帝都初恋心中3巻

帝都初恋心中3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!

※無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪

⇒帝都初恋心中3巻を無料で読む方法はこちら

環の仕事を手伝いながら、花織も環の愛に応え、ますます愛が深まる二人。
そんな中、美園伯爵家を潰そうと企む美少年が現れて!?

では3巻のネタバレです!

3巻 ネタバレ

王の勅命を受け、帝都の吸血鬼事件の捜査をすることになった環たち。

若く美しい娘ばかりが全身の血を抜かれ殺害される事件で、首には牙のような痕、まるで吸血鬼に襲われたよう。

花織は環の妻としてふさわしいと認められるべく、仕事を手伝うことになります。

環が怪しいと踏んでいる綾小路夫人の茶会に潜入する花織。

噂どおり夫人の家には美少年の書生がたくさん。

夫人の美しさもとても40代には見えない若々しさでした。

外国の吸血鬼譚には、乙女の血には若返りや美容効果があるとあり、そう信じて身を堕とす女も実在するらしいのです。

綾小路夫人は”表”の顧客で本来なら調べる対象ではなのですが、美への執着が凄まじいことから環は疑っていたのでした。

その茶会で花織は夫人が怪我をした書生の血を吸っているところを見てしまいます。

書生から何か手がかりを掴むため、こっそり連絡先を渡しました。

翌日、さっそくその書生が美園家に助けを求めにやってきました。

書生の名は霧江綴。

綴は服を脱ぎ首元の赤い痕を見せ「首に噛みつかれた」と供述し、美園家に置いてほしいと頼みます。

しかしそれはただのキスマークでした。

「牙を立てる吸血鬼のそれと、愛撫の口づけの差もわからないようなガキがこれ以上有益な情報を持っているとは思えん。」

環は霧江を家から追い出そうとするのですが、花織は霧江を庇います。

書生が夫人と関係を持っていたのなら、書生同士からの夫人の情報があるかもしれないと考えたのです。

家に置くのを反対する環ですが、それでも花織は”環のふさわしい妻”であることを証明するために必死なので折れませんでした。

結局、環が折れて「勝手にしろ」というのですが、その後、花織は霧江に唇を奪われてしまいます。

「霧江綴、貴様何者だ!!」

花織を守るために環は銃を向けるのですが、霧江には逃げられてしまいました。

「伯爵、あんたは気に入らないけど嫁は気に入ったよ。あんたから奪ってやりたいくらいには。今度は本気で攫いに来るよ。またね美園夫人。」

花織を自分の目の届く場所に置いていた環ですが、花織は事件を解決することに必死で一人で走り出してしまいます。

そこを狙われ霧江に捕まってしまいました。

「助けてあげたいんだ。美園伯爵なんて権力を振りかざす犯罪者だから。俺のものになればすぐにそんな毒は消える。」

間一髪のところ、環が来てくれ助かることができます。

霧江綴の正体は、帝都特等警察の問題児だったのです。

帝特警察は正義のためなら暴力も許される帝都一の権力を持つ英雄。

ただし表向きは。

実質の頂点は美園家であり、美園家の命は絶対、勅命と同等とされており、警察はそれをよく思っていませんでした。

花織に近づいたのは、環の弱みを握り美園家を潰すためだったのです。

「あんたらに任せたらまた悪人を生かすんだろう・・・。」

霧江の親は昔強盗に殺されました。

犯人は少年、法律で守られ処罰はなし。

数年後その少年は大量殺人犯となったのです。

「犯罪者は生かしておくべきではない」と考えを持つ霧江は、唯一の特例で”正義の殺人”が許される帝特になったのに、環は犯人をかくまうのです。

「裏で力で悪を守るあんたも悪だ伯爵!」

花織も親を殺人で亡くしていますが、環は犯人のふりをしてまで真犯人の手から花織を守ってくれました。

「あなたに正義があるように環さんにもあるの。悪だなんて決めつけないで。」

もともと事件を解決するという目的は同じ二人。

「協力すればいいじゃないですか。美園家と帝特が!」

そうして美園家と帝特は協力して作戦を遂行することに成功。

危険もあったものの、犯人である綾小路夫人と葛木医師の証拠も掴むことができ捕まえることができました。

夫人は連行される前、環と花織の愛を見て「今だけよ。永遠も愛もまぼろし」だと言います。

「わたくしだって信じてた。主人に愛されてると。あの人が若い娘を妾にするまでは。女の価値は若さと美しさだけ。せいぜい今だけお楽しみなさいな。」

夫人はただ誰かに愛されたかったのでしょう。

夫人の凶行は許されるわけではないけど、想う人の前でずっと若く美しくいたいと思う気持ちは花織にも共感できました。

今こんなに愛されていてもこの先私が老いた時、あなたはどう思うんだろう。

花織が不安に感じているのを悟った環は、優しくゆっくり花織の体を愛おしむように触ります。

「肉体など器でしかない。お前が未来の私の気持ちを疑うのならこうして感覚に刻み込む。いずれ共に衰え魂だけになっても、私の愛を忘れられないように。愛し愛されて幸せだと笑うものこそ美しいと思う。だから私の腕の中でお前は美しくあり続けるんだよ。」

環は吸血鬼事件は妻の提言で解決に至ったことを王に報告します。

王はその報告書を読み「悪あがきを」と握り潰すのでした。

4巻へ続く

感想

いつもながらに甘々〜な二人!

新キャラの霧江くんが登場し花織を好きになったことから、環さんの嫉妬と溺愛が加速しています。

花織が環にふさわしい妻になりたいと暴走、窮地に陥る、環に助けてもらう、ラブラブシーン、とパターンはお決まりですがひたすら甘々な関係を楽しみたい方にはオススメの漫画です♪

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読む方法を参考にして下さいね( ´ ▽ ` )ノ

⇒帝都初恋心中3巻を無料で読む方法はこちら