帝都初恋心中というマンガの8巻ネタバレを紹介します。
物語はいよよい最終章へ・・・今回は花織の母のことがきっかけに大事件へと発展していくであろうストーリーが描かれていました。
このマンガは無料で読むことも出来るので、自分で読みたい人はこの方法を使って下さい。
36話から40話|ネタバレ
環の裏の仕事を手伝い始めた花織。
最近は馴れて来たのか、今回も鳳侯爵の暗殺に使われるであろう銃を密輸していた人物を捕まえます。
勅命であった、暗殺阻止は達成したも同然で環も褒めてくれます。
しかし、暗殺予告は明後日になっていて、そこかどうしても不安に思った花織は鳳侯爵が主催する”紅色倶楽部”という人妻限定のテニスクラブに参加するのでした。
どうせ潜入するなら。とテニスの特訓をしいざ倶楽部へと向かうと思っていた通り、鳳侯爵に抱かれたい女性たちの集まりでした。
「よぉメス豚ども。俺様に抱かれる準備はしてきたか?」
そんなふざけたことを真顔で言う鳳侯爵に花織はドン引きなのですが、彼はその美貌にすぐさま興味を持ったようで、さっそく近づいてきます。
それをすかさず、執事に扮した環が阻止します。
このまま場をしらけさせる訳にもいかず、さっそく今日のメインイベント、彼を賭けたトーナメント表が発表されます。
本来なら不貞には罪が課せられますが、身内の恥となることを夫が公にしないと知っている鳳侯爵は、こんな派手は遊びをしていたのです。
こんなことをしていれば恨まれるのは当然で、暗殺予告氾も他にいる可能性が高いと踏んだ二人は今日一日、鳳侯爵を監視することを決めます。
怪しまれる訳にも行かないのでトーナメントに参加する花織。するとドンドンと勝ち進み、優勝してしまいます。
そのまま連れ去られそうになっている所を、環が待ったをかけます。
「恐れながら、美園夫人をかけて私を対戦していただけませんか?」
鳳侯爵は帝都でも指折りの実力者にも関わらず、環はまったく引けを取らない試合展開を見せます。
するとそれを好機と見たのか、大柄の女性が怪しい動きを始めます。
”あの人、もしかして男?”花織は違和感にいち早く気が付き、環に伝えたので無事に暗殺は阻止されます。
試合にも勝利し、無事に2人は仕事を終えるのでした。
帰り際、鳳侯爵が花織の母について尋ねてきます。それに答えると鳳侯爵は心の中にあった疑問が解けたようです。
「やっぱり織子の娘か」
果たして、彼と花織の母との関係とは・・・!?
その繋がりには鳳侯爵が親しくしてもらっている王も関わっていました。
”紅月家の織子嬢”
花織の母はその昔、王の許嫁だったのです。幼い頃に織子に会った鳳侯爵は一目惚れするもそれが自分では絶対に手に入らないのだと痛感します。
その時の想いをこじらせ、人のモノを欲しがるようになった彼は人妻倶楽部なんてものを作ったのでした。
王もまた、許嫁であった織子の事を今でも想っており、生涯独身を貫いています。
とある日、たまたま遺品整理で出てき母の香水をつけて、街を歩く花織は唐突に話しかけられます。
「・・・織子!?」
話しかけてきたのは、お忍びで街に出てきていた王でした。
しかし、花織は王の顔を知らず、母の知人だと思ったその人と話をすることに・・・
母の写真が入ったペンダントを持っていたので相当親しかったのだろうと解釈した花織は母の生涯について話ました。
物腰も柔らかく、良い人だと判断したので、父との駆け落ちの事や、幸せそうに暮らしていたことなども包み隠さず話します。
それがまさか、とんでもない引き金になってしまうなんて思いも知らず・・・
数日後、王の私室にて、若かりし頃の織子の肖像画を前に不敵な笑みを浮かべます。
「やっぱり他の男のものになったのは許せないな・・・お仕置きが必要だね。我が花嫁・・・」
感想
何と今度の敵は王自らです!!
そしてこれが最終章となっているので2人の恋の行方が彼の行動によって変わってくるでしょう。
”帝都初恋心中”というマンガタイトルが本当の心中を意味するのか?それとも初恋を心中させることを意味するのか?最後まで見届けたいと思います。
次の巻は2020年冬頃発売予定です。
新巻にも無料で読める方法が使えるので、是非お気に入り登録しておいてくださいね。