やんごとなき一族3巻無料

やんごとなき一族3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪

⇒やんごとなき一族3巻を無料で読む方法はこちら

前回、義弟・大介にも愛人がいると知った佐都は、大介の妻・リツコと共に浮気現場に乗り込むことに。
リツコの味方をする佐都ですが、これがきっかけで深山家は大変なことに!?

10話|修羅の涙

GPSが示す場所へと着き義父のクルーザーを見つけ出すことができたリツコと佐都。

リツコは船底のベッドルームにいる二人を怒鳴り続けて呼び出します。

大介は女を隠そうとしますが、佐都に見つかってしまいます。

リツコの気持ちを知っている佐都が浮気相手のことを見逃すはずがありません。

すぐにリツコに見つけたことを報告すると、リツコは感情余って相手の女にビンタします。

彼女はその勢いで海に落ちてしまいました。

大介が助けるのですが、大介はリツコをフォローすることなく睨みつけます。

その頃、健太は父と一緒に大きなプロジェクトを始動させようとしていました。

マンションやビルを手掛けていた深山不動産ですが、立地の良い土地を売って貰ったのをきっかけにホテル事業にも進出しようとしているのです。

その為に父・圭一は日本一のホテルチェーンザラスグループでありリツコの父である万野代表に話を持ち掛けます。

圭一が提案する事業はザラスグループの方針とは異なりましたが、身内ということでチーム一丸となり新規事業を始動することが決定します。

この大プロジェクトを任せられた健太は、やりがいと恐怖で武者震いをしていました。

しかしその一方で、大介とリツコの離婚話が進んでいたのです。

11話|ことの次第

離婚の話を聞いた圭一は、大至急仕事を切り上げ家へと帰ります。

怒鳴り散らす圭一に「もう限界なんだ」と話す大介。

健太はいいかげんなことばかりしている大介が悪いと責めますが、実は大介は最初からリツコのことを愛していませんでした。

リツコとの結婚は最初から親同士の政略結婚だったのです。

論されて結婚した大介ですが、やはり愛すことはできず、愛情のないリツコからの束縛はもはや地獄でした。

話を聞いた圭一は大介の胸ぐらを掴み「お前はどれだけ役に立たない男なんだ!」と怒鳴ります。

これからザラスグループとのプロジェクトが始まるというのに、離婚なんて許すはずがありません。

祖母はリツコに「今後いっさい男の遊びには口を出しなさんな」と言っており、そして怒りの矛先はリツコの味方をした佐都の方にも。

健太は佐都を庇いますが、長男嫁・美保子の攻撃は止まりません。

佐都がリツコを煽ったと知った圭一は、万が一大介たちが離婚してザラスと切れるようなことがあれば佐都には責任をとって家を出ていってもらうと言っています。

佐都を庇う健太も「甘すぎる!」と一喝されてしまいました。

その騒ぎにリツコは自分が我慢することを決めます。

大介の方はしぶしぶの結婚でしたが、リツコの方は大介のことを愛していて、やはり別れたくないのです。

それから数日、佐都にリツコから「クレジットカード貸して貰えないかな?」と電話があります。

リツコほどの人ならお金に不自由はないはず。

心配しているとリツコが消費者金融から出てくるのを見たという話を小耳にはさみます。

リツコのインスタを見ると、リツコはうん百万の買い物をして豪遊している様子。

心配した佐都がリツコの家を訪ねると、部屋にはブランド品が散乱していました。

リツコはブランド品を買い過ぎたせいで”ちょっと使い過ぎだ”と父にカードを止められてしまったのです。

リツコは高級品を買ってインスタにアップしてたくさんの「イイね」を貰うことで寂しさを紛らわせていました。

豪華絢爛で誰もが憧れるインスタの女王の本当の姿は、誰かに愛されたいと願う孤独に苦しむ女性だったのです。

12話|最後の決断

リツコの寂しさを知った佐都は、このままではリツコが壊れてしまうと断捨離を提案します。

借りたお金も返さなくてはいけないので、家にある大量のブランド品を整理し使わないものは買い取り業者に引き取ってもらうことに。

家中のブランド品を集めるとすごい量で、査定に来た業者も応援を呼ぶほど。

査定額は全部で8千7百万にもなりました。

業者が帰った後、リツコは大介から貰ったエンゲージリングまで売ってしまったことに気付きます。

すぐに業者に電話し取り戻そうとする佐都ですが、リツコには「いいわもう」と言われます。

きっと大介は一緒にいても愛してくれることはないでしょう。

リツコは前を向くためにも大介と別れることを決意します。

リツコの姿が自分に重なって放っておけなかった佐都は、前を向くリツコを見て安心し涙を流すのでした。

きっとこの選択が大介とリツコにとっては一番いいと思う佐都ですが、深山不動産とザラスグループが切れてしまうことを懸念していました。

健太が今取り組んでいるホテル事業が気がかりなのです。

そして今度こそ離婚の後押しをしたと責められるでしょう。

