モラルハザードの漫画を無料で読む方法と、1巻~3巻のネタバレ感想を紹介します。
幼児教室で出会った3人のセレブママたち。
後にセレブママ友たちの誰かが警察に捕まることになるのですが、幸せそうに見える彼女たちに一体何が起こったのでしょうか?
ネタバレの前に、まずは漫画を無料で読む方法から説明しますね。
モラルハザードを無料で読む方法
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モラルハザード|1巻ネタバレ
セレブママが集まる自由が丘のカフェで真琴の誕生日会が行われていました。
楽しいひと時に釘を刺すように警察がやってきます。
この場にいるママ友の中から1人の逮捕者が出ることになるのですが、罪に溺れた哀れなママは一体誰なのでしょう。
半年前、自由が丘カフェサマンサでは、プリスクールのママ友3人でいつものランチタイムが行われています。
プリスクールとは就園前の子供の幼児教室で、3人が通うプリスクールは雑誌に掲載されるほど有名な幼児教室で、学長はテレビにも出演し脳科学の本を何冊も出している著名人。
有名幼稚園入園の近道と噂されるこの教室に「お受験」を目指すセレブのママ達は、我先にと挙って子供を入れたがります。
つまりそこに通える人は特別な人間なのです。
斗夢ママ・真琴の旦那がこの間テレビに出たことが話題にあがります。
杏子に「一度お見かけしたけど芸能人の方ってオーラが違うのね」「有名人のお友達とかたくさんいるでしょ?」と言われ、「テレビより舞台の方が多いし」と謙遜する真琴。
謙遜しながらも自慢するところはしています。
しかし交友関係なら奈美も負けていません。
SNSにモデル時代の友人と銀座でランチしている画像を載せたりしていて、とても華やか。
それに奈美の旦那はいくつもの会社を経営しているやり手の社長。
「元モデルで社長夫人かぁ、憧れるなぁ」と真琴は言います。
毎日忙しい旦那ですが、「いつも君には淋しい思いをさせてるから」と言い好きなモノを買ってくれるのだそう。
一方、杏子の旦那は大学病院勤務医ですが、旦那の父は大病院の院長で名家の生まれ。
そして杏子自身、元国際線のCAだった筋金入り。
3人がランチを楽しんでいると大声で駄々をこねる子供の姿が。
それを見た3人は「何・・・あの汚い恰好」と子供と母親を蔑む目でディスっています。
就園前の幼児の脳こそ一番重要で一番伸びる時期。
うちの子には素晴らしい未来が約束されてると信じて疑わないママ達。
最高の環境で最高の教育を受けているのだから。
子供のプレが終わり、それぞれカフェで分れる3人。
思えばこの頃からだったのかもしれません。
それぞれの歯車が少しずつ狂い始めたのは・・・。
今日は真琴、夫の透、そして息子斗夢の家族3人で代官山のカフェにディナーに来ています。
食べ物に手を伸ばす斗夢に「まだ食べちゃダメ」と手を止める真琴。
真琴のSNS用の写真を撮るまでご飯はお預けです。
お腹を空かせた斗夢が泣き出すと、それに気付いたのか女子たちが声をかけてきます。
てっきりサインを求められると思った透。
しかしそれは透の勘違いで彼女たちは落とし物に気付き声をかけてくれたのでした。
そう、真琴の夫は売れないお笑い芸人なのです。
テレビの出演と言っても深夜番組に少し出ただけ。
真琴が透と出会ったのは3年半ほど前、真琴の会社のパーティーで一緒に司会をしたのがきっかけでした。
その後、透からの猛烈なアタックに押し切られ、気付けば斗夢がお腹にいました。
売れない芸人と結婚なんて最初は不安でした。
しかし現実は、売れなくても仕事が全くないわけでなく、選ばなければ歩合制のお給料も結構な額になります。
それに加え真琴の実家は田舎で農業を手広くやっていてかなり裕福で、透の実家に至ってはそれ以上でした。
結婚を渋っていた真琴の両親も透の実家が大きな作り酒屋を営んでいると知り、跡を継ぐ選択もあるからと言って許してくれたのです。
