太陽が見ている(かもしれないから)8巻

太陽が見ている(かもしれないから)8巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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楡のことがまだ好きだと気付いた岬は、飯島(弟)との別れることに。
楡も日帆と飯島(兄)のLINEの内容を知り、日帆に別れ話を。

拒否する日帆ですが、ついに別れを受け入れます。

一方、飯島(兄)が、楡にとって岬がどう見えているか問うと、「まぶしくて目が眩む」という返事が・・・!

最終回|ネタバレ

楡との別れを受け入れた日帆は、家に引きこもってしまいます。

心配した日帆のおばさんは、楡を頼り連絡するのですが、楡にはどうすることもできません。

一方、岬は飯島(弟)と一緒に猫の里親会へ。

弟は日帆にキツイことを言ったこと気にしていました。

しかし岬は、飯島(弟)のことだから脈絡のない悪口ではないと解ります。

「きついことを言っても、それが本人の前でならその人のためを思って言ってることでしょう。」

弟は岬の背中を押すのですが、岬には楡の元に行くことなどできませんでした。

多分この世で一番日帆の気持ちが分かるからです。

このままじゃずっと膠着状態。

岬はついに楡と離れることを決意します。

一方、学校にも行かず引きこもりが続いている日帆。

そんな日帆の元に飯島(兄)が現れ、日帆を無理やり外へ連れ出します。

突然のことで驚いたおばさんは、楡に助けを求めます。

楡は「友達だから大丈夫」と説明しおばさんを落ち着かせ、日帆とずっと一緒にいられなかったことを謝ります。

「日帆とずっと一緒にいられなかったことごめんなさい。自分で変わろうとしない限り日帆はそのままです。」

それはおばさんも分かっていました。

「だから楡くんが必要だと思ってあたし達は、廣瀬の息子のあなたを歓迎したんじゃないの!」

楡は恨まれるのは慣れています。

でも本当に日帆の幸せを思うのなら、自分ではダメなのです。

楡と離れることを決意した岬は、楡に会いに行きます。

「楡、あなたあたしの太陽だよ。あたしたち眩しすぎるね!楡、ありがとう。ばいばい。」

飯島(兄)に連れ出された日帆。

兄は、日帆がずっと大事そうに握りしめていた楡に貰った岬とおそろいのニコちゃんのストラップを川に投げ捨てます。

それから日帆は吹っ切れたように、楡との思い出のものをどんどんゴミ袋に突っ込んでいきます。

一方、父に呼び出された楡は実家にいました。

父は糖尿病網膜症で視力が低下しており、足の痺れもひどいので車椅子でした。

「おまえ結婚する気ないか。結婚しなくてもいいからこの家継がねぇか。」

しかし楡は家など要らないので即答で断ります。

父はフラットハウスをあげた時の喜んでいた楡を思い出ししみじみ。

楡は帰り際、「あんたの事は大嫌いだけど、この家に一度もよその女連れ込まなかった事だけは認めてやるよ。」と言い実家をあとにします。

岬は喫茶店のママが動けなくなったので、お世話をすることに。

弱っているママのために、岬が支えてあげることに。

そんな中、日帆のおばさんが胃潰瘍で倒れてしまいます。

おばさんは楡に酷いことを言ったのを気にしていました。

楡は「恨まれるのは慣れてる」と言っていましたが、おばさんは楡のことを恨んでないし、恨むわけがありません。

言ってしまったことはもう取り消せないけど、それだけは伝えて欲しいと日帆に頼みます。

「私はおばさんとは違う。私は恨む。恨んで恨んで恨んで思い出して、幸せをくれた楡に感謝します。」

その頃、岬はレバサンと一緒にママの家に行こうとしていました。

すると岬の前に楡が現れます。

「岬っていつ呼ぼうかと思ってるうちに・・・こんなに経った。」

楡は岬を抱きしめます。

2人でママの家に行くと、今度は岬に日帆から「会いたい」と連絡があります。

どんな顔をして日帆に会えばいいのか分からず、不安いっぱいの岬。

すると楡が岬にキス。

「また離れていかないようにずっとずっと長い間・・・ありがとう。」

日帆と岬はお互いに笑っていました。

そして日帆は涙を流しながら「楡を幸せにしてあげて」と頼みます。

「あたし幸せだよ日帆!知ってる?幸せってね”幸せ”って思ったらもう幸せなんだよ。」

それから日帆はとりあえず一休みのため休学することに。

飯島(兄)は就職浪人を決めて沖縄の製糖工場の手伝いへ。

岬と楡はもう一度同棲を始めることになります。

2人でボロ屋を修復しながら、汚れを歪みを亀裂を穴を塞ぎ、埋めていきます。

その後、日帆は飯島(兄)のいる沖縄へ。

昔、生きづらさに溢れていた小さな世界は、どうしようもない隔たりも越えられない境界線もどんどん曖昧になって光が射して・・・。

完結

感想

途中鬱々とした展開が続いていましたが、やっと3人が前を向いた最終巻は、太陽が燦燦と照らす明るいものでした。

読み終わると暖かくてホッとしました。

楡がようやく自分の気持ちを認め、日帆も楡から離れることを受け入れて、収まるところに収まり大団円。

飯島兄弟は最後まで良い人たちで彼らの存在が光っていました。

飯島(兄)と日帆の沖縄生活覗いてみたかったなあ。

岬もどんどん魅力的になっていくしね!

ラスト、楡と岬があの家で寄り添っているワンシーンが描かれていたのが嬉しかったです。

欲をいうならばあの家で暮らしている岬と楡がもっと見たかった!

面白かったので、気になっていた方は、ぜひ無料で漫画の方も読んでみて下さいね♪

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