ただ離婚してないだけ1巻

ただ離婚してないだけ2巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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結婚7年目の正隆と雪映は冷え切った関係で毎日を送っていました。
正隆は17歳の萌と不倫をし、雪映はそれに気づきつつ何も聞きませんでした。

雪映の妊娠で萌との関係を絶った正隆ですが、萌はストーカーとなりついに夫婦を襲撃します。

夫婦は無我夢中で萌に抵抗し勢い余って殺してしまって・・・!?

2巻|ネタバレ

萌を殺してしまいテンパる正隆。

対して雪映は冷静でした。

鳴りやまない電話に「どうしよ」と焦る正隆。

雪映の指示で電話に出ます。

相手は萌の彼氏・佐野でした。

佐野は萌の妊娠に対して大激怒していて正隆を呼び出します。

電話を切った後、正隆は警察に自首をしようとするのですが、雪映に止められます。

「私、私はこの子の未来を優先させたい。」

こうして夫婦の引き返せない秘密を抱えた共同生活が始まります。

正隆は萌の死体を自宅敷地内に埋めてしまいます。

心の中で何度も謝りながら。

(これからどうなるんやろ)
(捜索願も出てるやろな・・・あの萌ちゃんの彼氏って人も気になる・・・)

痛みや心配事で眠れずにいると、夜また佐野から電話がかかってきます。

佐野は約束をブチったことを怒っていました。

「おいっ今から来いよ!ビートルで来いよっ今すぐ!」

さらに慰謝料を請求されテンパった正隆は電話を切ってしまいます。

佐野は正隆の家の車種を知っていました。

ということは今までの無言電話も車の傷も佐野が・・・?

そうなると家もバレている可能性があります。

萌の携帯を調べれば佐野という男の素性が分かるかもしれませんが、電源を入れたらGPSなどで足がついてしまう恐れがあります。

今日は雪映の実家に遊びに行く日です。

妹家族などが集まり周りはわいわいとしているのですが、雪映は全く元気がありません。

帰り際、正隆は雪映の母から妊娠のお祝いをいただきます。

母は正隆に「あの子は強がりなところがあるから守ってあげてね。よろしくお願いします。」と深く頭を下げます。

雪映と子供は自分が守っていくと決意する正隆。

しかし一方の雪映は罪悪感で苦しんでいました。

「私たち・・・人殺しちゃったんだよね。そんなんで子供産んでいいのかな。」

雪映はみるみるやつれていき、正隆が声をかけても反応がありません。

そんな雪映に対して口には出しませんが正隆は不満でいっぱいでした。

(これからは特にお互い協力していかなアカンのに、何をどうして欲しいとかちゃんと口に出して言えやっ!)
(いつもそうやっ毎回これ!俺も不安やねんぞ・・・)

あれから3日。
萌の捜索願を出しているという情報はありません。

以前萌が「うちの親放任主義だから」と言っていたので、捜索願自体出されていない可能性もありえます。

あと問題なのは、萌の彼氏という佐野という男。

(あの輩感・・・マジで頼むわ)
(いきなり怒鳴り込んで来てもおかしないって)

(神様どうかお願いです)
(この先何もなく平穏に過ごせますようにどうか・・・どうか・・・)

その夜、雪映から実家に帰ると通告されます。

正隆は「アレは仕方なかった」と雪映を引き留めようとするのですが、雪映の気持ちは変わりません。

「あなたが不倫をしなければ殺す必要はなかった。そうでしょ?」

雪映が家を出て行ったあと、ヤケ酒し荒れる正隆。

正当化するつもりはありませんが、不倫をさせた原因は雪映にもあると思っていました。

結婚して7年、積もり積もった7年間の不満が正隆にもありました。

それでも正隆は雪映が優しくしてくれたら全部チャラにしていました。

それはやっぱり自分が好きになった女やから。

自分が決めた女やから愛があるのです。

(だからそんなん言わんといてっ反省してるから!)
(しっかりするから!俺が守るから!約束するから!)

