こんな未来は聞いてな!!7巻(完結巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
6巻で完結した本作品ですが、続編ということで楽しみにしていました♪
今回は佳代と真之介のその後描いたReturnとなります。
その他にも連載では描かれていなかった櫛田やアラサーの話しもたっぷり収録されていますよ。
ではここから7巻のネタバレです♪
佳代と真之介の事情
この間結婚が決まったいとこの麻衣と、色んな式場を物色中の佳代。
麻衣に結婚の話を振られる佳代ですが、今までに色々あったこともあり結婚や先のことは気にしすぎないようにしていました。
それに佳代にはある悩みがあります。
3カ月前、無事に真之介とヨリを戻すことができたものの、その後一向に手を出してくる気配がないのです。
「喧嘩もないしデートもしてんのに、最近はキスすらなくて。露出高めにしたりこっちからスキンシップしたりOKサインめっちゃ出してんのに、あたしってそんな魅力ないかなぁ!?」
麻衣に泣きついて相談をすると、佳代のために参考になる本を買ってくれます。
その夜、さっそく麻衣が選んでくれた本に目を通す佳代。
本には彼をその気にさせるテクニックが書かれてありました。
その中の一つに「素直にしたいと告げるのも大切」とあり、この一文が佳世の胸に一番ささります。
(素直に勇気をだして・・・)
(素直が一番ってこれまでさんざん思い知らされてきたしな・・・)
その日はそのまま眠ってしまい、翌日真之介が遊びにやって来て目が覚めます。
慌ててお風呂場に直行する佳代。
お風呂から出て佳代の部屋でDVDを見るのですが、やはり何もされる気配がありません。
(一応本にあったこといくつか試したんだけど・・・)
(ええいっ!ここはもう直球だ!)
佳代はもじもじしながら「そろそろしたいことがある」と切り出します。
言いにくそうにしている佳代を見て、察する真之介。
「悪い・・・さっき見た。机の上の本・・・。」
寝オチしてそのまま本を出しっぱなしにしていたのです。
「つーか、オレらにはまだ早くね?」
「覚悟はできてる」と自分の気持ちを伝える佳代ですが、真之介は「考えさせてくれ」とあまり積極的ではありません。
佳代は真之介の気持ちが分からず悩みます。
週末、真之介に誘われ高級ホテルへ。
「佳代があんなに強い気持ちで望んでるとは思わなかったから。オレもあの後真剣に考えて・・・。」
(真之介はするならこれくらい素敵な思い出に残るような形でしたかったんだ)
(あたしすっごく大事にされてるじゃん・・・)
しかし真之介が向かった先はチャペルでした。
「約束しかできないけど、いずれ経済的にも精神的にももっと自立して一人前になったら、オレと結婚してください。」
まさかのプロポーズと指輪に嬉しすぎて腰が抜ける佳代。
しかしどうしてこんなことになったのか理解が追いつきません。
実は慎太郎があの日佳代の部屋で見た本は、麻衣が忘れて行ったゼクシィだったのです。
ゼクシィを見てしまった真之介は、てっきり佳代が結婚したいのだと勘違い。
だから妙に話がかみ合わなかったのです。
お互いに誤解が解けた2人は、そのままホテルの部屋へ。
そうして予想外すぎるご褒美と共に、佳代の悩みは無事解決されたのでした。
櫛田の事情
心にモヤがかかった時は、とにかく体を動かす。
これまでそれで大抵のことは乗り越えてきた櫛田。
真之介が佳代とヨリを戻したと噂で聞いた櫛田は、モヤっとした気持ちを晴らすため筋トレに励んでいました。
周りは櫛田のことをストイックだと言いますが、尾原は唯一筋トレの理由を知ってる人物でした。
「何、まだ相川に未練あったんだ?」
未練というより櫛田は納得がいきませんでした。
佳代と付き合いだして憔悴していく真之介を知っているので心配なのです。
「一度痛い目みていい勉強になったんじゃないかなって思ってたのに・・・。私は相川に幸せになってもらいたいの!」
「もっと自立して尊敬しあえて一緒に居て成長し合えるような相手を選ぶべきなのに・・・。」
そんな櫛田のことを尾原はバカにしたように笑います。
