青楼オペラ12巻無料

青楼オペラ12巻(最終巻)の結末ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪

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前回、誠二郎に婚姻を申し込まれた茜ですが、違和感を確かめるため彼を曙楼へ誘ったところ、服を脱いだ誠二郎の腰にはなんと両親を殺した賊と同じ三日月の痣がありました。
真犯人が誠二郎だったと判り、長きに渡る因縁は終焉します。

全てを終え、惣右助が茜の身請けの準備を始める中、幕府から棄捐令が下ってしまいます。

茜の突き出しが迫る中、2人の未来は一体どうなってしまうのでしょうか!?

では結末のネタバレです!

12巻|ネタバレ

棄捐令が下され惣右助は茜の身請け金を用意することができなくなってしまいました。

新年まであとふた月もなく、惣右助は寝ずに茜を出してやる手段を考えていました。

一方の茜は、誠二郎にかけられた呪いの言葉のせいで自分を責め続けています。

自分のせいで不幸にしてはいけないと惣右助の元から離れようとするのですが、惣右助は諦める気などありません。

菊之丞の招待を受け、芝居小屋に足を運ぶ茜。

気晴らしにと言ってくれた菊之丞には悪いですが、茜はとてもそんな気分にはなれませんでした。

そんな茜の隣に惣右助がやってきます。

惣右助は茜の手を強く握り、茜もそれに応えるように肩に寄り添います。

ほんの束の間、今この時だけでもという想いで茜は惣右助とキスをします。

そしていよいよ年が明け、茜の突き出しが決まりました。

そんな中、茜は紫に人気のない場所へ呼び出されます。

茜自身気づいていませんでしたが、勘の良い紫は茜が妊娠していることに気づいたのです。

心当たりがあった茜は、すぐに惣右助の子供だと分かります。

喜んだのも束の間、振新が産めるはずがないという現実を突きつけられ絶望する茜。

茜はお腹の子を産むために、吉原を抜けることを決意。

茜はさっそく利一に使いを出し親戚筋の家に請け出してくれるように頼みます。

ただ永倉の分家であるその家はさほど家禄が高くなく、さらに茜は厄介になっている身でありながら勝手に飛び出して来てしまった故無理も言えず、自分でどうにか工面しようと先生に助けを求めます。

しかしそうなれば茜はまた武家娘に戻り、惣右助の顔を見ることも叶わなくなってしまいます。

茜はそれでもいいと覚悟を決めていました。

お腹の子のことを惣右助に知らせるつもりもありません。

この先二度と会えなくてもどうかあの人が幸せに誰かと笑い合っていますように。

なんて心にもないことを願う茜。

そんな茜の前にまだ諦めていない惣右助が現れます。

惣右助は松坂屋に200両借りる約束を取り付けたと話をし納得しない茜を抱きしめます。

「なんでわかんねぇんだ。おまえと一緒になれるんなら世間を敵に回そうがそれは不幸じゃねぇんだよ・・・。」

茜も分かっていました。

惣右助が自分のいないところで幸せにはなれないことを。

茜は涙を流しながら惣右助に口づけをします。

誰かに願うのではなく自分の手で惣右助を幸せにしたいと心から思います。

そして茜はあることを決意します。

数年後、あの棄捐令で札差たちはたいそうの痛手をこうむりました。

潰れた店も2つや3つではありません。

しかし近江屋が随分と仲間内を盛り立てて立て直しを図りました。

近江屋は代替わりをし惣右助がお店を継ぎます。

一時入れあげていた吉原の女郎とはすっぱり手を切って、もう大門をくぐることもないのだとか。

松坂屋の遠縁の娘を嫁に貰い、次々と子宝にも恵まれ夫婦仲も良いと評判です。

あれから茜は自分でお金を工面するために、己の半生を売りました。

芝居小屋の太夫元や狂言作者に本当にあったことを語り、芝居にする権利を売ったのです。

太夫元との間を取り持って熱心の説き伏せてくれたのは菊之丞でした。

大門を出た後、松坂屋たっての好意で養女となり、茜は近江屋に嫁ぎました。

曙楼の新造・茜も、永倉家長女・朱音ももうどこにもいません。

利一郎は寺に戻らず近江屋の奉公人となりました。

紫は宣言通りとうとう天辺をとり番付で一番を取ることが出来ます。

幸せそうに惣右助と娘と一緒に歩く朱音。

娘の顔が誰かに似ていると惣右助は感じるのですが、それが朝明野であることは気づいていません。

朱音は子供たちがもう少し大きくなったら家族で朝明野に会いに行く予定です。

今こうして幸せに暮らしている姿を見てもらうために。

完結

感想

一難去ってまた一難で、どんな結末を迎えるのかとても楽しみにしていました。

最後の最後までどうなるか予想できずページをめくる手が止まりませんでした。

辛い展開が続いていたので、幸せなハッピーエンドが見れてとても大満足!

密かに利一と紫の2人がくっつくことを期待していましたが、これはこれで2人らしくて良かったかな。

本編の他にも菊之丞と惣右助の出会いを描いた特別編、巻末には4コマ漫画もありこちらも面白かったです♪

とても感動の最終巻だったので、ぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪

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