棘にくちづけ4巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
身も心も結ばれた蒼介と桜だったが、蒼介の弟・恭介が桜に興味を抱いてしまいます。
さらに蒼介の出生の秘密も明らかに。
しかし2人は障害を乗り越え、一層愛を深めていき・・・?
身代わりから始まった婚約、ついに完結です!
14話|椿との再会
ある日の取材で女記者からアプローチをかけられる蒼介。
近くで見ていた桜はヤキモチを妬くのですが、そのヤキモチも蒼介の一言で吹き飛びます。
「僕には婚約者がいます。まだ婚約発表はしてませんが近々する予定なんです。」
翌日、記事には”婚約発表まで秒読み”と書かれ公開されていました。
社内では社長の婚約の話でもちきりに。
取引先からの電話もひっきりなしで秘書課は対応に追われます。
そんな時、彼氏の仕事の関係で一時帰国した姉・椿が桜に会いにやってきます。
「桜、蒼介さんとほんまに結婚したいって思ってる?」
桜から望んで結婚したと聞いていた椿ですが、もしかして小山内家や自分のために犠牲になったんじゃないかと心配していたのです。
「大丈夫だよ。私は蒼介さんのことが好きで結婚を望んでるの。だから大丈夫!」
桜の気持ちを聞いた椿はホッと一安心。
今度は椿自身の結婚について聞く桜ですが、椿は桜のあとでいいと言っていました。
蒼介に気を遣っていると思った桜は、椿に「蒼介さんは大丈夫だと思う。」と伝えます。
「蒼介さんから椿お姉ちゃんを責めるようなこと聞いたことなんか一度もないし。」
すると椿は「蒼介さんらしいね」と微笑みます。
桜は前にも蒼介が同じようなことを言っていたのを思い出しモヤモヤ。
椿は帰り桜は蒼介の家へ。
蒼介はまだ帰っておらず代わりにペットシッターさんが来ていました。
口ぶりからシッターさんは椿と桜を間違えて話しているようでした。
(間違いない。私を椿お姉ちゃんと間違えたんだ)
(椿お姉ちゃんと何があったの?)
15話|あの日、ビルの隙間で
待っていると蒼介が帰ってきました。
蒼介に聞きたいことが山ほどあるのに、帰ってきてすぐ蒼介に弟・恭介から電話がかかってきます。
従兄叔父に捕まったらしく、兄と婚約者を呼べとしつこいらしいのです。(婚約の記事を見たから)
蒼介は桜に気を遣い1人で従兄叔父の元へ行くことに。
家で1人になった桜は姉と蒼介の関係を考えてモヤモヤモヤ。
姉に聞こうとする桜ですが、やはり蒼介に直接聞いてみることに。
(結局私が知りたいのは蒼介さん自身がどう思ってるかだ)
そして従兄叔父のいる本社へ。
叔父は蒼介の婚約者が小山内家の娘だと知ると大喜びして帰っていきました。
叔父が帰った後、桜は核心に迫ります。
「ペットシッターさんが間違えたんです。椿お姉ちゃんと私を。」
「私蒼介さんのこと信じてます。信じてるのに椿お姉ちゃんがマンションに出入りするほど蒼介さんは受け入れてたんだって思ったら急に不安になって・・・。」
「蒼介さんにとって椿お姉ちゃんってどんな存在ですか?」
きっとこれが一番聞きたかったことでした。
蒼介は出張先の京都で椿から連絡があり会っていました。
姉から一言も聞かなかったのは、蒼介から自分から伝えたいから黙ってて欲しいと頼まれたからです。
蒼介は桜を連れあるビルの隙間へ。
「この場所で椿さんと子猫を拾ったんだ。」
初めての顔合わせの日、最初に子猫の鳴き声に気づいたのは椿でした。
その子猫が今のペット・あずきなのです。
子猫は当時ガリガリで、2人は母猫を捜したのですが見つかりませんでした。
妹の柚が猫アレルギーなので、連れ帰ることもできず椿は困ります。
なので蒼介が一時的に連れて帰ることに。
しかし子猫は病気しがちで手のかかる子でした。
そしたら椿が「できる限り通ってお世話をします」というので合い鍵を渡し、ペットシッターさんと交代で来てもらっていたのです。
その合い鍵を返すために、今回椿から連絡があったのでした。
一通りの事情を聞いた桜ですが、まだ不安はぬぐえませんでした。
「蒼介さんは椿お姉ちゃんのこと好きだったんじゃないですか?」
正直”好意”は持っていました。
