プロミス・シンデレラ2巻(7話~14話)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
離婚で行き場を失った元・専業主婦の早梅。
偶然出会った金持ち男子高校生・壱成の提案で、リアル人生ゲームへの参加を交換条件に彼のお屋敷で居候生活をはじめます。
今回のゲームは元夫からの慰謝料の請求!
早梅は不倫の証拠を掴むために元夫を尾行するのですが・・・!?
7話|本音
ある日、壱成の元に早梅の元夫から連絡があります。
てっきり離婚届を出しているかと思っていた壱成ですが、実はまだ手続きが済んでいなかったのです。
夫からの連絡を無視し、いつまでも動かない未練たらたらの早梅。
そんな早梅に壱成は次のゲームを提案します。
「慰謝料ぶん取って来いよ。」
壱成の挑発に乗せられサイコロを振る早梅。
出た目の慰謝料請求額は300万円。
「なんの証拠もなかったら請求できるかわかんねーからさ、明日から旦那に尾行して証拠写真手に入れとけよ。三日後までに。」
気乗りしない早梅ですが、大丈夫だと自分に言い聞かせ、翌日から夫を尾行をすることになります。
8話|はじまりの日
早梅に言い過ぎたことを反省しつつ、早梅のことを心配する壱成。
一方の早梅は、夫の会社帰りを狙い証拠を掴むまで尾行を続けます。
夫との出会いは、早梅の働く居酒屋でした。
客として来た夫から早梅のことを好きになり、何度も何度も店に通いアピールを続けます。
断っても断っても彼が引くことはありませんでした。
当時の早梅は、人と深く関わることを怖がっていたのです。
9話|期待
初めは相手をしていなかった早梅ですが、彼の不器用な優しさに惹かれ徐々に心を許していきます。
後にあの時のいじめられっ子だと分かった時はびっくりしました。
効率悪くて、バカっぽくて、お人好しで、そんな彼が不倫なんて未だに信じられない早梅。
(もしかして私に言えない理由があって嘘ついてるんじゃ・・・)
(気遣うの下手なくせに人を傷つけないように自分を犠牲にしたりするのよね)
金曜の仕事帰り、この日も彼はどこにも寄らず会社から直帰。
やっぱり不倫じゃなくて何か理由が・・・と考えていた時、彼の不倫相手とすれ違います。
元夫と彼女が抱き合っている姿を携帯のカメラに収めようとする早梅。
しかし決定的な証拠を突きつけられた早梅は、その場で泣き崩れてしまいシャッターを押すことができませんでした。
携帯を拾い、代わりに証拠写真を撮ってくれたのは、壱成でした。
10話|あの日のままで
約束の日、早梅は久しぶりに”元我が家”へ足を運びます。
「どうして私の居場所がわかったの?」
元夫・まさひろはあの後、早梅と連絡が取れなくなり心配で色んな人に聞きまわっていました。
そしたらたまたま早梅と壱成を見たという人がいて、それが壱成の知り合いだったようなのです。
「捜されるのは嫌だろうなとは思ったんだけど、どうしても心配で・・・ごめんな。」
まさひろは早梅の生活費や住む場所などを心配し、用意していた100万円を早梅に渡します。
しかしその優しさは早梅には腹ただしさでしかありませんでした。
(さっきから心配心配って今更何を心配してんの?)
(不倫したくせに、裏切ったくせに)
(それとも早く解放しろってこと?これ手切れ金・・・?)
脳裏に浮かぶまさひろと彼女の姿に冷静ではいられなくなる早梅。
証拠写真を突きつけ慰謝料300万を請求します。
まさひろは素直に受け入れ「先におろせるぶんだけおろしてくる」と申し訳なさそうに家を出ようとするのですが、あまりにあっさりしすぎて早梅は思わず引き止めてしまいます。
(これで終わりなの?)