斗夢が生まれ、透の実家も何かと援助をしてくれるし、真琴の実家からも毎月かなりの額をくれています。
おかげで斗夢は月謝が半端ないプリスクールにも通え、豪華なディナーだって食べられるのです。
しかし援助はあっても出ていく額もそれなりなので、今日のような豪華なディナーはたまに程度。
普段SNSに斗夢の描いた絵などしか投稿できていない真琴は、こういう時に見栄を張りたいのです。
代官山のカフェのディナーなら奈美や杏子に見劣りしないはずと思っています。
透は「子供泣かせて撮った写真載せて何が面白いねん」と言いますが、これも全て斗夢の為だと真琴は思っていました。
昔、斗夢が生れて半年経った頃、育児に行き詰まり居場所を求めて近所の育児サークルに参加しました。
低レベルな周りの価値観と合わず「こんなとこ私達の居場所じゃない」と感じた真琴。
求めるのはもっと上の世界の上の人間。
そして辿り着いたのが今のプリスクールでした。
そこに通うママ達の指先は華やかなネイルに持ち物はブランド物ばかり。
子供達への教育はもちろん、自分たちへの意識も高いママ達。
斗夢には上の世界で安定した立派な将来を歩んで欲しい、惨めな思いをさせないためにというのが真琴の考えでした。
幸せな一家団欒なのに、真琴の頭の中はこれから書くSNSのことで頭がいっぱいでした。
真琴は今のままで満足していません。
透さえまともに働いてくれれば、ママ友にも引け目を感じずにすむはずです。
今よりも上の世界に行くために、もっとお金がほしいのです。
モラルハザード|2巻ネタバレ
杏子は夫の亮太と娘の莉伊佐の3人暮らし。
亮太は名家の生まれで本家は群馬の山奥にあります。
重々しくどす黒い山々の並び、この景色を見るたびに杏子の心も黒く染まっていきます。
今日は親戚の33回忌の帰り。
一度も会ったことがありませんが、亮太の家にとっては大事なしきたりで長男の亮太が出ない訳にはいきませんでした。
亮太と結婚するまでの杏子の人生は、いつも思い通りの完璧なものでした。
希望していた難関中の難関の名門女子校にも合格し、子供の頃から思い続けた国際線CAの夢も叶えました。
周りの友人は皆杏子を心から羨み、男達は杏子の気を引こうと必死でした。
正によりどりみどりの中、杏子に選ばれた幸運な男が亮太です。
亮太の家は生家が代々続く家柄で、曾祖父は地元の県会議員を務めた有力者。
親戚も皆地位と名誉を持つ権力者です。
亮太自身は大学病院の勤務医ですが、義父は医大を出て東京で開業しており結婚するのに申し分ない条件の相手でした。
この時の杏子は女としての全てを手に入れていました。
そう、たった一つを除いては。
望んでも望んでも妊娠することができず、全てが完璧だった杏子にとって精神的に辛いものでした。
結婚して5年、治療を始めて3年の春、杏子はとうとう妊娠することができます。
莉伊佐が生れた時は、今までこんな幸せあっただろうかと思うほど幸せでした。
しかし高畠家の人間は誰一人祝福してくれませんでした。
この家にとって大事なのは、跡継ぎとなる男の子を産めるかどうか。
杏子の気持ちなど考えもせず「次は男の子」だと毎回プレッシャーをかけ杏子の精神を追い詰めるのです。
しかし誰が何と言おうと、杏子にとって莉伊佐が宝物であり莉伊佐の為ならなんだってするつもりです。
杏子は今のままで満足していませんでした。
跡継ぎなんて莉伊佐が婿をとればいいだけの話。
そんな血統根こそぎ途絶えてしまえばいいのに、と思っています。
その頃、娘を寝付かせ一人で杏子のインスタ写真を見る奈美。
コメントしようとしますが「なんかムカつくし」と言う理由で手を止めます。
次に真琴のSNSを見た奈美は余計にイライラ。
ビールを飲みながら二人のことを羨みます。
奈美は娘の向日葵と夫の陽介の3人暮らし。
陽介の帰りは今日も遅く本当に仕事なのか不安になっています。