それは今でも変わらないと蒼介は正直に話します。
ただし”好意”の意味は変わりました。
あの頃は綺麗な人だと思ったしあずきの世話に一生懸命な姿にも惹かれていました。
だけど今は純粋に好きな人と幸せになって欲しいと思っています。
「信じてくれる?今の僕は桜のことでいっぱいいっぱいなんだけど。」
モヤモヤがなくなった桜は、家に帰りいつもより積極的に蒼介を愛します。
婚約発表まであとわずか。
16話|新年の準備
12月、年末年始は会合も多く他社の秘書の方とのスケジュールのやりとりも倍増し秘書課は大忙し。
お正月休みは、桜も蒼介の一族の集まりに顔を出すことになります。
年明け元旦。
「大丈夫、母さんのような想いはさせたくないから僕に任せて。」
蒼介はそう言いますが、桜は自分にも何かできることはないかと考えていました。
結婚式のことで一族が揉めているのを聞いた桜は、挨拶の時に「結婚パーティを辞める代わりに結婚式は今まで通り出席していただきたいです」と発言します。
結果的に一族の顔を立てた形となり喜ばれる桜ですが、一族からのプレッシャーはすさまじいものでした。
子供の話にまで発展し理想ばかりを押し付けてくるのです。
「そもそもできなかったら・・」と不安に感じる桜。
蒼介も子供が欲しくないと言えば嘘になります。
だけどできないからできないでいいと思っていました。
「柊グループのトップは代わりがいるけど、僕にとって桜の代わりは誰もできないんだ。」
「桜が何より大切だ。」
17話|ブライダルサロン
蒼介が取引先に婚約を報告しました。
そして社内にも。
嬉しいけどどうしても注目は避けられず恥ずかしい桜。
式の準備も始まるのですが、ドレスがなかなか決まりません。
結婚式の準備を進める中、例の更地の計画も進められます。
桜は秘書の仕事を続けるか、もともと希望だった開発部に異動し働くのか迷い始めます。
(今感じる秘書の仕事のやりがいと元々やりたかった仕事)
(私はどうしたいんだろう)
最終話|ふたりの未来
家で新婚旅行先を決めていると、様子を見に従兄叔父がやってきます。
叔父は桜が仕事を辞める前提で話をしてきます。
しかし桜は結婚しても仕事を辞めるつもりなどありません。
もしこの先子供ができて産んだ後も続けたいとも思っていました。
もちろんその意思を伝えると叔父は大反対。
しかし蒼介は桜の気持ちを尊重し見方をしてくれます。
「いつだって自分で選んでなんとかしようとする。ただ守られるのをよしとしない桜は意志の強い女性です。僕にしても彼女から多くの事を教えられた。」
蒼介はちゃんと桜の事を見ていてくれています。
だけど蒼介は知りません。
秘書の仕事を続けるのか迷っていることを。
(はっきりさせたい)
(私はどうしたいのか)
そんな中、都市開発について投書箱の設置が設けられます。
誰でも提案をしていいと聞いた桜はワクワクしながら計画を考え始めます。
そして自分の本当の気持ちに気づいた桜は、蒼介にその旨を伝えます。
「私、移動願を出します。」
「蒼介さんに寄り添って秘書の仕事を続けるつもりでした。だけど都市開発に関わりたい気持ちの方が強いんです。」
蒼介は更地の着工工事の話をした時からこうなる予感はしていました。
寂しい気持ちはありますが、桜が決めたのならと応援することに。
結婚式も無事終わり、子宝にも恵まれる2人。
柊グループの親族に猛反対されながらも、なんとか認めさせ社内託児所を設けることもできました。
育休に入っていた桜も今日から開発部に復帰です。
「桜、僕たちの子供を産んでくれてありがとう。」
完結
感想
お姉ちゃんとなにかあるの!?と途中まで不安でしたが、ドロドロ展開じゃなくてホッとしました。
ただ守られるだけをよしとしない桜の考え方は、同じ女性として見習いたい部分だなと感じました。
ちゃんと自分の意思がある人はかっこいい。
結婚して、子供にも恵まれて、望んでいた部署に異動出来て、文句なしの大団円!
良い終わり方でよかったです♪
漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね(*^▽^*)