ハレ婚。16巻

ハレ婚。16巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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春、ついに伊達家にとって第一子となる男の子(麟之介)が誕生しました。
我が子を愛おしそうに抱きかかえる龍之介をみて、思わず涙を流す小春。

喜びにあふれかえる親族たちの様子とは裏腹に、自分でも理解できない感情が小春の中に産まれて・・・!?

16巻|ネタバレ

麟之介が生まれて一カ月が経ちます。

積極的に子育てに協力する小春ですが、やはり本当の母親ではないので麟之介をうまくあやすことができませんでした。

龍之介とゆずと麟之介を見て孤独感を感じる小春。

そんなある晩、小春が眠っていると龍之介が夜這いにやってきます。

「今日は小春ちゃんの気分だなぁ。」

今日はゆずの日。

ルール違反をし罪悪感でいっぱいのはずなのに、どうしてか小春はすごくドキドキしていました。

これってもしかして優越感・・・?

龍之介も小春が最近自分やゆずを恨めしそうな目で見ていることに気づいていました。

「僕がゆずや麟と幸せそうにしてるのが許せない?」

龍之介はいつものように意地悪なことを言って小春を追い詰めます。

「僕がルールを破ってまでキミを抱きに来たのがそんなに嬉しい?だからもっと独り占めしたいって?それで明日キミはどんな顔でゆずに会うの?どんな顔で麟之介を抱くの?」

翌日、小春は龍之介の言葉がひっかかりゆずの顔を見ることができませんでした。

逃げるようにお店へ向かいます。

途中、農作業をしているうららに会うのですが、ここでもゆずの話題になり複雑な感情に。

キラキラしているうららが眩しくて真っすぐ見れませんでした。

自分が「キタナイ女」に思えて辛いのです。

その頃、ゆずは麟之介と公園へ行く途中、ハレ婚際で見た安藤真鈴に会います。

真鈴はかなりやつれていてハレ婚をしたことを後悔していました。

第一夫人が旦那との子供を産み嫉妬をしているのです。

「あんのクソババァ絶対許せない!!どーせ外で作った子供だし!!」

真鈴は公園でワンカップを飲みだしゆずに愚痴り始めます。

ゆずも最近の小春の様子から他人ごとではありませんでした。

小春もあたしの前では隠してるけど、嫉妬でいっぱいなんだろうな・・・。

だから少しでも小春の心が楽になるのなら、ルール違反もいいと思っていました。

一方、お店でふてくされている小春。

母は「喧嘩なんてしてないで早く孫でも抱かせてほしいものだわ」と言います。

母にとって麟之介は可愛いけどやはり”孫”って感じはしないのです。

母は悩んでいる小春にアドバイスをします。

「あんたはさ、麟ちゃんのこと本当に大事にしてるんだろうしそれは立派だけど、やっぱりママはゆずちゃんなんだと思うよ。」

一人でこんなとこに来ているのがなによりの証拠でした。

ママなら身も心も赤ちゃんから離れられないことを母は知っているからです。

「わかってるよ、そんなこととっくに。でもそれを認めたらあたしは何なの?ただ邪魔なだけじゃん・・・!」

その時、ゆずから緊急の電話がかかってきます。

麟之介が高熱で嘔吐を繰り返しているのです。

小春はすぐに駆け付けるのですが、麟之介が突然痙攣をし始めました。

激しく動揺するゆずを小春は冷静な判断で落ち着かせようとするのですが、ゆずは最悪の事態を想像しパニックに。

麟之介は救急で病院に運ばれ熱性けいれんだと診断されます。

麟之介が無事だと分かるゆずですが、それでもまだ震えが止まりませんでした。

「小春がいてくれて良かった・・・。」

小春は帰りの車の中でゆずに謝ります。

ゆずは「何も言わなくていいからこれからは何でも言って」と小春に言うのでした。

ゆずの誕生日と麟之介の半年祝いを兼ねて4人で温泉旅行に行くことに。

今回は温泉の他に小春にはもう一つ目的がありました。

それは龍之介の父(伊達義之介)と龍之介を会わせることでした。

「麟のこときっと喜ぶと思うよ。それにあたしも会いたいな!旦那のお父さんだもん。」

小春にそこまで言われ龍之介も会いに行くことを決意。

実は龍之介も父に会ったら言ってやりたいことがあったのです。

ずっと証明したかったんだ。
僕は幸せだと。

義之介は父さなボロイ家に一人で暮らしていました。

義之介は龍之介を見ると無言で湖の近くに誘導します。

線香をたき湖に向かって手を合わせる義之介。

そのそばには義之介とおそろいの結婚指輪が置いてありました。

義之介は最後に麟之介の頭をポンとして「似てねぇな」と呟き帰っていきます。

父との再会を果たした龍之介は、それからさらにピアノにのめり込みます。

新たに書き下ろした曲「水面」が話題の戦争映画に起用され、「だてのすけ」は再び脚光を浴びることとなります。

それがここ3年で一番大きな伊達家の話題。

ばっさりと髪を切ったゆずとやんちゃな3歳の麟之介。

そして台所に立つショートヘアの小春。

龍之介は忙しくてほとんど家に帰れないでいました。

あたしだけ甘えるなんてできない。
誰よりも龍が一番我慢してるはずだから。

小春は一人で不妊治療のため産婦人科に通っていました。

きっともうこの時には始まっていたのです。

崩壊が・・・。

17巻へ続く

感想

小春の立場からするとそりゃモヤモヤするわ、と思いました。

嫉妬、孤独感、疎外感を感じてあたりまえ。

でもそれが分かっててハレ婚したんだから乗り越えないといけない壁ですね。

ゆずの大人な対応で2人に確執ができなくて良かったです。

ゆずは本当に良きハレ婚妻だなぁ~と感じました。

ワンレンボブも似合ってるし前の髪型よりさらに可愛い♪

うまくいっているかのように見える家族ですが、ラストの意味深な予告は一体・・・?

ネタバレでは省略しているエピソードもあるので、ぜひ漫画も読んでみて下さいね(*^▽^*)

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