虹、甘えてよ。2巻

虹、甘えてよ。の漫画を無料で読む方法と、2巻のネタバレ感想を紹介しています。

下校中、痴漢に襲われ男性恐怖症となった虹は、友人の岳にさえ恐れを抱いてしまいます。
唯一心を許せる男性は、ゲイだと告白してくれた日和だけ。

岳が好きな日和は、自分の気持ちを隠すため虹と付き合い始めたと嘘をつきます。
2人が付き合い始めたと勘違いしている岳は嫉妬心から絶対にしてはいけないことをしてしまい・・・!?

2巻のネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね♪

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次は2巻のネタバレです!

4話|高慢な偏愛

「ありがとうね。送ってくれて。」

お礼を言う虹に、岳は照れ隠しで「たまたま」だと言い目をそらします。

「でもよかったな。痴漢ですんで。レイプされなくて良かったって意味!」

岳は励ましのつもりでした。

しかし虹のショックは想像以上に大きく傷付けてしまいます。

「触られたぐらいで・・・とか絶対思わないで!!」

岳は虹を傷つけてしまったことに落ち込み日和に相談します。

虹にフォローの連絡を入れる日和を見て、諦めて良かったと改めて感じる岳。

(こんなカッコイイ男に勝てるわけない)
(虹の彼氏が日和でよかったんだ)

2人はゲーセンに行きホッケー対決をすることに。

すると昔岳にやられたことのある不良たちに見つかり絡まれてしまいます。
(岳は中学時代有名な不良だった)

不良たちをまき逃げ切った2人。

「これのせいだよ。眼鏡くんにやられてプライド傷つけられたんだよ。」

日和は岳の眼鏡を奪いからかいます。

眼鏡をとられた岳の視界は日和の顔さえもぼや~としています。

眼鏡を取り返すために日和を壁際に追い詰める岳。

そのシチュエーションにドキッとする日和。

翌朝、日和の了承を得た岳が虹を迎えにやってきます。

「無神経なこと言ったお詫びに送るぐらいさせろよ。」

その頃、学校では虹を襲った犯人が不敵な笑みを浮かべていて・・・?

5話|安心という罠

虹を乗せすごいスピードで駅に向かう岳。

しかし途中で警察に見つかり注意を受けてしまいます。

しゅーんとした表情の岳を見て大爆笑の虹。

しかし次の瞬間には満員電車に過敏になってしまい表情が曇ってしまいます。

電車を降りるとクラスメイトの女子に声をかけられます。

「いいなあ、虹。日和くんと岳くんに守ってもらえて。」

まるで「私も痴漢にあえばよかった」と言われたようで嫌な気持ちになる虹。

(痴漢にあってから被害妄想が過ぎる)
(変わりたくないのに)

今日の一限目は、桐生先生の数学の授業でした。

桐生先生の笑い方と痴漢された犯人の笑い方を重ねてしまう虹。

さらに桐生先生の右手に巻かれた包帯に気づきどんどん疑心暗鬼になっていきます。

虹の包帯が血でにじんでいることに気づいた桐生先生は、さりげなく虹を保健室に誘導し2人きりに。

虹はおそるおそる桐生の手のケガについて聞きます。

桐生の「油断して?」という返答に恐怖を感じ思わずのけぞって転ぶ虹。

倒れた拍子にスカートがめくれるのですが、桐生はとっさに目を伏せ気まずそうな表情を見せます。

犯人ならそんな反応するはずがありません。

(先生のわけなかった・・・)
(もーほんと何考えてんだろ・・・)