尾原とは同じ高校の出身で部活も同じバスケ部でした。
もともと好かれてないとは感じていましたが、あれは高3の夏、真之介にフラれて筋トレをしている時でした。
「あんたでも失恋でヘコんだりすんだね!てか解消法が筋トレってヤバい面白すぎる!」
と、おもいきり笑われたのです。
弱みでも握ったと思っているのか、それ以来尾原はなにかあると絡んでくるのです。
ある日、バスケ部OB会で真之介と再会した櫛田は、真之介に忠告します。
「私やっぱり相川には間違った道に進んで欲しくないよ。ちゃんと幸せになってもらいたくて・・・。」
しかし櫛田が勝手にそう思っていただけで、真之介はとても幸せそうでした。
帰り道、その様子を見ていた尾原。
「あのね、あんたの思う幸せが全人類の幸せじゃないの。100人いたら100通りの幸せがあって、あんたが不幸だと思うことが誰かには幸せだったりとかもフツーにすんの。」
櫛田は理解できませんでした。
「あんたさぁ、自分の価値観でしかもの見なさすぎ。そういうところ素直すぎて可愛すぎ。好きなんだけど高校の時から。」
嫌われていると思っていた尾原に、好かれていたのです。
思えばいつも辛いときは側に居て助けてくれていました。
(ホントに私を好きなの・・・?)
(それでいてこの態度?意味が分からない!)
その時、櫛田はようやく気づきます。
自分の価値観はあくまで”自分の”で、世の中にはそれこそ人の数だけの考え方があることに。
翌日、櫛田は自分の方から尾原に近づきます。
「私もっと色んな人の考え方に触れてみたい。まずは突拍子もなさすぎるあなたからにしようかと。」
アラサーの事情
佳代(30)、ただ今独身街道爆進中。
真之介を諦めて、瀧君との未来を佳代に託して、元の時代に帰ってきたのにこれでは前のルートと何も変わりません。
ですが、ギリギリ一つだけ希望はありました。
それは控室で聞いた”真之介の結婚の経緯”が変わっていたということです。
もう一度タイムマシンを使い過去の自分を操ろうと企むアラサーですが、タイムマシンが消えてしまいました。
(もしかして未来が変わったから・・・?)
(確かにあのタイムマシンはこのルートのものではないし・・・)
アラサーはまたタイムトリップをするために、瀧くんに近づきます。
しかし瀧には佳代の企んでいることはバレバレでした。
佳代にタイムマシンを使わせるつもりはありません。
「仮にまた過去に戻れたとして上手くやれる自信ある?高校時代の失敗をもう一度繰り返すだけだと思うけどねぇ。」
そうは言ってもチャンスがあるなら諦めたくないのです。
ひとまずアラサーは実家に帰り、真之介の未来の嫁について探ることに。
偶然、帰省していた真之介と再会し、アラサーはますます真之介への気持ちが高ぶります。
(やっぱりムリ!あの笑顔がもう他の誰かのものだなんて!)
タイムマシンを使い、高校生の佳代の元へ。
まずは瀧と別れさせ真之介と同じ大学に行けるよう仕向けるアラサー。
佳代にさえも手の内は明かさずに、今度こそうまくいく・・・はずでした。
想定外なことばかりで言う事を聞かないどころか、あの佳代に「結婚だけが前じゃない!」て言われるなんて。
アラサーだって本当は分かっていました。
「結婚だけが前じゃないって信じたいわよあたしだって!」
どんなに泣いても打ちのめされても、また立ち上がって前を向く。
佳代のように強くなるため、アラサーは現代へと帰ります。
未来がどうなっていようと、強く・・・。
大丈夫、きっとなれると自分を信じて。
感想
現代の佳代たちのイチャラブシーン待ってました!
勘違いが佳世たちらしくて面白かったです。
あとちゃんと今までのことを学習して素直に気持ちを伝える佳代にとても成長を感じました。
素直な女の子が一番かわいいと改めて実感。
結婚を真剣に考えてくれる真之介にもきゅんとしました。
上記のネタバレの他に読み切りも収録されていて、こちらも斬新な設定で面白かったです♪
漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にして行ってくださいね(*^▽^*)