パピヨン-花と蝶-8巻ネタバレ

パピヨン-花と蝶-の最終刊である8巻のネタバレあらすじを書いています。

この漫画は無料で読むことも出来るので漫画版が良いという人はこの方法を使ってみて下さい。

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36話から最終回|ネタバレあらすじ

救急車で病衣に運ばれた先生。

結果はレナさんの言う通り胃かいようでした。

ストレス性のモノで今回は手術は必要ないようですが先生を追いつめているのは自分だと責任を感じるアゲハ。

病室で目を覚ましてからも自分の事を優先してくれる先生。

これ以上、気を使ってもらいたくなくて病室を飛び出ます。

必至にアゲハを追いかける先生をハナが見つけ代わりに探しに行きます。

余計に大事になっていることを知ったアゲハは慌てて先生の所へ駆けつけますが、先生は吐血して倒れてしまうのでした。

このまま死んでしまうのでは?とテンパるアゲハ。

多く見えた血は胃液と混ざっていた物のようで大事には至りませんでした。

ですがこれ以上、先生に無理をさせたくない、と思ったアゲハは翌日、先生に貰ったスペシャル券(いうことを一つ聞いてくれる)をもって病室に行きます。

「先生、わたしと別れて下さい」

自分ではアリサさんの傷を癒すことは出来ないと考えたアゲハなりの結論です。

「分かった。今までありがとうな」

先生はただそう言うのでした。

その後、二人は特に関わることも無く始業式を迎えます。

すると生徒が九先生がカウンセラーを辞めると噂していました。

丸ちゃんに事情を聴きに行くと、あれ以来、先生は入退院を繰り返していて体調が悪いようです。

原因も特に分からないらしく、アゲハはせめて何か差し入れたいと思い上着を買いに行きます。

するとそこで福引の1等、ペア旅行券が当たります。

ですがその場所はアリサが亡くなった場所でした・・・

たまたまあった蘭さんにそのことを教わったのですが、家に帰ると偶然にもハナも同じ福引を当ててきていました。

それなら一人分追加して家族5人で行こうと言うことになりますが、アリサさんの話を聞いたアゲハはとても行く気になれません。

しかし、突然バイト先の店長が病気で休業することになりポカっと予定が空くのです。

「呼ばれてるんじゃないの?この土地に」ハナにそんなことを言われ行くことを決めるアゲハ。

亡くなったのは川だと聞いていたので、それっぽいところで線香をあげます。

辺りはかなり濃い霧に包まれていたのですが、ふと横を見るとレナさん??

彼女が指さす方に引き寄せられるように歩いていくアゲハ。

その時!!足を踏み外して崖下に落下してしまうのでした・・・

アゲハが居ないことにハナや両親たちも気が付き辺りを探します。

しかしどこにも見つからず、会ったのは線香をあげるときに外した帽子だけ・・・

両親は捜索依頼を出し、その話は先生にも伝えられるのでした。

一方アゲハは落ちた崖を登ろうとしていましたが、ぬかるみで滑り思う様に行きません。

携帯は圏外で足もケガしてしまいました。

”もうヤダ!怖い誰か助けて・・・”

そんな願いに答えるように携帯が鳴ります。

電話の相手は先生?

パニックになっているアゲハは先生の声を聴いて徐々に落ち着きを取り戻します。

ですがさっきまでのは幻覚だったのでしょうか?すぐに電話は切れてしまい電波は圏外になっていました。

その頃、先生も遭難現場に到着します。

辺りが暗くなったところでいったん捜索は打ち切られ、明日まで待たなければなりません。

でもアゲハは先生の声を聴いたことで気力を持ち直し、持っている装備で何とか夜を超え、翌日は川を目指します。

先生も早朝からハナと一緒に捜索に出ました。

姉なら川に出るだろう。という助言を聞いて捜索隊とは反対方向へと向かいます。

アゲハは持ってきていたポカリを飲んで休憩していると少しウトウトしてしまい目が覚めると辺りはポカリに集まった蝶が沢山いました。

それに導かれるように古びたバックを見つけたアゲハ。

中には持ち主の身分証が!?

そこに書かれていた名前は”北島ありさ”先生の元恋人の名前だったのです。

さらにカバンを探ると、一枚の短冊が入っていました。

”颯人がいつも笑顔でいられますように”

そう願いを込められた短冊。

アゲハは自分がこの場所に来たのはこれを見つける為だったのだと確信します。

ですが次の瞬間!!アゲハの頭上から、崩れた多数の岩が落ちてくるのでした・・・

近くまで来ていた先生、ふと先生の周りを飛ぶ蝶が??

まるで誘っているかのように飛ぶのでその方へと向かいます。

するとアゲハの水筒が見つかりました!!

その横には瓦礫に埋もれるアゲハが!?

「息が無い!!絶対に死なせてたまるか!!」

先生は二度とこの場所で恋人を無くしたくないと必死に人工呼吸します。

すると、願いが届いたのか息を吹き返したアゲハ。

彼女が真っ先に手渡したのはアリサさんの短冊でした。

彼はただ、それを握りしめて涙を流すのでした・・・

しばらく入院したアゲハはアリサさんのお墓で先生と再会します。

「なぁありさ、オレこいつを幸せにしてやっていいか?」

近くにいた一匹の蝶はその言葉を肯定し二人を祝福するかのように青空に飛び立っていくのでした。

感想

最期はオカルト的な要素もありましたが、キレイにまとまっていて満足のいく内容でした。

何よりやっとアリサさん公認という感じで終わったのが良かったですね。

漫画版は誰でも無料で読むことが出来るので、是非読んでみて下さいね。

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