野獣は激しく奪う9巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!
※無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
さまざまなトラブルを乗り越え、ついに赤城から有紗にプロポーズ!
結婚がリアルになってきたそんなある日、赤城が新規に取引をしたいが断られている珈琲店が自分の元カレの実家と知った有紗は、元カレからの”取引”を承諾してしまい・・・!?
9巻|ネタバレ
市橋とキスをしているプリクラを赤城に見られてしまった有紗。
赤城は上司として大人な対応を見せるのですが、市橋は「親父と赤城の仲を取り持つといったらほいほいついてきた」と誤解を招くような言い方をします。
市橋に会いに行ってしまったことを有紗は後悔します。
今この場で断ったことを100%証明できないからです。
「私は裏で何かしなくてもどうにかなると信じてました。今でも信じてます!」
キスだってしてるし、分が悪いことも分かっています。
だけどこれだけは信じてもらいたいのです。
「なぁ、有紗。今すぐここでオレにキスできる?」
突然プライベートモードになる赤城に驚く有紗。
赤城は市橋の目の前で有紗に堂々とキスをします。
「とりあえず消毒。続きは2人の時にな。」
赤城たちが欲しいのは市橋の父親の腕であり、市橋息子ではありません。
「楽しいか?他人の看板で勝負して。」
赤城はそう言い残し有紗を連れてその場から去るのでした。
その後、有紗から市橋の話を聞き大体を理解する赤城。
市橋父は息子がひそかに珈琲の道を志していることを知らず、無理やり店を手伝わせていると思っているのです。
事情を聞いた有紗も合点がいきます。
市橋の珈琲のおかげで飲めなかった珈琲が好きになったのは、父への敬意と愛情があったからなのです。
そして赤城は、最後にもう一度だけ市橋珈琲店に。
市橋父の気持ちはやはり変わることなく、赤城は最後のお別れを告げ去ろうとします。
引き止めたのは息子でした。
「オレが手伝う!オレが手伝うからやらせてくれって言えよ!親父の豆もっとたくさんの人に飲んでもらえるチャンスだろ!」
父は息子が「家を継ぐ」と言い出すのをずっと待っていたのです。
そうして市橋珈琲店は仕事を受けてくれることになりました。
ひと山超えた赤城は約束通りその夜有紗を抱きます。
乱暴に欲望のままに有紗の身体は刻まれます。
このままずっと繋がっていたい。
赤城さんだけの私、私だけの赤城さん。
実は赤城にはもうひとつ山がありました。
それは南急百貨店からのヘッドハントの件です。
赤城はベルギーフェアのアドバイザーを辞めることを決意していたのです。
その事を知った南雲は納得がいかず赤城に会いに寮にやってきます。
赤城が留守だったので有紗が対応するのですが、2人の関係を知っている南雲は有紗に同調を求め赤城をおとしめる言葉を言ってきます。
「長峰さんて赤城さんをどういう人だと思います?デキるふりして大いなるおマヌケさんとか考えた事ありません?」
有紗はすぐに悠人のことだと分かりましたが、「だから何?」という感じ。
赤城自身が悠人を大切に思っているのならば、それでいいと思っています。
南雲が赤城に対して純粋な好意を持っているのなら、やきもきしながらも見守るつもりでした。
でもそこに悪意があるなら話は別です。
「大切な人が傷つくのを見て黙って見ていられるほど、私人間出来ておりませんから!」
赤城に悪意を向ける南雲に対してつい声を荒げる有紗。
そこに赤城が戻ってきてバトンタッチ。
「君は内原倫也くんを想ってた。倫也くんはずっといとこの佳世を慕っていた。佳世はそんな倫也くんを弄んでそうして生まれた子が悠人だ。だから君の矛先は悠人に向いた。」
南雲が佳世を恨むのは理解できるが、悠人に罪はありません。
それに今日は有紗まで巻き込もうとしました。
赤城に近づいたのは、赤城を手に入れれば佳世も南急の人たちも唇を悔しがるから。
よりどころだった倫也への決定的な失恋が、南雲の歪んだ悪意を生んだのかもしれません。
「君はオレの大切な人たちを傷つけようとした。だからオレはもう2度と君に会いたくないんだ。」
仕事に対して強い責任感をもっている赤城にとっては、今回は苦渋の決断でした。
有紗は元気のない赤城を元気づけようとします。
「今度のお誕生日旅行、私一生けんめい赤城さんのおもちゃになりますね。」
そうして赤城の誕生日のお祝いは温泉旅行に決定です。
いつものように有紗にかぶりつく赤城ですが今日は赤城が主役!
有紗は赤城に気持ち良くなってもらおうとするのですが、結局「存在自体が最高のプレゼントだよ」と赤城に主導権を握られています。
2人は晩ごはんを食べそびるほど何度も愛し合います。
そんな中、有紗の弟(羽衣)と鉢合わせます。
羽衣は姉に借りたお金を返すために週末こっそり旅館でバイトをしていたのです。
ドがつくほどシスコンの羽衣は、赤城との交際を大反対!
さっそく両親に電話して赤城と会わせるように手配します。
急遽、有紗の実家へ挨拶へ行くことに。
「そいつはバツイチ子持ち!大事な娘の嫁ぎ先として認めちゃダメ!」
羽衣は両親の前でズバズバ離婚の原因について聞いてきます。
もともとこれから家族になるなら知っておいて欲しいと思っていた悠人のことを赤城は正直に打ち明けます。
「息子への愛情は変わりません。今も法律上は自分の子供です。」
羽衣は批判するのですが、有紗はもしも赤城が今まで大事にしてきた息子を、血がつながってないからと一切の縁を断ち切ってしまうような人ならこんなにも好きになっていません。
そんな赤城だからこれから先色んなことを一緒に乗り越えられると信じることができたのです。
赤城の誠実で暖かい想いを知った両親は大賛成。
悠人のことも赤城のことも快く受け入れ、2人の交際を認めてくれます。
羽衣も言い過ぎたこと反省。
その頃、赤城の携帯に佳世から電話があります。
「どうしていつも電話に出てくれないの。お願い私ともう一度やりなおして、悠人のために・・・」
元嫁・佳世から復縁を求めるメッセージがあり・・・!?
10巻へ続く
感想
予想通りあんなキス写真を見たくらいじゃ揺るがない2人!
むしろどんどん愛情が深くなって、今回もいちゃらぶいっぱいでしたよ♪
そして今回はバツイチ赤城の過去の秘密が明らかになった巻でした。
南雲さんのことをただただ嫌な女だと思っていたのですが、歪んでしまった理由が理由なだけに少し可哀そうな気もしました。
それが赤城や悠人くんを傷つけていい理由にはなりませんが・・・。
それにしても元嫁のやることがえぐいなー。
子供を利用するなんて同じ女として許せません。
漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね♪