あさひ先輩のお気に入りという漫画がついに最終巻を迎えました。
今回が7巻になるのですが最終話までのネタバレや無料で読む方法なんかを紹介したいと思います。
ネタバレ前に自分で読んでみたい人は下のリンクを使って下さいね。
25話から最終話|ネタバレ
「そういえばもうすぐ旭先輩の誕生日だよね」
友人からそんなことを言われ焦る茉莉。
女子の間では旭の誕生日は常識らしく、何がいいのか考えます。
相談しているうちに物じゃなく旅行でもいいんじゃない?という話になり受験の息抜きにもいいかもと。早速、旭に打診してみます。
旭は快くOKしてくれましたがまさかの泊まり、という事実に一瞬たじろぎます。
ですが計画者の茉莉が特に気にしていないようで、お任せすることに・・・
当日、最高の一日にする。と意気込む茉莉。
ですが、道に迷うわ旅館の外観は想ってたのと違うは幸先不安なスタート。
オマケに自分たち以外のお客はいないようで、この宿本当に大丈夫か?とますます不安になります。
そんな茉莉に対して、旭は「貸きりじゃんスゲー」と喜んでくれるので少しだけ胸をなでおろします。
外観はともかく、料理はきちんとしていて堪能する二人、女将から今日は貸し切りだからお風呂も混浴でも良いと言われます。
「じゃあお風呂入る?」
いつものいじわるな顔して聞いてきたので冗談半分なことは分かります。
でも今日は先輩をただ疲れさせてるだけだなーと感じていた茉莉は思い切った決断をします。
「お背中お流しします!!」
宣言通り、旭の背中を洗う茉莉、その途中で背中に文字を書いて、イチャイチャします。
今度は交代して旭が茉莉に文字を書いてイチャイチャ。
湯船ではかなり密着する二人。上を見上げれば満点の星空が広がっていました。
「最っ高ーだねー」
今回の旅行に満足してくれている旭の顔を見て茉莉も幸せになるのでした。
楽しかった旅行も終わり、今日はバレンタインデー。
朝から張り切って手作りチョコを作ったものの、受験生の旭の邪魔になってはいけないと、落ち着いてかわ渡すつもりです。
ですが突然、旭から「会えない?」と連絡が来たので二つ返事で「会えます」と返信し慌てて冷蔵庫で保管しているチョコを取りに行きます。
すると、そこにあった筈のチョコが兄によって全て食べられてしまっていました。
取り合えずコンビニでチョコを買って手渡すと旭はそれでも喜んでくれました。
更に、代わりに「海外では男から好きな女の子にプレゼントする日なんだよ」と高級チョコをプレゼントしてくれます。
受験で忙しいのに自分の為に用意してくれたことに胸がキュンキュンする茉莉。
でもこれ以上は邪魔になってはいけないと、散らかっていた部屋を片付けて帰ろうとするのですがその時、たまたま京都の大学の資料が目に入ります。
「これ先輩が受験する大学ですか?」
「そうだよ。通うことになったら近くに引っ越そうと考えてる」
突然の遠距離恋愛に戸惑う茉莉、ですが旭は「言うほどのことでも無いかなって」と言うので、自分とは違う気持ちなんだとショックを受けます。
暫くして、旭が大学に合格したと連絡が入り、いよいよ引っ越しが確実となります。
旭は言うほどの事じゃないと言っていましたが茉莉にとっては今までみたいに簡単に会えない環境は一大事です。
”さみしい”
でも引き留めることなんて出来るわけもなく。あっという間に卒業式を迎えます。
”離れていても大丈夫だよね”
心にそう言い聞かせていたものの、卒業してからというもの、めっきり連絡は減ってしまいます。
週末に遊びに行きたいとっても「忙しいから」と会えない日々が続き、不安は募る一方・・・
もうこれ以上は無理かもしれない。そう思ったとき、旭から”家の前にいる”とメッセージが届きます。
バイクで迎えに来てくれていた旭、とりあえず新居に向かうと後ろに乗せられます。
そして到着したのは東京??
「茉莉ちゃんが見たのはもしかしてこれ?俺が受けたのこっち」
実は旭が京都の大学では無く、東京の大学を受験していました。
京都の大学はたまたま興味がある学科があったのでパンフレットを取っただけのようで、茉莉が一人で早とちりしていたのです。
こうして遠距離の不安は解消されて、またラブラブな日々を送る二人。
先輩との初体験も済ませ、二人の相思相愛はいつまでも続きます。
2年後、大学の正門で一人の女性を待つ旭。
「涼介先輩」そう呼ぶのは大学生になって少し大人っぽくなった茉莉なのでした。
-完-