(待ってよ、まだ・・・)
未練のある早梅に対し、まさひろは申し訳なさそうに離婚届の記入を促すのでした。
11話|なんであんたが
離婚届に判を押し家を出る早梅。
結局言いたいことは何一つ言えず、早梅はマンションを出た後その場でうずくまります。
(なんで私はいつもこうなの)
(どうして不倫なんかしたのって、嘘つき、裏切者って全部ぶつけてやろうと思ってたのに)
(悲しかったって本音言おうと思ってたのに)
マンションを出たところには、壱成が待っていました。
壱成は早梅が持っていた封筒の中身を確認し「300万以外は認めない」と早梅が引き止めるのを振り切り、まさひろのいる家に乗り込みます。
「300万出せよ、おっさん。慰謝料300万足りねえ分は借金してでも作ってこいよ!」
壱成の勝手な発言に呆れる早梅ですが、そのおかげでまさひろに言いたい事をぶちまけることができます。
12話|盾
まさひろの態度にイラついた壱成は、相手の彼女の悪口を言い始めます。
するとまさひろは今までに見せたことのない表情や口調で「やめてくれないか」と怒っていました。
そして改めて土下座をして早梅に謝ります。
「相手どんな人なの?どこで知り合ったの?いつから会ってたの?最後に教えてよ。」
まさひろと相手の彼女は小学校からの同級生で、半年前に偶然再会しました。
彼女はまさひろの初恋の人でした。
「すごく脆い人で今にも糸がきれそうで、ほうっておけない!」
まさひろの言葉に(あんたの前でなんか泣くもんか)と今にも流れ落ちそうな涙をぐっと堪える早梅。
その様子を見ていた壱成は、まさひろのことを思いきり殴ります。
「脆いからほうっておけないだ?てめーがほうっておいちゃいけねぇのはどっちだよ。」
その瞬間、早梅の目からは大粒の涙が。
「・・・お金いらない。あんたみたいなクソ野郎たとえお金を通してでも繋がっていたくないって言ってんの。二度とその顔私に見せないで、さよなら。」
家を出たあと、早梅は返さなきゃいけない借金があると分かってて自分の感情を優先してしまったことを壱成に謝ります。
壱成は涙を流す早梅にドラッグストアで買ってきたティッシュを渡し、不器用ながらに慰めてくれました。
13話|勘違い
彼氏と旅行に出かけていた壱成の祖母・悦子が家に帰ってきます。
早梅が居候をしている事情を聞いた悦子は、好き勝手にしている壱成に説教をはじめます。
自由にお金を使っている壱成ですが、実は片岡家にそんな余裕はありません。
高級旅館とうたっているだけあり周囲から金持ち扱いされることの多い片岡家ですがその実火の車なのです。
散財している壱成に「金が欲しけりゃ兄の継ごうとしている旅館で働け」と悦子は口酸っぱく言いますが、壱成は断固拒否。
「誰が働くかよ、あんな旅館で、あんな奴の下で!」
悦子は大きくため息をつき、早梅には「掛け軸のことは気にしなくていいから好きに出てってくれ」と言います。
しかし早梅を解放する気のない壱成の態度を見て、悦子はにやり。
好きなだけここにいる代わりに、悦子が大女将をしている旅館で働くことを条件に出します。
願ってもいない条件に、働くことを即答する早梅。
早梅のことを気に行った悦子は、早梅を孫の婚約者にしようと考えていました。
しかしそれは壱成ではなく、兄の方で・・・?
14話|はじめまして
さっそく翌日から早梅は紹介してもらった片岡家が経営する旅館へ。
着物を着つけてもらうため早梅が待っていると、従業員の男が近づいてきます。
早梅の控えめな態度、整った顔立ち、品のある黒髪ショートに、思わず下をペロリ。
男に着付けてあげると言われた早梅は、言われるがままついていき上の服を脱ぎます。
「初めてなんでしょ?着物着るの。俺がぜーんぶ教えてあげるから。ね?」
男のセクハラに早梅は・・・!?
3巻へ続く
感想
今回はなんて鬼畜なミッション・・・だと思いましたが、結果的に壱成のおかげで言いたい事も言えてけじめをつけることができた早梅ちゃん。
必死に涙を堪えようとする早梅に、私の方が泣いてしまいました。
元旦那のような偽善者私は苦手です。
だから離婚したものの不倫相手にもフラれてすっきり(笑)
この不倫相手はなにやら壱成の兄と繋がっているようで、深い闇がありそうな感じ。
どんどん面白くなってきたので次巻も楽しみです♪
ぜひ漫画の方も無料で読んでみて下さいね(*^▽^*)