それは二人の出会いのきっかけが水商売だったからかもしれません。
陽介はベンチャー企業をいくつも持っている社長さん。
明るくて優しいことよりも、その頃の奈美には「社長」という肩書の方が魅力的に思えました。
しばらくして陽介は横浜にある自分のマンションからだと会社に遠いからと、都内にある奈美のマンションに転がり込みます。
一緒に暮らし始めて向日葵ができ、今に至るというわけです。
とにかく杏子や真琴に見栄を張り嘘をついてしまう奈美。
もちろん奈美が水商売をやっていたことは内緒にしており、自分を取り繕いいつも必死に何かをごまかしているのです。
プリスクールのセレブなママ友たちに本当のことなんて恥ずかしくて言えないのです。
そして奈美には絶対人には言えない秘密がありました。
モラルハザード|3巻ネタバレ
奈美の出身は秋田県、小さな田舎町で育ちました。
容姿のいい奈美は小さい頃からもてはやされ、高校卒業後は地元でバスガイドの仕事に就職しました。
生活はそれなりに充実していましたが、心はいつも満たされないまま。
そんなある日、偶然にも東京のモデル事務所の社長に出会います。
チャンスだと思った奈美は、必死に媚びて媚びて媚びてなんとか社長にスカウトしてもらい上京しました。
しかし現実は厳しくモデルの仕事はそう簡単にはなく、お金もないので水商売はもちろんもっと過激なこともやりました。
例えば際どい水着に際どいポーズでの撮影会。
その時の画像は今でも検索すると出てきます。
あまりに帰りが遅い陽介に電話をかける奈美ですが、電源が切られていて繋がりません。
この間だって朝帰りで大げんかになったばかり。
こんなはずじゃなかった・・・と心の中で何度も思う奈美。
しかしこの生活も悪くはありません。
綺麗な服を着て美味しいものを食べて、旦那は好きなものを買っていいよとカードを渡してくれる。
大事なのは昔よりも今の生活。
でも奈美は今のままで満足していません。
だって真琴なんか実家が金持ちじゃなければただのブスだし、杏子だって言うほど美人ではありません。
負けているのは実家や経歴だけ。
生まれつき恵まれている奴らなんかに絶対に負けないと奈美は強く思います。
いつもの恒例ランチの日。
杏子は不在で、代わりにママ友のみっこと真弓が来ています。
その時、真琴は奈美から子供たちの2歳の誕生日パーティーに誘われます。
プリスクールは大体同じ月数の子供が一緒のクラスになり、7月誕生日と8月誕生日の子供たちが半々で、前からお誕生日は皆で一緒にと話していたのです。
話をしている最中、斗夢の鳴き声が聞こえ急いで駆け付ける真琴。
斗夢が泣いている原因は向日葵にあるようです。
向日葵は斗夢に向かって「バーカ」と発言します。
女の子の成長は男の子より早く、おませな向日葵からすると斗夢なんて赤ちゃんに見えるのでしょう。
真琴は息子がバカと言われたことが許せませんでした。
しっかり注意しようとした時、気付いた奈美がやってきます。
さりげなく向日葵が「バカ」と言ったことを伝える真琴。
奈美が向日葵に聞くと向日葵は首を横に振り「言っていない」と主張しています。
奈美の圧力に負けなかったことになってしまいます。
話は戻り、奈美から2歳の誕生日会は高級ホテルのスイートルームでと提案され真琴は驚きます。
てっきりいつものカフェか誰かのおうちでホームパーティーだと思っていたからです。
経済状況がピンチの真琴ですが、断るなんてできず「もちろん」と賛成をしてしまって・・・!?
4巻へ続く
モラルハザード|感想
見栄を張る為だけのお金の使い方は、当たり前だけどよくないですね。
リアルにこういう事がありそうで、怖~~~!と思いました。
無理して着飾ったつけがやってくるのが想像できます。
見栄とマウンティングだらけの会話だけで疲れそう。
一体誰がどうして逮捕されたのか気になりますね!
漫画が気になっていた方は、ぜひ無料で読んでみてくださいね♪