魔女は三百路からの漫画を無料で読む方法と、1巻のネタバレを紹介します。
一見地味なOLの黒川御影だが、その正体は三百路(300歳)の魔女!
おひとり様を極めた彼女の日常コメディです♪
魔女は三百路からを無料で読む方法
この方法を使うことで約900円分の漫画を無料で読むことが出来ます。
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次は1巻のネタバレです!
1話|300年の孤独
目立たずひっそりと生きるOLの黒川御影。
アラサーだと思わている彼女ですが、実は今年300歳を迎える魔女なのです。
17~18世紀ヨーロッパで猛威をふるった”魔女狩り”。
迫害を恐れた多くの魔女は世界各地に逃げ延び、その末裔たちは隠遁の生活を送っています。
百代、二百代は派手に遊び、”月影の魔女”なんて恐れられたりしたこともあった御影。
しかし今では魔女なんて時代遅れもいいとこ。
今日だって300歳の誕生日だというのに、人目をはばかってひっそり寂しく過ごすしかないのです。
使い魔のノワール(猫)も全く懐かないし。
そんな御影の最近の密かな趣味は、寂しい日常をまるで恋人と過ごしたかのように撮ってSNSに妄想フォトをあげること。
架空の彼氏とのリア充をアピールする冒涜的快楽を楽しんでいるのです。
すっかり極めたおひとり様暮らし。
この先百年、二百年後も孤独に生きていくのだろうと思っていました。
しかしそんなある日、御影の勤める会社に妄想上の彼氏にそっくりな新入社員が入ってきます。
御影は小林くんを落とすため、媚薬を作り始めます。
圧力鍋と通販で購入したマンドラゴラをぐつぐつ煮る御影。
久しぶりにしてはうまくできたので、魔女仲間・魔魅に自慢することに。
しかし魔魅には媚薬なんてもう古いとバカにされてしまいます。
今時の魔女の流行は、パーベナの樹液なのだと。
SNSに載せているのもただの見栄だとバレかけるのですが、もう後にはひけない御影。
とにかく彼氏いるアピールを続けていると、本当に小林くんと付き合っているような気になってきてしまいます。
その夜、御影は小林の部屋に忍び込み添い寝をします。
(おやすみダーリン・・・いい悪夢をみてね)
かつて”月影の魔女”と恐れられていた女は、すっかりこじらせていました。
2話|冒涜的夜会
会社で若い子たちに飲みに誘われる御影。
小林くんも来るようだったので参加したかったのですが、若い子とは話が合わず疲れるので断ることに。
家に帰った御影は”1人サバトを開催”します。
※サバトとは魔女たちが集まり酒池肉林の宴を繰り広げる冒涜的夜会のことである
今夜のために御影が用意した生贄は、切り刻まれた血肉を自らの腸に詰め込まれた憐れなる子羊・ソーセージ。
全身の生皮を剥がれ地獄の業火で揚げられたプロイラーなる鶏・鶏皮の唐揚げ。
さらには全身を塩に擦りこまれ長時間重き石の下敷きになるという責め苦を受けた罪深き野菜たち・漬物盛り合わせ。
要はただの1人飲みです。
なんだかんだでやっぱり家で1人が楽で1番なのです。
なにより1人飲みのいいところは、好きなだけ想いにひたれること。
散々1人を満喫したあと、寂しくなった御影は誰かを召喚することに。
呼び出したのは山羊の頭を持った悪魔・バフォメット。
しかし若くもなく生娘でもない女とは一緒に飲んでくれませんでした。
そとを見上げると綺麗な満月が。
御影は箒にまたがり、月見酒を楽しみます。
3話|墳怒の道
結婚式。
それは清らかな聖域で執り行われる人々の喜びと祝福に満ちた場。
その空間は”異端”の存在であり、独り身の三百路の魔女にとっては文字通り身を焦がす”地獄の業火”。
(ヤバイ・・・気を抜くと浄化されて一瞬で灰になる)
(会社の付き合いとはいえ本当に勘弁して欲しいわ)
天使たちは御影を見てあからさまな表情。
「なんでお前ここにいんの?」みたいな顔をしています。
そんな中でも嫉妬に満ちた空間は、結婚式で一服の清涼剤。
ブーケトスで小林くんから「黒川さんウェディングドレス似合いそう」と言われ、ついついその気になる御影。
”おひとり様結婚式”たるものを見つけ、痛いと思いつつも申し込んでしまいます。
(おひとり様だっていいじゃない)
(結婚式を冒涜してやるわ!)
ノリノリでチャペルへ入ると中にはまた天使たちが。
天使たちにバカにされた御影は、黒いパワーを発揮してしまうのでした。
4話|生涯魔女宣言
今夜は久しぶりに魔女仲間が集まっての女子会!
