マンガ、高嶺と花の最終巻が発売されたので、さっそく読んでみました。
今回は結末までのネタバレや、最終巻を無料で読む方法なんかも紹介しているので是非、参考にして下さい。
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96話から最終話
高嶺さんとの結婚が決まり、意を決して友人たちに報告する花。
しかし、二人の結婚は秒読みだと思っていた友人たちに驚きは無く、ほどほどに祝福されて新婚生活が始まります。
そんな二人に会長はマンションをプレゼントします。
「新婚なんだから二人で暮らしなさい」
近々開かれる結婚発表に向けて、夫婦の絆を深めて欲しいと言う理由らしく、最期の試練として言い渡されます。
引っ越しは春休みに決まり、荷造りやおかモンのプロ入りが決まったお祝いやら忙しい毎日を過ごします。
そしていよいよ、二人暮らしの初日。相変わらず喧嘩ばかりの2人ですが、今までにないふらりっきりということで変に意識してしまう花。
ですが、高嶺さんはいつも通りなので浮かれているとバレるのが恥ずかしくて照れ隠しします。
一方の高嶺さんも花が甘えてくるイメージはバッチリのようでイメトレも入念に行っています。
もちろん、自分から抱き着いたり、甘えたりなんてダサいことはするつもりが無いようで、あからさまに不機嫌そうにしています。
そんな事、お構いなしに達観した様子で過ごす花についに我慢できなくなった高嶺さんは自ら抱き着くのでした。
そんなこんなで始まった新婚生活。初めにルールとして家事や食事はプロを雇うと決められます。
ですが、ちょっとは夫婦らしいことをしたいとルールを無視して朝食を作る花。
威圧する花に押され、高嶺さんも春休みの間だけという条件でOKしてくれます。
食事だけじゃなく掃除に洗濯。と出来る範囲で夫に尽くす花。そんな花には思い描く結婚式がありました。
「会長さんと高嶺さんのお母さんがいる式がしたい」
どういう扱いを受けても、何を言われても自分たちは動じない。そう示すことで十和子さんも安心して出席出来るようにする。
ヤル気満々の花に任せる形で二人は絆を深める為、まずは行ってきますのキスを日課にするのでした。
あっという間に時間が過ぎていき、三年になった花は受験に向けて勉学に集中します。
高嶺さんも本社勤務となり順風満帆な生活。
花はこれから起こるであろう未来を想像すると楽しみで仕方がありません。
大学を出て仕事をして、給料をもらって高嶺さんを外食に連れてって。
ほろ酔いになった彼を私が運転する車に乗せて同じ家に帰る。
そう言うしてるうちにいよいよ入籍発表会の日となります。
集められたのは各界の著名人たち。10歳の年の差というのは、恰好の噂のネタになり、会場でもそこかしこで二人へのヒソヒソ話が聞こえてきます。
そいて遂にみんなが思っていることが投げかけられます。
「自分がその席に座るのにふさわしいと思っていますか?」
「少しもひけ目はありません。私が納得したからここに座ったんです。」
少し前の花であればきっと怯んでいた、でも今の彼女にはそんな様子微塵も無く、自信満々にそう答えるのでした。
祝う者、妬む者、反対する者、悲嘆する者。反応は様々なようですが、晴れて2人の婚約は公になったのでした。
それから半年、高嶺さんのサポートもあり無事に大学に合格した花。
今日は高校最後の日です。
プロサッカーデビューが目前に迫ったおかモンはちょっとした有名人で今では迂闊に近寄れない存在になりました。
ですが、相手はそう思って無いようで、花が話したそうにしていると人混みをかき分けて歩み寄ってくれます。
お互い別々の道に進んでく、でも友達だと言うことは変わらない。
花にとって、友人たちと過ごした青春はかけがえのない大切な思い出になりました。
そしていよいよ結婚式当日。
相変わらずの二人は式のプランでも散々もめていたようで、式当日もどこかイライラしている高嶺さん。
花のウエディングドレス姿を見ても、お世辞の一つも言えないようで「普通だ」と意地をはってます。
ですが花の方が一枚上手のようで「高嶺さんともあろう人が普通の花嫁と結婚式をあげてしまうんですか?」と即座に撤回させます。
そんな二人のやり取りは式の最中も行われ、温かい目で見守る参列者たち。
その中には十和子さんや会長の姿もあります。
”一緒にいた時間をこれから過ごす時間を楽しんでいきましょう。これからもどうぞ仲良くしてくださいね”
沢山の人に祝福される中二人は永遠の愛を誓うのでした。
-完-