甘くない彼らの日常は。7巻(最終巻)結末ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
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理由あって礼、雪之丞、千尋の不登校3人のお世話係を引き受けた緑は、片想いをしていた礼と文化祭でついに結ばれます。
そんな中、礼の祖母に拉致されて誕生パーティーに礼と参加することに!
祖母の圧力で二人はすれ違ってしまいますが、自分の気持ちに素直になった礼は緑と仲直り。
緑に背中を押して貰って、自分の父とも初めて向き合うことができます。
そこへ今度は突然、借金をしたまま行方がわからなくなっていた緑の父から着信があり、動揺する緑ですが・・・!?
甘くない彼らの日常は。|7巻ネタバレ
父からの電話に動揺し思わず切ってしまう緑。
弟の紺が緑の異変に気付き礼に連絡しますが、礼も心当たりありません。
礼は学校の帰り水族館に緑を誘い、楽しんでいる緑を見て「気晴らしになった?」と聞きます。
緑はそこで礼に父から電話があったこと、その後「会いたい」という内容のメールが来ていたことを打ち明けます。
憎まないようにしようと思っていた緑ですが、実際に直面すると全然ダメで正直腹を立てていました。
そんな自分幻滅されるかも、と恐る恐る礼の顔を見る緑。
しかし礼は幻滅するどころか、初めて聞く緑の弱音を聞いて嬉しく思っていました。
全部ちゃんとしなくても受け止めてくれると知った緑は、改めて礼を好きになって良かったと感じます。
父に連絡してみることを決意した家までの帰り道、緑たちは父に再会します。
とりあえずファミレスに入り、今まで何をしていたのか問い詰める緑。
父は知り合いの保証人になり借金を押し付けられて、家族を巻き込まないようにと離婚届を置いて出ていき、返済のために期間工で働いていました。
緑に連絡したのは、母に直接会う勇気がないので緑を緩衝材代わりにしたのでした。
緑は「話があるなら家族皆がいる場所で」と半ば強引に父を家に連れていくことに。
家についた父は3人の前で土下座し3年間苦労かけたことを謝ります。
今更戻ってきた理由は、宝くじに当選し借金返済のめどが立ったからでした。
「少しでも許される余地があるならやり直したい」と言う父の前に緑は立ち、父の持っていた宝くじを叩き落とします。
こんな紙切れ一枚で3年間を帳消しにできると思われたくないのです。
緑が怒っているのは借金を抱えたことではなく、なんにも話さないで独りよがりな考えで勝手にいなくなったことでした。
母は「こんな一時の幸運に頼らないで地道に働いて返していく姿を示しなさい」と言い宝くじの紙をビリビリに破り捨てます。
誠心誠意償うと3人の前で誓った父。
しかし破ったのは母がとっさに擦り替えた偽物の紙で、本物でちゃんと借金を返済することができました。
翌日、学校で礼に父とのことを報告する緑。
礼の「頑張ったな」という言葉で緊張の糸が切れた緑は、ボロボロと涙をこぼします。
「たいがい情けない姿ばっか見せてきた分、これからは俺が頑張るから」
礼はそう言いますが、礼のその少し不器用な優しさや言葉に、緑は何度も救われているのです。
借金は返済できましたが、緑は進学資金を貯める為にバイトを続けることに。
冬休みはみゆきの店を手伝ううために、路上でクリスマスケーキを売るアルバイトを4人ですることに。
色んな人が買いに来てくれ、ケーキは完売することができます。
近くの通りでイルミネーションをやっているということで、礼と緑は二人で見に行くことに。
イルミネーションを見ながら「こんな風になるなんて思いもしなかった」と話す礼。
「たくさん失敗して間違えて傷付けたけど、それ以上に幸せにできるように頑張るからこれからも一緒にいて欲しい」
雪が降る中、二人はキスをします。
確かに甘い事ばかりではなかったし、この先も多分そうだと思うけど、それでも辛いいこと嬉しいことを一緒に重ねていきたいと思うのでした。
完結
甘くない彼らの日常は。|7巻感想
とても素敵な最終巻でした。
主人公の緑ちゃんが本当にいい子で毎回元気貰ってました。
礼くんの台詞にもキュンキュンしっぱなし。
巻末には雪くんの番外編も収録されいて面白かったです。
欲を言うならみんなのその後が読みたい!!
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