その日、正隆は佐野が家に乗り込んでくる夢を見ました。

翌日、正隆はついに萌の携帯の電源を入れます。

佐野という人物の素性を知る為です。

佐野とのラインを見ても仕事関係なのか彼氏彼女の関係なのか判断しにくかった正隆は、萌のふりをして佐野を呼び出します。

(知れば危険を回避できる確率が上がる)
(不安要素はできるだけ排除する)

(俺には守るべきモノがあるから)

佐野に言われた通り萌の働くガールズバーへとこっそり足を運ぶ正隆。

佐野はそこのガールズバーのオーナーでした。

ガールズバーに入ると、お店の女の子・ほのかがいました。

客は正隆一人だけ。

ほのかと話していると、後から佐野がやってきます。

(あの男が佐野・・・)
(めっちゃいかついやん)

萌が来ていないことを知った佐野は、萌の携帯に電話をかけます。

萌の携帯の電源を切り忘れていた正隆のポケットからはバイブ音が。

(ヤバイヤバイ振動が伝わる!)
(早よ切れって!切ってくれーーー!)

佐野は携帯を切って店から出ていきました。

焦りましたが佐野がどんな男か知ることが出来、また思った通り顔は知られていませんでした。

ということは家まで知られている可能性はほぼないでしょう。

心配の種が一つ消え、ホッとしていたところ、雪映の母から電話がかかってきます。

「まーちゃん・・・雪映が飛び降りたの。」

その時、正隆の前に佐野が現れます。

佐野に正体がバレてしまったのです。

しかし雪映のことが心配でそれどころではない正隆。

上着を脱ぎ捨て佐野を振り払い、雪映のいる病院へと走ります。

医者からは”妊娠鬱”だと説明を受けます。

幸い、庭の草木がクッションとなり全身打撲程度で済み、お腹の赤ちゃんも無事だったのですが、あの自分が正しいといつも自信たっぷりな雪映が2階から飛び降りたと聞き、正隆はショックを受けます。

(全部終わりにしたかった?)
(流産してたら別れてた?)

(別れてたら家はどうなる?売ることはでけへんぞ)
(どんなことがあっても絶対に表に出したらあかん秘密、だから別れる選択は・・・ない)

家に着くと佐野が正隆の帰りを待っていました。

あの時、正隆が脱ぎ捨てた上着の中に、萌の携帯が入っていたのです。

家に入り佐野に問い詰められる正隆。

「萌本人は今どこにいんだ?まさかとは思うがお前・・・殺したんじゃないよな?」

正隆は震えが止まらなくなり、階段から佐野を突き落としてしまいます。

今日は雪映の退院の日です。

鬱とは思えないほど、明るい表情の雪映。

雪映と一緒に家に帰ることになり、正隆は非常に焦っていました。

なぜかというと、2階の部屋には監禁している佐野がいるからです。

拘束された佐野を見てしまった雪映は、ヒステリックを起こします。

「これは私たちの秘密を知ってるのよ!今すぐ片づけて!」

包丁を持ち気が動転している雪映をなんとか落ち着かせようと説得する正隆。

正隆は雪映に「愛してる」と言うのですが、雪映はそうは思っていません。

2人を繋ぐのは”人を殺したから”。

正隆は雪映を説得し落ち着かせ、とりあえず夕飯のカレーを食べることに。

2人はまた新たな罪を重ねてしまうのか・・・!?

3巻へ続く

感想

どんどん闇落ちしていく夫婦。

ダメ旦那にますます拍車がかかってきましたね。

奥さんに不満があったのだとしても、それを話し合わなかったのが悪い。

相変わらず自分への正当化を図る旦那にげんなりしました。

諸悪の根源はどう考えても正隆でしょ。

そりゃ奥さんも飛び降りたくなるわ。

読んでて暗い気持ちになるのですが、続きが気になるのも事実です!

ネタバレでは省略している部分も多いので、ぜひ漫画も無料で読んでみて下さいね♪

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