さんかく窓の外側は夜3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
幼い頃から「霊を視る」能力に長けている主人公の三角ですが、除霊の仕事はまだおっかなびっくり。
今回は、冷川と三角に無邪気に絡んでくる英莉可の”呪い”を操る日常が明かされます!
3巻|ネタバレ
今日の依頼内容は、「池がおかしい」という相談でした。
依頼主の話によると、具体的に何があるというわけではなく、とにかく気になる夢を見るのだそう。
毎晩池でオフィーリアのような死人を見ている夢です。
そこで三角が池に入り(ルアーの役割)、調べてみることに。
案の定霊に足を取られ、冷川が引きあげます。
依頼主に憑いていた霊は追い払うことが出来たのですが、霊はまだ消えていません。
撃退できたはずなのに、あえて中途半端に終わらせた冷川に、すっきりしない三角。
「とても強いからただ壊してしまうのはもったいない。」
その冷川の言葉の意味が三角にはわかりませんでした。
ある日、三角は冷川の実験台にされてしまいます。
英莉可の猿真似をし、呪いをかけようとしているのです。
「呪いというのは、耳目から入って口から出ていく。口から出ると強くなる。それをきみで試してみたい。おもしろいのを思いついたんですよ。」
冷川が自分のことをどうしようとしているのか、色々考えた方がいいのに、思考を奪われ何も考えられない三角。
考えられない。
いつから?最初から?
多分考えなきゃいけないのに、考えたくない。
一方、英莉可は父の指示で仕事をこなしていました。
仕事が終わり、父と”先生”(英莉可の父と懇意にしている謎の人物)の元へ。
英莉可は先生のことを恐怖に感じていました。
先生に会うと死んだときの記憶が蘇るのです。
ある日、捜査に行き詰った刑事の半澤が冷川に助けを求めにやってきます。
理由も分からず突如行方不明になった失踪者たち。
彼等の最後の目撃場所は全く同じ”場所”でした。
失踪者同士に関連誌は無く、土地にも因縁もなし。
冷川は行かないと言うので、仕方なく三角が一人、半澤についてその現場に向かいます。
場所につき、様子がおかしいので、冷川に連絡をする三角。
「三角くん電話ありがとう。お手伝いしましょう。声を聴いて私をきみの中に入れて。」
すると三角の身体が冷川に乗っ取られます。
三角の身体を使って冷川は、例の場所の前に結界をはります。
「変です。とても。故意に作られた場所?」
実はその場所は、先生と英莉可が故意で作った”罠”だったのです。
罠だと気づいた冷川は、すぐに半澤に撤退を指示します。
三角はそのまま気を失ってしまいました。
三角がそこで見たものは”箱”でした。
「あれは母さんの宝石箱だった。」
なぜ母の宝石箱なのか?
気になった三角は、母の宝石箱を開けてみてみます。
それは三角の父がくれたもので唯一残せたものでした。
母は、三角にその中の天然石をプレゼントします。
アクセサリーなど身につけない三角ですが、母の好意を受け取り、携帯のストラップにすることに。
そんな中、半澤に頼んでいた失踪者が多発する場所の資料を貰います。
「私の作ってるのと混ざると危ないかもしれないから気を付けて」と忠告する冷川。
冷川も似たようなものを作っていると知った三角は、食いつきます。
「待てよ、あれって悪いモンだろ?」
三角には毒を溜めておくダムのように見えたからです。
冷川は悪びれる様子もなく淡々と、今は清掃業だけどそのうち「汚して片づける」の両方したいと話します。
「汚すってのは、呪うって意味か?」
「経済的でしょう?」
三角は冷川の考えが理解できず激怒します。
「あんた本当はどんな人間なんだよ!?」
すると冷川は自分の核心を三角に見せます。
目の前は真っ暗で一人の少年が立っているだけでした。
「何か見えた?見えてそれできみには私のことが分かるのかな。」
わかってもわからなくても、冷川にとってどうでもよくても、三角は冷川のことが知りたいのです。
4巻へ続く
感想
今巻では、”先生”と呼ぶ謎の人物が登場しました。
英莉可の父と懇意していて、英莉可に呪いをかけさせている黒幕のよう。
しかも三角の父親を匂わせているからびっくり。
冷川もどんどん怖くなっていってるし。
冷川に対して腑に落ちない三角も孤独ではない自分を知ってしまったから、冷川から離れ難くなっている感じ。
私は信じない側の人間ですが、霊能力者が可哀想で仕方ないです。
すごく面白い漫画なので、ぜひ読んでみて下さいね(*ノωノ)