七つ屋志のぶの宝石匣2巻

七つ屋志のぶの宝石匣2巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にして下さいね♪

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老舗ジュエリー店「デュガリー」で働きながら”赤い空を翔る鳥”の石を探す北上顕定。
宝石のオーラが見える特異能力を持つ志のぶと、今回も宝石にまつわる事件を解決するのですが!?

2巻|ネタバレ

宝石デザイナーの鷹臣から有馬家には”幸運をもたらす赤い石”があると聞き、秋元夫人の紹介で有馬家にやって来た顕定。

しかし・・・

「せっかく秋元さんの紹介で来ていただいたのに申し訳ないけど、私はもう宝石はいらないの。」

と話す満津子夫人。

娘の富子なんて、家計が苦しいからむしろ宝石を売りたいと言うのです。

有馬家は、代々政治家を多く輩出してきた名家であり、満津子夫人の夫・一雄氏も前政治の中軸で大臣まで勤めていた人でした。

ところが3年前、一雄氏が急な病で他界して以降、政界も混迷。

長女・富子と婚約していた父・一雄の秘書、小山田司郎は突然違う選挙区から出馬し当選。

引退した元福首相の地盤を引き継ぎ、その孫娘と婚約し帰らぬ人となったのでした。

現在、有馬家には満津子夫人と長女・富子(家事手伝い)と海外留学したまま帰ってこない長男の一征しかいません。

顕定は本当に”幸運をもたらす赤い石”があるのか疑うのですが、鷹臣は有馬家の長男から直接聞いた話なので間違いありません。

「どこに幸運があるんだ!?」

石のパワーなど信じていなかった顕定ですが、志のぶの能力を近くで見ていると信じたくもなるのです。

デュガリーでは買取をやっていないので、有馬家で預かったジュエリーは倉田屋へ持ち込みます。

やはり有馬家の宝石はどれも一流品ばかり。

志のぶはテンションがあがりっぱなしです。

どれも素敵な宝石なのですが、特に志のぶはパールのネックレスとブラックオパールのカフスボタンに良い気を感じ、「絶対に売らないほうがいい」と顕定に話します。

志のぶの意見を無視して全ての見積もりを出し満津子夫人に持っていくのですが、志のぶセレクトのパールとブラックオパールの2点は売りたくないと言うのです。

カフスは旦那様の大事な思い出のもので、パールは満津子の祖母から伝わるパールで富子に受け継いでほしいと思っていました。

しかし富子は宝石も家も全て売るつもりです。

「でも・・・まだ一征が帰ってくるかもしれないし。」と家を売ることを懸念する満津子。

「あんな奴戻ってこなくていいわよ!そもそも父が死んだのも私の婚約者が裏切ったのも一征があの”幸運の石”を持ち逃げしたせいよ!!」

富子の言葉を聞いた顕定は、急いで鷹臣に長男の居場所を聞きます。

一征は現在スヌーカーで活躍しロンドンで有名になっていました。

そして持ち逃げしたルビーを幸運の石と呼びキューに埋め込んでいます。

そんな中、一征が鷹臣に会いに日本にやってきます。

「俺と勝負しろよ鷹臣。勝ち逃げされたままじゃ気が済まねぇ。」

実は鷹臣、顕定と出会う前はスヌーカーのプロ選手だったのです。

勝負の結果はドロー。

約束通りキューに埋め込んでいるルビーを見せてもらうのですが、鳥の内包物はありませんでした。

”気”的にも普通のルビーです。

有馬家の赤い石も北上家の石とは関係がありませんでした。

「顕ちゃんと、鷹さんの関係って何?」

顕定と鷹臣はロンドンで出会った石好き仲間。

その二人が”幸運の赤い石”を探していることは志のぶも知っていました。

宝探しをしているようで一見微笑ましいのですが、顕定はそんな爽やかな人ではないと知っています。

鷹臣もプロのスヌーカーの選手だったのに、急に宝石デザイナーになった。

まではいいのですが、なぜ顕定となのか疑問でした。

「スヌーカーって隠すって意味があるんだ。僕はその隠すための球みたいなものかな。」

鷹臣はそう答えるのですが、志のぶはますます分からないのでした。

続きは漫画で♪

感想

質屋と宝石ってドロドロの話になりそうなのにならないのが良いです。

それはきっと志のぶちゃんが利益度外視で本当に宝石やその持ち主のことを思ってやれるからだろうな。

宝石で幸せを運ぶって素敵。

ネタバレでは1話分しか書けていませんが、他にも遺産相続のお話などなど全部面白かったです!

全話読みたい方は、無料で読む方法を参考に漫画も読んでみて下さいね(^ω^)

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