堕ちる3巻(最終回)の結末ネタバレ感想と、漫画を全巻無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
父と正美との禁断の関係を全て知りながら、自身も不倫を続けていた母と決別し、1人暮らしを始めた正美。
検察官になるため勉強しなければいけないのに、父を想い身体が疼く毎日。
正美は「バレなければ大丈夫」とついに売りを始めてしまい・・・!?
3巻|ネタバレ
一時は消えてもそれはまたムクムクと大きくなり、簡単に正美を支配してしまいました。
卒業後、無事に検察官となった正美。
仕事を終わらせ帰ろうとした時、小倉検事に「一緒に外まで行こう」と声をかけられます。
「佐藤さん独身でしょ?どうして官舎に入らないでアパート借りてるの?」
「・・・気持ちのリセットのためです。官舎だとどうしても仕事場の延長のような気がしてしまうので。」
2人で話しながら歩いていると、公判部長に声をかけられ高検の秋山公判部長を紹介されます。
小倉と公判部長たちが話している間も、正美はただ「早く帰りたい」とそわそわしていました。
なぜなら今日は木曜日。
仕事後は化粧をして着飾ってホテル街へ向かう日だから。
(私とお父さんの時間)
(私は、私を売る。そして疼きは消える)
こんなこと官舎にいたら出来ません。
だからこそ正美は父と同じ検察官という仕事を全うできるのです。
しかし疼きは日に日に大きくなっていき、仕事に集中するのが難しくなっていました。
気を抜くと支配されてしまうのです。
(もしかして今のままじゃもう収まってはくれないの?)
(これからもっと大きくなってしまうの?)
そんな中、休日出勤を終え仕事場を出ると外に小倉検事が待っていました。
相談事があると言われ、仕方なく話しを聞くことに。
小倉検事は軽く自分の自己紹介をした後で告白をします。
「僕と結婚を前提にお付き合いして頂けませんか?」
正美の仕事熱心な所に惹かれいつの間にか同僚以上の感情を持ってしまったのです。
(結婚?私が?)
(するワケないでしょう。こんな好きでもない人と)
しかし小倉検事は父と同じ検察官。
今までいくらセックスをしても疼きが消えないのは、父と同じ検察官ではないからなのかもしれないと正美は考えます。
(お父さんと同じ検察官のこの人とだったら?)
一刻も早く確かめたいと体が疼く正美。
しかしもし彼でも疼きが消えないとすれば、一生満たされることはないという不安もありました。
色んな不安がよぎり正美は「少し時間を頂けませんか?」と返事をします。
小倉と分かれた後、正美は足早に準備をしホテル街へと向かいます。
(あの人とすればきっとこの疼きから開放される)
(そうすれば私は立派な検察官になれる!)
(でも今は!とにかく今は誰か・・・!)
客を捕まえいつも以上に何度も何度も求める正美。
その時の男の話の内容から、彼が検察官(秋山公判部長)であることに気が付きます。
しかし向こうは正美に気づいていません。
「ダメじゃない。検察官がこんなことしちゃ。でも大丈夫、わかってるわ。これは2人だけの秘密だものね。」
正美は秋山を脅迫し自分の胸を触るよう頼みます。
それはまるで父のように、疼きが消えていくのでした。
秋山はバレることを怖れ正美を殺してしまいます。
その後警察が入るのですが、バッグも服も身元が分かりそうな物はなにもなく事件は手こずると思われました。
ですが偶然にも警察官の1人に正美を知る人物・松岡がいたのです。
松岡は大学時代の苦い経験がきっかけで法律の勉強をするのがバカらしくなり、検事ではなく警察官になっていたのでした。
松岡は正美の表情を見てこう言います。
「喜色満面。」
この事件がひっかかっていた高校生男子は友達と分かれた後、家に帰ると珍しく父親がいました。
男の子の父は秋山公判部長でした。
「こんなに早く身元がわれたのは予定外だったが、まあなんとでもなる。さて忙しくなるぞ。」
そう言って家を出ていくのでした。
完結
感想
なんとも言えない読後感。
人は何かに依存しなければ生きていけない生き物なのでしょうか。
結末は衝撃的で前半の伏線も見事に回収できていてスッキリしつつもゾッとしました。
全3巻で完結ですが、もっと続きを読みたいと思えるような中毒性のある作品です。
気になっていた方はぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