那の嫌味には慣れてる。」
七桜は少しでも役に立とうと一晩中寝る間を惜しんで”落とし文”のデザインを考えます。
七桜は思ったのです。
お茶を知って御菓子がわかるように椿のことを知れば、あの日の真実が見えてくるんじゃないかと。
そのために七桜は椿に一歩踏み込む決意をしたのです。
そんな七桜を見て椿は「不妄語戒」と書いてある掛け軸の前に連れて行きます。
「不妄語戒」には偽りの心を持ってはいけない、この軸の前で嘘をついた者は地獄に落ちるという意味がありました。
その前で椿は七桜に自分の気持ちを打ち明け問います。
「多分俺はあんたに惹かれてる。自分の我を通すための結婚相手としてじゃなく一人の女として。でももしあんたが”さくら”ならこの気持ちを殺さなきゃならない。答えてくれ。あんたは本当に花岡七桜なのか、それとも”さくら”なのか?」
感想
七桜をとことん追い詰める女将ですが、女将には協力者がいる様子。
女将の毒々しさや恐ろしさが本当によく描かれていて雰囲気があります。
恋愛以外にも推理の楽しさがあるので、普通の少女漫画に飽きている方にはかなりおすすめの漫画です♪
七桜に惹かれていることを打ち明けた椿ですが、それが”さくら”であれば話は別だと。
次巻が気になります!!番外編も収録されており小さい頃の椿が可愛かったですよ♪
ぜひ漫画も無料で読んでみてくださいね( ^ω^ )