お嬢と番犬くん3巻のネタバレあらすじを紹介しています。
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9話から12話|ネタバレ
誘拐されてしまった一咲ですがすぐに啓弥が追いかけます。
強引に車を横付けし、飛び乗ると操縦を誤った車はそのまま海へダイブし、一咲は無事に救出されたのでした。
啓弥が無茶な救出をしたため、一咲は自分の身よりも彼の身を案じます。
その事が嬉しくてラブラブな雰囲気が流れる二人・・・しかし教師の元へ戻ると、遅れたことでこっぴどく叱られるのでした。
その後は無事に臨海学校も終わり、日常に戻ります。
ある日、啓弥が課題を誰かにやらせようとしていたのを見つけた一咲は一緒にやろうと言います。
ダダでは嫌だと言うので、仕方なく彼の要望の水着を着ることになってしまいます。
一咲の水着姿を喜ぶ啓弥でしたが、臨海学校が残念な感じで終わってしまったこともあり、仕切り直して楽しい思い出を作ろうと思ってくれていたようで、プールや花火を用意してくれていました。
折角だから一緒に入ろうと誘いますが、一咲がプカプカ浮いている浮き輪に無理やり入ってきたので、超密着状態になります。
”心臓がもたないよー”
臨海学校よりもっと素敵な夏の思い出になったのでした。
夏休みを満喫する一咲でしたが、8月ごろになると流石に暇になってきます。
啓弥も仕事が忙しいようで、なかなか一緒に過ごすことが出来ないのですが、今度の商店街のお祭りなら一緒に行けると誘われます。
町内なので中学の同級生と遭遇する可能性は高いですが、背に腹は代えられず、楽しむことにします。
浴衣を着て気合十分ですが、さっそく中学の同級生に見つかってしまいます。
その時、啓弥は気を利かせてくれて、彼氏とデート中だと言う感じで振る舞ってくれます。
そのおかげで、手をつなぐことが出来た一咲は、もうちょっと手を繋いで痛くて、お祭りの間だけとおねだりします。
射的でぬいぐるみも取ってくれたりと、精いっぱいお祭りを楽しむ2人なのでした。
それからしばらくして、珍しく一咲が朝寝坊をしている日がありました。
実は前日、勝木さんと安藤さんと遊びに行って、色々と楽しいことをしたのですが、別れ際に二人も
「楽しかったね。また一緒に遊ぼう」と言ってくれたことが嬉しすぎで、昨夜はまったく寝付けなかったのです。
もちろん、遊びに行く前日も楽しみ過ぎてあまり寝ておらず、その疲れが一気に押し寄せたのでした。
啓弥が起こしに来ると、お祭りで取った黒い犬と寝ている一咲。
実は彼女がこっそりその犬にキスをしていたのを啓弥は目撃していました。
「やっぱり似てる。啓弥とその子」
自分の事を意識してキスしてくれていたのだと知ると、どうしようも溜まらなくなり、そのまま一咲の胸にうずくまります。
「ぬいぐるみに嫉妬する」
そのまま彼の腕に抱かれ、一咲は幸せな二度寝をするのでした。
夏休みも終盤に差し掛かったある日、祖父の兄弟分の人が来たので挨拶するように言われる一咲。
小さいころから良く可愛がってくれた人で、一咲も良く知っています。
部屋に通されると、そこには同い年くらいの見知らぬ男の事が居ました。
どうやら、お孫さんらしく「田貫 幹男でーす」とチャラい挨拶をされます。
年齢も同じらしく、境遇も一緒なので、仲良くなれたらとは想う一咲ですが、苦手なタイプでもう会うことも無いだろうと、彼の事は忘れます。
ですが翌日、いきなり背後から胸をわしづかみされ、振り返ると幹男が居ました。
「いやぁぁぁぁぁぁ」
大声を上げたことですぐさま啓弥が駆け付けるのですが、向こうは立場的には上なので、手荒く扱うことも出来ません。
幹男は祖父の権力を堂々と使うタイプのようで、悪びれる素振りも無く、一咲に拒絶されても呑気な返事を返します。
「いいひまつぶしみつけたかも♪」
厄介や男に目を付けられてしまう一咲。番犬くんがブチ切れる時も近い!?
5巻に続く