昔は100人くらいで集まり朝まで騒いだのに、今ではみんな辞めてしまい集まったのは杏子と魔魅の2人だけ。
「年を取ると魔女なんてやめて幸せな結婚生活を、なんて思っちゃうのも分からなくはないわ。」
魔王と契約した時の印を消せば、契約が切れて魔女ではなくなるのです。
しかし三百路を迎えた御影は、覚悟をしていました。
これから先は魔女として1人で生きていくと。
「魔女は生き方、同情を求めた時全てを失う。だったら1人で生きて行った方が気が楽だもの。」
その時、偶然同期と飲みに来ていた小林くんと鉢合います。
小林君は御影たちの服装に疑問に感じつつも、「似合ってる」と褒めてくれます。
「こんなこと言うと変な奴だと思われるかもしれませんけど、黒川さんのこと昔から知ってるような気がして・・・。」
思えば150年ほど前、御影と小林は確かに会っていました。
小林は幕末で出会った高杉晋作の生まれ変わりだったのです。
5話|魔女の血
(間違いないわ、小林くんが150年前のあの男)
(ひょっとしてこれって転生!?)
ドラマチックな展開にすっかり燃え上がってしまう御影。
しかし三百路ともなると恋に臆病にならざるを得ません。
リハビリの為、御影は恋愛ゲームのアプリで遊ぶことに。
たかがゲームにのめり込み300万も課金してしまいます。
思い返せば今までの恋も相手を堕落させたいという魔女の血が騒ぎダメ男を量産してきました。
その時、御影はあることに気が付きます。
ノワールを人間の姿に変えシミュレーションの相手になって貰えばいいということに。
乱暴なノワールに振り回され快感を得る御影。
(楽しい~~!魔女にとっては自分の不幸も蜜の味!)
自分の不幸に酔いしれていると、またしても偶然小林くんに会います。
(やっぱり彼は運命の人!?)
運命を感じる御影ですが、服に鰹節をつけた女に恋が始まるはずがありませんでした。
6話|逢魔が時
仕事から疲れ果てて帰ってくる御影。
やたら雑務が回ってくるは、部長のセクハラはウザいは、なにより小林くんと顔をまともに合わせられません。(カツオ節事件のせい)
(こんな時やっぱり1人身はダルイなぁ)
(家に帰ったら誰かが作ってくれたご飯食べて、誰かが用意してくれたお風呂に浸かってリラックスしたい)
こんな時は”儀式”でテンションを上げるしかありません。
日常の中にも儀式のようなものは色々あります。
例えば食事の時もパスタにチーズを下ろしたり、唐揚げにレモンをかけたり、これも言ってみれば食前の儀式。
お風呂に入る前に行う儀式いえば、やはり”入浴剤”。
ひとり芝居を交えつつサッパリし、寝る前にはアロマキャンドルに包まれながらネットで不倫浮気スレを徘徊するのです。
アロマキャンドルがきれていたので注文する御影なのですが、ネットを見ているとついつい色々な物が欲しくなってしまいます。
あれもこれも欲しくなりポチポチ。
(ひょっとして今日は逢魔が時!)
※満月の夜の真夜中、魔女の能力が最高潮となる時間帯
こんな時間にネットショッピングなんてしてしまったら、つい魔が差して余計な物を買ってしまいます。
それだけではなく魔女の血が騒いで自制心を保てなくなり、このままではお菓子を食べてしまいかねません。
誘惑に負け食べそうになる御影ですが、妄想の男に引き止められます。
無駄な独り芝居に虚しくなり寝ようした時、外にウィルオウィスプが見えます。
窓を開け中に入れるとキャンドル代わりのほどよい灯となりリラックスして眠れそう。
寝る前に一番大事な儀式を思い出し、慌ててお肌をパックする御影。
「スベスベにな~れ~スベスベにな~れ~。」
三百路はお肌の曲がり角なのです。
7話|運命の悪戯
重い物でも魔法を使えば運べるし、虫だってキャーキャー言ってたのは初めの100年くらい。
魔女ともあれば男手が必要なことなんて別にないのです。
今宵もビールを飲みながら世の恨み辛みを酒の肴にしようとした時、ネットが繋がらないという緊急事態が発生します。
魔女といえど電化製品だけはどうにもならないのです。
その時、タイミングよく小林くんから電話がかかってきます。
仕事上で相談したいという彼に、パソコンをだしに家まで呼び出す御影。
小林くんはグイグイ御影にその気になるような言葉を言ってきます。
(150年越し、もし彼と一緒になれるなら魔女をやめて一生を添い遂げる覚悟をしてもいいかもしれない)
その時、パっと窓を見ると天使たちが張り付いてこちらを見ていました。
天使は御影に魔女をやめさせ結婚させようとしています。
「ひょっとしてこれ全部あんたたちの仕業!?私に魔女から引退させようって魂胆!?」
目が覚めた御影は、おひとり様を貫くことを改めて決意するのでした。
2巻へ続く
感想
三百路魔女の誇張されたおひとり様生活、面白いです。
人間でいえばこじらせたアラサー女子という感じですが、魔女要素もあって楽しいですね♪
悲壮感なく読めるのが良いです。
あとはちょくちょく登場する天使の表情が絶妙で笑えます。
懐かない猫のキャラも最高(笑)
面白かったので気になっていた方はぜひ無料で読んでみて下さいね♪