黒伯爵は星を愛でるの4巻ネタバレあらすじや感想を紹介しています。
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18話から23話
クリスマス以降、キスもしてくれないエスター。
それならばとレオンは復活祭(イースター)を利用してとあるゲームを提案します。
屋敷の使用人たちを全員集め、家の中に隠した”イースター・エッグ”を見つける宝さがしです。
タイム上位から順に給金に特別手当を約束し、最下位の人はレオンの言うことを一つ聞く。
エスターが最下位になったときはもちろんキスです。
使用人たちはお金が貰えるなら、と躍起になり案の定、欲が無いエスターが最下位になるのでした。
レオンの希望通りの結果に口づけをするエスター
ですが心では”仮初の私がこれ以上彼を求めてはいけない”と心にブレーキをかけるのでした。
そんな二人の前に現れたのは許嫁と名乗る女性レベッカでした。
容姿端麗で立ち振る舞いもまさしく貴族という感じで自分とは段違いだと感じさせられてしまうエスター。
ですがそんな許嫁の前でもレオンは「俺の妻にちょっかい出すな」と堂々と宣言してくれます。
実は彼女は社交界では”青薔薇”と称されるレディキラーだったのです。
遠縁である彼女は当然、ダンピールであるエスターの事も知っており今回は様子を見に来たようです。
付き添いには先日からエスターの事を毛嫌いしているリチャート叔父もおりすでに嫁として娶ると開き直っているレオンに小言を言います。
不安になったエスターがさっきレオンとキスした場所で涙を流していると彼が優しく後ろから抱きしめてくれます。
「あなた以外を妻にする気はない。居場所がなくなると心配する必要は無いよ」
レオンがそう言ってくれているにも関わらずエスターはまたもそれが営業トークなのだと勘違いし「仕事ばかりじゃなく結婚のことも考えて下さい」と一線を引かれてしまうのでした。
”私は私の仕事を纏うしなければ”
何に触発されたのかそう思ったエスターはレベッカにレディになるためのレッスンを付けて欲しいと願い出ます。
社交界デビューに向けて恥ずかしくないようにレベッカも住み込みで教えてくれます。
貴族にとって正式な社交界デビューとは王室の方々へのご挨拶をする儀式でそれにはウェディングドレスのような宮廷衣装を着る必要があります。
長い裾を優雅にさばく姿を身に付けなければならず、エスターは徹底的に練習します。
いよいよ社交シーズンとなりロンドンへとやってきたエスター。
別荘ではレオンと扉一枚隔てているだけでいつでも行き来出来る作りになっています。
レオンと一緒に街へ出かけたり、レッスンに追い込みをかけたり充実した毎日を過ごすエスター。
しかしある日、リチャードが訪ねてきてこう言います。
「このウィンターソン家を出て行ってはくれまいか?」
一族の総意でそうなったと、力ずくは本意では無いのであくまで自ら。
その後の居場所も用意してくれるとのことでしたがエスターはそれを断り、空きがあればメイドをとして雇ってもらえれば十分だと言います。
”社交界デビューが終わればお屋敷を出る”
覚悟を決めた彼女の最初で最後の花舞台は無事終わります。
「お帰り俺のかわいいレディ」
正式に貴族となったエスターを出迎えるレオン。
拝謁の様子を伺うと一つおかしなことがあったと報告します。
「名前が違ったんです。レニー公爵では無く、ギルモア公爵と・・・」
その名前を聞いて表情をこわばらせるレオン。
しかし、その理由を教えてくれることはありませんでした。
そのまま夜を迎え、いよいよ決行の時です。
リチャードから手渡された睡眠薬を使いレオンが眠っているうちに姿を消す。
レオンは全て気が付いているようですがあえて睡眠薬入りの紅茶を飲み干します。
睡魔に襲われるさ中最期の想いを伝えます。
「どこへも行くな、傍にいてくれ、エスター 俺はあなたの事を・・・」
そう言いかけて眠ってしまいます。
既にエスターの心は決まっており、すぐに彼をベットに眠らせると屋敷へ来た時の服に着替えます。
「さよなら、伯爵さま」
もう二度と彼と会うことは無いだろう。と最期のお別れを言い彼女は扉を閉めるのでした・・・
感想
もう、本当に鈍感すぎるエスターにモヤモヤしちゃいます!!
貴族と平民ってそれほどまでにかけ離れた存在なのでしょうね。
お貴族様が私の事を好きになる筈が無い、という意識が刷り込まれているようです。
屋敷を出て行った彼女ですがここからもう一波乱あるようです。キーは拝謁の時に出たギルモア公爵!?
続きは無料で読むことが出来るのでこの方法を使ってみて下さいね(*^▽^*)