七つ屋志のぶの宝石匣8巻

七つ屋志のぶの宝石匣8巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪

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今巻ではついに謎のバイヤー虎徹が登場します!
想像とは違うキャラですぐに好きになりました♪

ではここから8巻のネタバレです。

29話

ある日、デュガリーにブライダルフェアで「乃和」が付けていた麦の穂のダイヤのティアラが欲しいという客がやってきます。

しかしそのティアラはフランス本社所蔵のコレクションで非売品。

その節を伝えると、「じゃあこれと同じか、似たデザインを注文で!」と頼まれます。

同じようなティアラを作るには3千万は下りません。

いくら岩崎製粉の創業家の御曹司・岩崎浩太郎さんと、酒上製薬のご令嬢・酒上杏花さんといってもポンと出せる金額ではありません。

酒上製薬・社長は行方不明の叔父・北上義実の友人。

まだ一度も話が聞けていない叔父さんの旧友だと気づいた顕定は、この仕事をうまくまとめて親に会う機会を作ろうと考えます。

しかし彼女の杏花さんとは反対に、彼氏・浩太郎さんは、ティアラを作るのに気乗りしていない様子。

ため込んでいた不満が爆発し、大反対をしています。

「彼女とは2年ほど付き合ってきたけど、本当に普通の子だった、金銭感覚が。」

「なのに結婚を決めた途端、ブランドでティアラを作るとかがっかりだ!!」

しかし顕定には杏花さんが自慢や虚栄心でこのティアラを選んだとは思えませんでした。

杏子さんが麦の穂のティアラに拘っていたのは、彼の家が製粉会社だからでした。

豊穣と繁栄のシンボルである麦の穂のティアラは、まさに麦を扱う浩太郎の会社にぴったりだと思ったのでした。

浩太郎はティアラの値段にひるみ彼女の素晴らしさを忘れてしまっていたことを反省。

”金”に囚われていた愚か者は自分だと気付くことが出来ます。

結局、乃和がつけていた麦の穂のティアラは特別にレンタルされることに。

なぜなら顕定が酒上照正に会いたかったからです。

照正に石友達が映っている写真を見せてもらった顕定ですが、その写真には秋元夫人が映っていました。

秋元夫人は行方不明の顕定の叔父・義実の知り合いだったのです!

30話

タイミングよく秋元夫人から顕定に友人(有名企業の社長夫人)の紹介が連絡があります。

秋元夫人に紹介され小野山さんのお宅へ。

小野山さんからデュガリー本店で買ったサファイヤリングのリングのお直しを頼まれるのですが、持ち帰ってみると偽物(合成)でした。

その節を伝えると、小野山さんはクレームをつけ顕定のことを石を入れ替えた犯人扱いしてきます。

さらにお月見パーティーで顕定の悪評を言いふらしていました。

しかし京都のジュエリー店で、小野山が石の付け替えを依頼していた証拠をつきつけ、顕定の無実を晴らすことが出来ます。

「皆が私の紹介した外商より、秋元夫人の紹介した北上くんを選ぶから!」

小野山さんは、秋元夫人に嫉妬し北上を嵌めようとしたのです。

そんな小野山さんにも秋元夫人は優しくフォローしていました。

秋元夫人の宝石からも悪い気は感じないし、”敵”ではないはず。

そう思った志のぶは秋元夫人に直接、匿名で送られてきた押し花の栞について聞きます。

「北上義実さんと知り合いでしたよね!?顕定のことも知っていたんですか!?」

栞は秋元夫人の母が顕定のおばあ様から頂いたものでした。

倉田屋に匿名の手紙を送ったのは秋元夫人の母・吉井悦子だったのです。

2人は仲の良い手芸友達で母は章子を姉のように慕っていました。

秋元夫人も顕定の父が目当てで(憧れていた)よく母の手芸の会によく付いて行っていました。

弟の義実はよく遊んでくれて、秋元夫人が宝石好きになったのは、義実の影響です。

北上家の人達が消えてしまってから秋元夫人も陰ながら事件を追っていたのです。

「”春子”という女性についても何かご存じないですか?」

春子は義実の石友達で、合成ダイアを作っている研究者でした。

31話

タイから日本に帰国した虎徹。

お世話になった施設へ寄った後、銀座九庁目商店街へ。

馴染のラーメンを食べ鷹さんのお店へ向かう途中、自転車にひき逃げされたおばあちゃんを助けます。

腰を痛めたおばあちゃんを家まで送り玄関先でタイで買い付けしてきた宝石を見ながら雑談をしていると、偶然その様子を目撃した志のぶが”押し買い”業者と間違えて怒鳴りこんできます。

「ちょっとあなた!そのおばぁちゃんの宝石をどうするつもり!?」

虎徹の誤解は解けるのですが、実はおばあちゃん押し買い業者の被害者でした。

志のぶと虎徹は犯人が許せず、協力し周辺をパトロールをすることに。

するとある家の宝石を無料鑑定しているとちょうど押し買い業者がやってきました。

犯人は買い取るどころか、宝石を持ち逃げしてしまいます。

しかし犯人が持って逃げたのは悪い気の宝石で、外に出てすぐ自転車とぶつかって捕まえることができました。

32話

虎徹の名前を聞いた志のぶは、まさか・・・と尋ねます。

「川村さん、北上顕定を知ってますか?」

宝石バイヤーの川村さんは、やっぱりあの”虎徹”でした。

顕定は志のぶのことだけは虎徹にも削除して話していたようです。

警察帰りに2人は鷹さんのお店へ。

そして早速買い付けてきた宝石たちを見せます。

ルビーにピンクトルマリン、ピンクオパール、そしてガマントイドガーネット。

ガマントイドガーネットはダイアモンドに匹敵する輝きを持つ非常に希少な石で2CTともなると200万は下りません。

ある日バンコクの街中で3度目の車に引かれた虎徹。

いつもはひき逃げですが、その日はお金持ちの運転手で、慰謝料として高級時計をくれました。

その時計を売り、デマントイドを買ったのです。

そんな話をしているとお店にいた常連の女の子が話しかけてきました。

翌日、その子も一緒に御徒町に買い付けに行くことに。

しかし志のぶはその子の宝石から出ている悪い気が気になって仕方なく、2人についていくことに。

(虎徹さんを狙ってきてる人だったらどうしよう)
(わたしが守らなきゃ)

悪い気の原因は、二股でした。

志のぶが指摘すると女は開き直り志のぶのことを「気持ち悪い」と言い放ちます。

久々に「気持ち悪い」と言われ落ち込む志のぶ。

(あの変な色のまだらの気が恋と打算の気だとしたら)
(わたしは今どんな気を出しているんだろう)

(絶対見られたくない)

SNSで顕定と乃和がデートをしている写真を見てモヤモヤとする志のぶなのでした。

9巻へ続く

感想

ついに今まで謎に包まれていた宝石バイヤー・虎徹の登場です!

虎徹は想像とは違いとっても無邪気で可愛い奴。

愛され天然キャラが作品に明るさを加味しています。

北上家の問題も少しずつ真相に近づいてきていて、核心に迫りつつありますね。

ネタバレでは省略している部分もあるので、ぜひ漫画の方も無料で読んでみて下さいね♪

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