離婚の話は本人たちから両家に伝えられ、いよいよ今日は両家で話し合う日です。

圭一もリツコの父も離婚には反対しますが、リツコも大介ももう親の言いなりになんてなりません。

自分の意見をしっかりと話し気持ちは変わらないことを伝えます。

なんとかホテルの件は引き続き共同開発することになりますが、その代わりに健太は担当から外され担当者は長男の明人になってしまいます。

リツコに離婚の後押しをした佐都も、佐都を庇う健太も許せないのです。

13話|追い込まれて

圭一は今回の件でかなり激怒しており、ホテル事業だけでなく跡取りの件も考え直すと健太に話します。

陰では美保子が大喜び。

媚びを売って点数を稼ぎ、佐都の不始末をチクって足を引っ張ってきた努力が報われたのです。

仕事を外された健太は、佐都の前では大丈夫だと振る舞いますがかなりダメージがでかく内心は落ち込んでいました。

そんな健太を秘書の泉は励まし、仕事になりそうな話を健太に持ち掛けます。

うまく仕事に出来そうかもしれないと思った健太は、泉の知り合いを紹介してもらうため仕事終わりその人の元へ行くことに。

帰りが遅くなることを佐都に報告する健太ですが、余計な心配はかけたくないという思いから「一人」だと嘘をついてしまいます。

健太との電話を切った後、健太の妹・有沙から「変な男にあとをつけまわされているから迎えに来て欲しい」と頼まれる佐都。

何とかしてあげたいという思いから有沙を迎えに行き、体を張ってまで有沙を助けた佐都。

泣きながら感謝する有沙を見た佐都は、頑張ってきてよかったと喜んでいました。

帰る途中、車内から一緒に歩く健太と泉を目撃します。

「一人」だと聞いていた佐都は不安でいっぱいに。

さらに有沙には「泉さんがお兄ちゃんの奥さんだったらどんなに嬉しいだろ~」と言われショックを受けてしまいます。

どんなに頑張っても結局ただの雑用要因で受け入れられることはないのだということを思い知らされたのです。

佐都はその日、家には帰らず実家へ。

まんぷく屋のどて焼きを食べて涙を流すのでした。

14話|私のいるべき場所

仕事が終わり健太がスマホを見ると佐都からは「実家に帰る」とメッセージがありました。

すぐに電話をかけ「そっちへ行くよ」と言う健太ですが、佐都には「来ないで」と言われてしまいます。

その話を聞いた有沙は「そのままずっと実家にいてもらえば?」と笑顔で言っています。

有沙の態度に腹を立てる健太ですが、有沙に「住む世界が違う」「うちに戻ってきたって苦しいだけ」と言われ思い悩みます。

久々の実家でのんびり楽しく過ごす佐都ですが、やはり健太のことを考えてしまいます。

仕事だとわかっていても嘘をつかれたのがショックで許せないのです。

やっぱりまだ心のどこかに泉さんがいるってことじゃないの?と疑ってしまうのです。

今までどんなにしんどくても頑張ってこれたのは、健太の愛情を信じていたから。

なのにその信用がなくなってしまったらもうあの家でやっていく自信はありません。

深山家から離れ実家の大衆食堂を手伝う中、佐都はやはり自分の居場所はここだと確信します。

一方、佐都には来ないでと言われていた健太ですが、やはり佐都に会いたくてまんぷく屋へ。

そこで働く佐都はとても楽しそうな笑顔で、こんな笑顔は久しぶりに見ました。

健太は泉とのことを謝るのですが、佐都には「もう深山家には戻れない」と言われてしまいます。

佐都はあの家にいるとどうしても自分のことを”何も出来ないダメ人間”だと卑下してしまうのです。

佐都の気持ちを聞いた健太は、今まで苦しい思いをさせたことを謝り家を出ることを決意します。

芦屋から離れて二人で新しく家を探して暮らそうと提案する健太。

しかし健太は深山家や深山不動産の仕事から離れるわけにはいかないので、これからも跡取りとしてやっていくつもりでした。

つまり健太は一人で家のことも会社のことも代表として背負っていく覚悟なのです。

健太には佐都と別れるという選択肢はありませんでした。

もちろん健太の気持ちは嬉しい佐都ですが、そんな大変な思い健太にさせるわけにはいきません。

そんなことすれば健太は一族から白い目で見られるし、佐都だって全く付き合わないわけにはいきません。

現実を考えると無理なのです。

「やっぱり別れるしかないと思う」と泣きながら話す佐都に健太は・・・?

4巻へ続く

感想

表面上は幸せそうで悩みなんてないんだろうな~と思いますが、そうではないこともいっぱいあるでしょうね。

リツコがまさにその例だと思いました。

お金持ちで美人でなんでも持ってて、でも人にはそれぞれ悩みがあるんですよね。

実際リツコのような人結構いるんじゃないかなと思いました。

佐都たちまで離婚の危機になってしまって一体どうなるんだろ・・・。

一族の佐都への態度が酷すぎてもうこれ以上頑張れなんて言えない( ;;)

続きが気になります!!

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読んでみてくださいね♪

⇒やんごとなき一族を無料で読む方法はこちら