春待つ僕ら11巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
「恋愛禁止」の部則を変える条件は新人戦であやちゃん率いる鳳城を倒し優勝すること。
あやちゃんの怪我の療養を兼ね、みんなで行った温泉でそれぞれの想いを確かめた3人。
いよいよ運命の新人戦が始まります・・・!
45話|悪いイメージを払拭したくて
新年早々、大事な場面でスリーポイントを外し鳳城に負ける夢を見る永久。
悪いイメージを払拭するために、自主練へ。
すると他のバスケ部の部員も練習に来ていました。」
みんな新人戦に向けてやる気満々なのです。
新チームの結束も強まり練習三昧のバスケ部に、美月も見学に行ったりお手伝いをしたり、あっという間に過ぎてく毎日。
そして冬休みが終わると同時にいよいよ新人戦が始まります。
(大会が終わったらちゃんと私の気持ち聞いてもらう。2人に)
初戦を突破した清凌ですが、永久の調子はあまりよくありませんでした。
初夢で見た悪いイメージがどうしても抜けないのです。
しかし美月の見た初夢を聞きイメージが払拭されます。
美月の夢は永久が大事な場面でバシッとスリーポイントを決めて勝つ夢だったからです。
46話|いいわけないだろ
新人戦、本大会2日目。
清凌は2戦目も難なく勝ち進みます。
決勝リーグまであと一つ。
あや率いる鳳城も順調に勝ち進んでいました。
その日の試合であやが試合に出たのはラスト10分だけ。
しかしその10分で誰よりも歓声を浴びながら活躍して鳳城は一足先に決勝リーグ進出を決めました。
そして清凌も。
優勝をかけた決勝リーグは1週間後、いよいよ直接対決が決まります。
今日は新歓祭の委員会で集まる日。
マキはあやや永久との関係を美月に聞こうと思っていました。
美月をライバル視しているマキは、美月にいじわるを言ってしまいます。
「最近ウチらの間で噂になってるよ。美月ちゃんのこと。」
ズルい言い方ですが、別に嘘ではありません。
2人が喋っている間に、マキが委員長に決定していたのですが、嫌がるマキを見た美月が代わりに引き受けてくれました。
「須藤さんは練習頑張ってるでしょ。部活大好きなのわかるし。誰だって代わってあげたくなるよ。」
美月の優しさに触れ自分のしたことを後悔するマキ。
「さっき言いかけた噂の話、先輩たち褒めてた。冬休みマネ仕事手伝ってくれてたでしょ。あれ超助かるよねって。」
これも嘘ではありません。
まだ気が済んだわけではありませんが、マキは次はズルい言い方をしないと心に決めます。
決勝前日。
永久がバイト終わりの美月を送ろうとした時、あやが現れます。
「今日は俺に送らせてくれない?浅倉クン。」
「俺も美月に話したいことあるんで、すぐ終わるんで待っててもらえますか?」
永久は美月に”必勝”と書いた自分のリストバンドを渡します。
「美月が持ってて。試合が終わるまで。今はこれに縛られるのはやめよう。」
美月にはこういう事抜きであやとの事を考える時間が必要だと思ったのです。
あやが美月にとってどれだけかけがえのない人か、永久にはよく解るからです。
「大丈夫。俺の気持ちは変わらないから信じて。」
そして永久は美月をあやに譲り隆二たちの元に戻ります。
「ホントに良かったのか?」と心配する3人ですが、いいわけありません。
だけどこうでもしないと美月がちゃんと考えられない気がしたのです。
美月にとってあやは一生ものの特別な人。
永久はちゃんと美月が幸せになれる選択をして欲しいと思っていました。
だけど内心は自分を選んで欲しい気持ちでいっぱいです。
(試合がこんなに怖いのは初めてだ)
47話|まだ終わりませんよ
リストバンドを渡された時、美月は一瞬頭の中が真っ白になりました。
(もう必要ないってことだったらどうしよう)
(大事な日なのに余計なこと考えさせた、あやちゃんの足のこともそうだし、結局私2人の邪魔してる)
美月はこれ以上邪魔したくないという思いから、送っていくというあやの気持ちを断り、自分が駅まであやを送ることに。
あやと別れ1人歩く美月の目からは涙が。
永久といつも通り触れられないことが寂しいのです。
決勝リーグ当日、いよいよ清凌と鳳城の勝負が始まります。
以前より格段に強くなっている清凌でしたが、第1ピリオド終了で8点差をつけられてしまいます。
永久もあまり調子が良くない様子。
それでも仲間たちは永久を信じて「気にせず打てよ」と言ってくれます。
しかし点差はどんどん広がるばかり。
すでに20点以上開いており、精神的にもきつい状況です。
周りがネガティブになる中、美月は絶対に諦めませんでした。
「まだ完全に負けてるわけじゃないし、みんなもきっと諦めてない!ここからだって全然いけるって、こういう時こそ周りが応援してあげないと!」
もちろん永久も全然諦めていませんでした。
「まだ終わりませんよ。ここからです。」とあやに宣戦布告しています。
闘志を燃やす2人ですが、実は昨日の夜、美月はあやにもう自分の気持ちを伝えていました。
あの夜、美月の異変を感じたあやが心配して追いかけてきてくれたのです。
今美月が永久を応援できるのは、あやとちゃんと話して約束したからなのです。
48話|それもいいかもね
あの日、あやは涙を流す美月を見て「もう我慢しなくていい」と言ってくれました。
「浅倉クンのことよりも、俺の前で泣くのを我慢される方が嫌なんだ。」
大事な試合前に影響がでるといけないと思った美月はごまかします。
「ほんと自分でも意味わかんないけど勝手に涙出てきたんだ。」
しかしあやには全てお見通しでした。
「それはね、本気で恋をしてるからだよ。彼に。」
実はあやはずっと父にアメリカに戻って来いと説得をされていました。
向こうのチームにも呼ばれていることもあり、またアメリカに移るのです。
「ねぇ、美月。たとえまた離れ離れになっても浅倉クンに渡しても、それでも俺はやっぱり美月のことが一番なんだよ。」
「今の自分を築くことができたのは、美月がいたからだからね。」
あやは最後に一つだけと美月にお願いをします。
それは今日のことは試合が終わるまで永久に言わないということでした。
こんなことで調子が左右されるような相手に負けたくないし勝ちたくもないからです。
清凌は鳳城の猛攻をしのぎながら点差を少しずつ縮め、永久の連続スリーも決まりだし、点差を10点まで詰めていました。
あの残り1分、ボールを必死に追うあやと永久は椅子に突っ込んでしまいます。
あやを庇った浅倉の頭からは血が・・・。
永久はあやの足がまだ痛いことに気づいていたのです。
永久はそのまま倒れて医務室に運ばれてしまいます。
凄い追い上げを見せた清凌ですが、惜しくも8点差で負けてしまいました。
目が覚め結果を聞いた永久は落ち込みます。
そんな永久に美月はリストバンドを渡します。
リストバンドには、はっきりと「スキ」と書かれてありました。
美月はついに気持ちを伝えます。!?
「私・・・浅倉君が好き。」
美月の告白に永久の答えは・・・!?
12巻に続く
感想
あやちゃん派の読者からすると切ない展開に。
私もあやちゃんが大好きだったのでやはりここで決着がついちゃったのはちょっぴり寂しいですねぇ。
ラストではついに自分の気持ちを伝えた美月。
他のキャラたちの恋も動き出しそうで次巻がとても楽しみです♪
漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね(*^▽^*)