桐生の疑いは晴れホッと安心します。

手の包帯はカップ焼きそばの湯切りで火傷をしたと話す桐生ですが、実は虹を襲った時に噛まれた傷だったのです。

そんなことなど知らない虹は、桐生の甘いセリフについトキめいてしまいます。

6話|卑怯な勇気

桐生先生に「可愛い」と言われたのが嬉しくてさっそく日和に報告する虹。

しかし日和は桐生を警戒していました。

「オレ、ゲイだから断言できるけど桐生先生ってヤバいよ絶対。」

「女の妄想の中に出てくるキャラみたい。それか異常者。」

その頃、岳はクラスメイトの女子・美波に告白をされていました。

美波は、虹にふられた今がチャンスだと考えて岳を落としにかかってきたのです。

好意をむけられた岳は、ズンと気が重くなります。

(好きじゃないヤツから好かれたらあんな気持ちなんだな)
(虹も俺のことそう思ったのかな)

告白されたことを虹と日和に話す岳ですが、告白された相手の名前は気を遣い言いませんでした。

虹が教室に戻ると、美波が外堀を埋めようと虹に「協力して!」と頼み込んできます。

その様子を教室の外で聞いていた岳と日和。

「虹が付き合えって言うなら、確かに俺付き合うかもな・・・」

虹じゃないなら誰でもいいと思っていました。

それで虹が喜ぶなら、それが虹のためにできることなら、頑張りたいと思っていました。

しかし虹は美波の頼みを断ります。

「ごめん、無理。岳は誰かに告られてもそれを親友にすらバラさない人だよ。」

「それって好きって言ってくれた女の子を守りたいってことでしょ?」

「なのになんで関口さんはそんなシャイで優しい岳のことみんなに晒すの?」

虹は岳の気持ちを考えてはっきりと断ったのです。

岳が顔を赤くしていると日和が言います。

「お前が虹を好きだって白状するならオレは諦めてもいいよ。」

日和は、虹のことを好きじゃないことを打ち明けます。

雑魚(美波)が登場するという展開は予想してなかったので本気を出そうと思ったのです。

カッとなった岳は日和を投げ飛ばします。

「やっぱり岳は素直でクソ可愛いよ。」

7話|告白の影響力

教室の前で岳と日和の組み手が始まりました。

「謝れよ、虹のこと好きじゃないって言ったこと。」

「だって虹もオレのこと好きじゃねーし。」

日和の言葉に動揺した岳は、初めて日和に投げられてしまいます。

(今オレが好きだって言ったら、岳はどんな顔するんだろ?)

その頃、教師という立場を利用し虹のラインアカウントを入手し友達に追加する桐生。

そして虹に「怖くなければ車で送っていく」とメッセージを送ります。

勝ち気な虹はきっと「大丈夫」と答えるはず。

そこまで想定していました。

予想通り虹からは「平気です!ありがとうございます。」と返信があるのですが、なぜか放課後虹は桐生の元へ。

しかし岳が虹を日和以外の男と2人きりにさせるはずがありません。

結局、虹は岳に送ってもらうことに。

岳は虹への気持ちが抑えられなくなってしまっていました。

「お前のせいで日和の目を見れなくなった。お前のせいで毎日苦しい。」

「お前のこと嫌いになりたい。お前のことブスだと思いたい。お前がどこで何してるかとか考えたくない。」

その時、また不良たちに絡まれてしまいます。

虹の手を引き追いかけてくる不良たちから逃げ、狭い路地へと隠れる2人。

虹との距離の近さに理性が崩壊した岳は、思わずキスをしてしまい・・・!?

3巻へ続く

感想

頑張って変わらないでいようとする虹が見ていて辛いです。

武道をたしなんでいたって、気が強くたって、酷い性的暴行を受けたら精神的に辛いのは当たり前だと思う。

そんな虹の気持ちを理解しないクラスメイトは冷たいと感じました。

今巻では虹を襲った犯人=桐生先生が登場するのですが、この人本当に気持ち悪い。

これ以上虹が辛い思いをするなら耐えられません。

日和の気持ちは切ないし、岳の気持ちも共感できなくはないけど、最後のは絶対やっちゃあかんこと。

続きが気になります!

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