彼女はまだ恋を知らない5巻(最終回)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪
お互いの気持ちを確かめ合う杏奈と空太ですが、まさにその瞬間を瀬能に見つかってしまいます。
空太はイギリス行きを命じられ、ほどなく杏奈の祖父も他界。
それぞれの転機が2人を分かつ中、空太と杏奈が選んだ未来とは!?
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
ではここからは最終巻のネタバレです!
6巻 あらすじ
空太と杏奈、お互いが決断した行動とは?
お嬢様と禁断の恋物語、ついに完結です!
ネタバレ|駆け落ち
空太はイギリス行きのために詰めていたスーツケースを引きずって杏奈と一緒に屋敷をでます。
スノボ帰りの車に乗せてもらい、東京まで。
ありったけの貯金を下ろして、始発の新幹線に何時間も乗って遠くへ逃げたのです。
今頃屋敷は大騒ぎし血眼で杏奈を探しているでしょう。
二人は偽名を使って田舎町の小さな民宿に宿を取って暮らしています。
ですがいつまでもこんな生活は続けていけません。
それに空太は知っていました。
杏奈が自分に隠れて泣いているのを。
杏奈を守れるのは自分だけで、その力があると思っていた空太ですが、屋敷にいた時よずっと無力感に苛まれています。
どうしたら杏奈を泣かせずに幸せにすることができるんだろう。
民宿の主人(高杉)は二人を見て昔を思い出していました。
「昔駆け落ちした女にはるなちゃん(杏奈の偽名)がよく似てるからそう見えるのかも。」
駆け落ちといっても高杉は、杏子が逃げるのに手を貸しただけでした。
杏子は好きな男(瀬能)を守るために自分が犠牲になる覚悟で、高杉に協力をしてもらい姿をくらましたのです。
深く考えずに嘘の駆け落ちに協力をした高杉ですが、ずっと心に引っかかっていました。
「あの時、彼女(杏子)がとれた行動は本当に逃げる以外なかったのか。」と。
その話を聞いた空太は気づきます。
この先見つからずに逃げても罪悪感は必ずついてくると。
空太は逃げずに正面から清和家に向き合うことを決意し、杏奈と一緒に屋敷へと戻ります。
ネタバレ|駆け落ち②
空太は屋敷へと戻り頭を下げ心配や迷惑をかけたことを謝ります。
「杏奈を幸せにするのは俺です!!イギリスに行って死にもの狂いで勉強します!認めてもらえる人間に必ずなります!」
空太と一緒に杏奈も自分の気持ちを伝えるのですが、瀬能は許してくれませんでした。
麻美から二人が屋敷に戻ってきたことを聞いた龍也。
そこで麻美に「ひとくち乗らない?」と嘘の駆け落ちを提案します。
東條寺から龍也が置手紙を残し、清和家のメイド(麻美)を連れて駆け落ちしたと謝罪の連絡を受けた瀬能は愕然とします。
これで両家縁組の話は破綻。
龍也は自分にはできなかったことを杏奈には叶えて欲しいと思ったのです。
龍也の片棒を担いだ麻美も後悔はありませんでした。
「これまで対していいことなんてない人生だったけど、初めて人の役に立ちたいと思えたの。自分にとても満足してる。」
ネタバレ|瀬能の想い
東條寺との縁組が破綻になってから、瀬能は不眠不休で杏奈の婿探しをしていました。
そんな瀬能に空太の祖父は「空太を認めて欲しい」と頼みます。
「もっと早くに口にしておけばお嬢様は、杏子様はきっと不幸にならずにすんだ!旦那様はあんたと杏子様のことを知っとった。」
当時、旦那様は瀬能と杏子が好き同士だということを感じっていたのです。
確信がなかったので口には出しませんでしたが、旦那様は杏子の幸せのためならいくらでも頭を下げる気でいました。
それを知っている空太の祖父は、同じ過ちを犯すわけにはいかないと感じていたのです。
空太はまさに瀬能自身だったのです。
「旦那様の願いを叶えようと思うなら空太を認めてやってくれ。」
瀬能は旦那様の意志を継ぎ空太を認めることに。
ネタバレ|結婚式
今日は杏奈と空太の結婚式。
そこには麻美も来ていました。
麻美はまだ気づいていない瀬能に「お嬢様の指輪よく見せてもらうといいですよ。」と言います。
杏奈の指を見た瀬能は、杏奈が自分と杏子の娘であることに気がつき涙を流します。
杏奈の指は自分と同じ形をしていたのです。
「今日は、旦那様の、私の夢が叶った日です。空太くんお嬢様をよろしくお願いします。」
ここはもう二人を閉じ込める檻ではありません。
扉を開けて幸せに向かっていける。
これからもずっとずっと僕はここで君と生きていく。
完結
感想
「まだ恋」完結しましたー!!
駆け落ちどうなるんだ!?と心配していましたが、みんながハッピーエンドだったので良かったです。
最後まで読んでいろいろと納得ができたし、空太と杏奈はもちろん、瀬能さんの想いも報われて安心しました。
そして驚いたのは麻美と龍也が結婚して子供までいたことです!
面白かったのでまだ読んでいない人は、ぜひ漫画の方も無料で読んでみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