漫画、エンジェル・トランペットの最終巻である13巻のネタバレあらすじを紹介しています。
最終話まで書いているのでネタバレ不要の方はこの方法を使って漫画を読んでくださいね♪
60話から最終話までのネタバレ
室戸の元からまりもたちが脱出したころ。
穂刈は薬を受け取りすぐさま2次感染した子供たちの元へと届けます。
さっそく薬が投与され一人の子供の症状がみるみる改善していきます。
穂刈は赤いエンジェルトランペットを受け取るとすぐにその場を後にしました。
彼と入れ違いで隔離室へと入ってきた大臣はいきなり薬の入った瓶をひっくり返します。
「能力者が出てくれないと困る!治療なんかするな!」
子供のが死のうともそれが運命だと言い張る大臣。
しかしそんな欲望とは裏腹に薬を投与されていない子供たちも次々と熱が下がり始めます。
能力者かと思われましたが全員が普通の子供。
どうやらウィルスが変質しており害が少なくなっているようです。
今や能力者はまりもたち7人だけだと分かった大臣は次の策に出ます。
園部が裏切っていると分かった大臣は彼から子供たちに繋がる情報を集めます。
大臣が接触したのはまりもでした。
彼女に危険が起こるのは波流がいち早く察知します。
警告するもすでに遅く、彼は直接大臣の元へ乗り込むのでした。
その頃、まりもは大臣が手配した車の中に居ました。
クローバーウィルスに感染した子供たちに薬が効かないから協力して欲しいと騙されたのです。
他の子に手を出さないと言う条件で協力することを決めたまりも。
このままだとアメリカに連れていかれ二度と会うことは出来ない。と知った波流は自分が身代わりになる決心をします。
大臣との交渉がまとまりまりもが解放されます。
そのことを知った子供たちはみんなで協力して彼を取り戻すことに・・・
丁度その頃、波流のマネージャーも事態を把握したようで大臣に色々と要求を出します。
お金の他には最期の会見で一曲披露させろ。というのも有りました。
その会見で波流は自分がクローバーウィルスに感染していること、GAHに同じような子供が隔離されていたことを公表します。
そして最後の一曲がTVで大々的に報道されるのですがその曲に近くに居たまりもの能力が重なります。
聞いている人々が涙を流し、一気に彼のアメリカ行きを阻止しようと動き始めたのです。
それと合わせてすみれも緊急放送を開始し大臣に重大な疑惑があると報道します。
警察も動き出し、何とか波流が飛び立つギリギリで止めることが出来ました。
大臣はこれまでの立場が一転し警察に追われることになります。
まりも達は最後の仕上げにそれぞれの能力を駆使して大臣を追いつめます。
GAHから持ち出した最後のウィルスを手に船で海外逃亡しようとしていた大臣ですがまりもたちともみ合になりウィルスがばら撒かれてしまいます。
感染した大臣は捕まり、病院送りになるのでした。
まゆりは凛と一緒に両親の元へと戻り、やっと平和な日常を取り戻したのでした。
能力が残ったままの子供たちは全員がワクチンで治療することを決めます。
普通の子供に戻った彼らはそれぞれの道を歩み始めました。
波流は世界中でチケットが売り切れるほどの売れっ子ピアニストとして活躍中です。
さなちゃんは看護師として働き、園部さんは政治家に転身。
ユキちゃんは涼太君と色々な会社の社長をやっているようです。
寅と洋平は二人して消防士になって日々人を救っているのですがまだ能力が残っている!?
実は薬の効き目は期間限定だったのです。
何か月かで力が戻ってしまいそれ以降はみんな力をコントロールしたり定期的に薬を打ったりして生きていくことになったのです。
まりもは国際医師団として世界各国で活躍していました。
戦場では彼女の能力は絶大で”まりもの行くところは戦いが終わる”という伝説があるほどです。
逃げて、闘って、逃げて、闘って。そうして生きてきた彼女たちは今もそれぞれの場所で闘っているのでした。