帝都初恋心中9巻(最終回)結末ネタバレ感想と、漫画を全巻無料で読む方法を紹介しています。
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花織の母”織子”にかつて想いを寄せていた鳳公爵から熱烈な求婚を受ける花織。
一方、同じく織子に強い執念と歪んだ愛情を抱く帝都の王が花織に接近します。
環から花織を奪おうと動き出して・・・!?
9巻|ネタバレ
環と花織は王から逃れる為、寄付をしている育児院へ匿ってもらう事に。
子供たちに囲まれのんびりとした生活に「いつか私たちも・・・」と未来を夢見る花織。
しかし鳳公爵に居場所を告げられ花織は王に捕らえられてしまいます。
鳳公爵はどうせ自分のモノにならないならと、付き合いの長い王に同情したのです。
王に捕まった花織は「私はあなたの妃にはなれません!」とはっきりと断りますが、王には花織の気持ちなど届きませんでした。
王は生まれつき片目を患っていました。
臣民はごまかせても結婚相手はそうはいかず「病がうつるかも」「生まれてくる子に遺伝したら」と恐れ泣いてしまう令嬢もいました。
それでも王に子孫を残さないという選択は許されず。
毎夜開かれる夜会も、寝所に控える女官にもうんざりしていました。
そんな中、織子と出会ったのです。
織子はためらわずこの目に触れ「自分を大事にしてあげて」と言ってくれました。
織子の気持ちを無視して強引に話を進める王。
王にはもう織子しか考えられなかったのです。
織子が事故死したと聞いた時、王は自害したのではと自分を責めました。
ずっと後悔で苦しんでいたのに、織子が他の男と逃げていたと知り壊れてしまいます。
「今度こそは逃がさない!もう二度と失いたくない!」
王は強引に花織を自分のモノにしようとしますが、花織は最後まで諦めていません。
「夫の匂いが染みついたこの体を抱けるのならやって見せて下さいませ。」
その時、世話役の女官・鈴蘭が入ってきます。
来客者が来たと報告を受けた王は、一旦花織から離れます。
花織は今がチャンスと鈴蘭の着物と交換し、自分の代わりに女官を拘束して王の寝所へ。
花織は彼女が王を好きということに気付いたのです。
「好きなら伝えてあげて下さい。誰かに愛されるってとっても心強いんです。於上にはきっとあなたみたいな人が必要だから。」
その頃、環は花織を奪還する為、鳳公爵を脅し鳳公爵の従者になりすまし宮殿内へと入り込んでいました。
銃を持って宮殿に侵入、王妃の強奪。
殺されるだけではすみそうにありません。
環は死ぬことよりも、花織と最期まで一緒にいることを選んだのです。
その時、宮殿から大きな爆発音が聞こえます。
混乱に乗じて再会を果たすことが出来た環と花織。
爆破の原因は、二人を助けようとした巡と璃々子の仕業でした。
さらには浅草では部下たちに騒ぎを起こさせ時間稼ぎをしてくれています。
2人のおかげで追っ手から逃げることができた2人。
この大逆罪に王は環抹殺命令を下します。
環たちは街から外れた教会へ。
一緒に心中しようと思っていた環ですが、花織から妊娠を告げられ生きたいと願うように。
2人を見つけた霧江は「時間を稼ぐ」と言い2人を逃がしてくれます。
王に見つかった時には花織のお腹はすでに大きく、それでも王は食い下がりましたがいくらなんでも王以外の男の子を宿した女を王妃には迎えられないと周りの奏上もあり諦めてくれたのです。
感情的になった王に罰せられそうになった時、止めてくれたのが鈴蘭でした。
後に鈴蘭は王の妃となります。
2人が生きることを誓ったあの日から何十年。
花織たちは子供に恵まれ、孫に恵まれ、今も夫婦仲良く暮らしています。
花織は今病に侵されておりほぼ寝たきりの状態でした。
それでも花織は今までの人生を振り返り、環と最期まで夫婦でいられたことに幸福を感じています。
花織の死が近いことを察した環は燕尾服に着替え、花織の薬指に指輪をはめます。
「花織、来世でも私と結婚してくれないか。」
「私の妻でいてくれてありがとう。私もすぐ追いかけるから。今度こそ一緒に行こう。」
その後、花織の容態は悪化、後を追い環も服毒し亡くなります。
死さえも2人を別つことはできなかったのです。
完結
感想
ラストについては色んな受け取り方があると思いますが、個人的には二人らしい選択でとても良かったと思いました。
年老いても二人の愛が全然変わってなくて素敵。
いくつになってもこんなに相手のことを想いあえる夫婦を目指したいなぁと思いました。
本編の他、二人のイチャラブ満載の番外編もありこちらも満足です。
今なら全巻無料で読むことが出来るので、ぜひ読んでみてくださいね♪