アシガール15巻のネタバレあらすじを紹介します。
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96話から102話
信長が直接出向いてきて、かなりの圧力で清永に詰め寄りますが、当の本人はそれに屈しることなく、断るつもりのようです。
その雰囲気を信長がかぎ取り、ピリッ空気が張り詰めた所へ、唯が駆け込んできました。
場の空気などお構いないしで、清永の前に座りこみ。
「縁談ってどーゆーこと?」と場の空気を一気に掌握したのでした。
無知は無敵と言わんばかりに信長にも「ひどくない?」と同調を求めますが、かえってそれが良かったのか、信長も機嫌を悪くすること無く縁談は無かったことになります。
唯のお腹はかなり大きくなっていて、それも上手くいった要因の一つです。
隠していた理由は清永が上手く言い訳してくれて、場内は一気に幸せムードに包まれるのでした。
久しぶりに永禄へと帰ってきた唯が当りを散策すると見慣れない小屋がありました。
中は尊の研究室のようになっていて、庭で作業する尊を可哀想に思い、清永が作ってくれたのだとか・・・
この世界で使える物をかなり開発したようで、井戸の汲み取りきや物見やぐらには望遠鏡の様なものまで設置されています。
ある程度の技術は弟子である、三之助に伝授しているようで、尊が残した物は後々、御月家を救うことになるのでした。
そんな尊は唯と入れ替わりに現代に返ることになります。
平和な月日が流れ、唯はいよいよ臨月です。
10日ほど前には新築の産殿も完成したようで、そこで出産することになります。
そんなとき、ふと召使たちが唯は”床下がり”もしない変わった人で若君様が可哀そうと言う話声が聞こえます。
気になった唯は他の召使にその意味を聞いてみます。
この時代では、身ごもった妻は夜の勤めを果たせなくなるので、自分の代わりに側室を迎えるのが当たり前らしく、正妻は夫が気を使わないように別邸で暮らすのが普通とのことでした。
全く理解できない唯ですが、試しに清永に聞いてみます。
「唯は懐妊したゆえ床下がりします。側室を手配しましょうか?」
唐突な出来事に一瞬間が開き、その後すぐに「無用じゃ」と言ってくれます。
そんな時、遂に唯が破水します。
初めての出産ということもあり、激痛に悶え苦しむ唯でしたが、天野の母上がやってきて「表まで聞こえております。和子の不名誉となるのでこらえなされ」と現代のような優しさは皆無なのでした。
産まれてくる子供が笑われる訳にはいかないので、必死に痛みをこらえます。
暫くすると、清永の元へ「男子ご誕生!!」と吉報が届くのでした。
たった一人の跡取りを病で失った御月家の待ち望んだ跡取りで、城内は湧きに湧きます。
出産を終えた唯はいつもの元気を取り戻し、逆に元気すぎるあまり奥勤めのつゆは振り回されっぱなしです。
今日も初雪が積もったと騒ぐ唯を静止しようと、誤って額を切るケガをしてしまいます。
たまたま近くを通りかかった小平太が屋敷へ運び、手当てをしてくれます。
運ぶ途中、つゆは自分の事よりも、唯の事を気遣っていたのですが、その献身的な姿に小平太はハートを鷲掴みにされます。
それを知った唯は二人のキューピットになることを決め、引っ付けようとします。
小平太は予想通りチョロかったのですが、つゆは以外にも頑なで、その理由は先日負った顔の傷に有りました。
医者からは生涯後が残るだろうと言われており、傷物で小平太に娶られるとは考えられなかったのです。
しかし、それを知った小平太は更に彼女の事を好きになり、猛アタックの末二人は結ばれるのでした。
幸せにあふれる何気ない日が幾日か過ぎた時、清永が官位を賜る為、都に行くことになります。
幹部たちにもくれるとのことで、主要メンバーが旅立ちます。
城の警備は手薄になりますが、周りはすでに信長が手中に収めており、攻められる可能性は限りなく0なので何も心配はしていませんでした。
しかし、その隙を狙ったかのように5000人の軍勢が攻め込んできたのでした。
主力家臣もおらず、今まで攻められた経験も無いので、敵が進軍中にも関わらず、城内はのほほんとした空気が漂っています。
清永にはすでに早馬を出していますが、戻るまでは二日はかかるでしょう。
何とか敵を足止めしなければならず、唯は尊の弟子である三之助から、大規模けむり玉があることを知ります。
「しゃ!!やれることは全部やって邪魔してやる」
自ら敵陣へ乗り込んでけむり玉をお見舞いするつもりの唯・・・果たして清永は間に合うのでしょうか?
16巻に続く