駆け足あらすじ
高校かるた選手権団体戦を制した千早達が優勝の余韻に浸るのもそうそうに翌日には個人戦がスタート！
各階級ごとに分かれそれぞれ総合優勝を目指すも千早は前日の負傷によりドクターストップを掛けられてしまう。
利き腕での勝負が難しくなった千早は左手で勝負を挑むもその前に立ちはだかったのはクイーン若宮詩暢だった・・・⇒１７巻へ進む
ちはやふる｜１６巻あらすじ
84話～
優勝旗を受け取る千早
皆と頑張ってきた１年間の思い出がよみがえる。
喜びもほどほどに千早は指の治療をするため急いで病院に向かう。
剥離骨折のような状態だがこの病院では詳しい事は分からないから明日別の病院に行くように勧められる。
当然、かるたは出来ないと言われるのだった。
翌日、個人戦千早は皆に止められるも利き腕を使わずに左手で参戦することに
あくまでも目標は各階級優勝！
団体戦優勝校として恥ずかしい試合は出来ない。
全員が優勝を目指して本気でぶつかる個人戦がいよいよ始まる！
85話～
１回戦、千早の対戦相手は団体戦で肉まんに勝利した明石女子の夕部
男子に引けを取らない剛腕に千早は左手で立ち向かわないといけない。
普段と違う動き。
相手陣は何とか手を出せるが自陣に対してはなぜか手が出なかった。
これまで叩きこんできた距離感が狂ってしまったのかどうすることも出来ない。
そんな中、勝利一番のりは２７枚差のパーフェクトで新
続くクイーンは２５枚差のパーフェクトで続く
千早は未だ自陣の手の出なさに悩んでいた。
「右手は一試合分しか持たない。それなら新と・・・」
懸命にもがく千早が編み出したのは普段と配置を対象にすることだった。
札が読まれると「パシ！」スムーズに手が出た！
いつもと左右対称にすることで体が動くようになったのだ。
勢いのに乗った千早は間一髪のとこで勝利することが出来た。
肉まん君も初戦を勝利で飾るが２回戦で新と当ってしまう。
最後まであきらめなかったが力及ばず敗戦
千早は順調に２回戦も勝ち進むのだったが３回戦の相手はクイーン若宮詩暢
87話～
詩暢ちゃんと対等に戦えるようにこの一年、頑張ってきた。
千早は温存していた右手で対戦を迎える。
「しのぶれどー」クイーンの得意札をとったのは千早だった。
だが健闘空しく２３枚差という大差で負ける。
落ち込む千早を見た詩暢は昔の事を思い出した。
「詩暢ちゃんは同世代とはやらん方が良い」あまりに強すぎたため手加減してしまう故に先生に言われた言葉だった。
もう少し取らせて上げれば良かったかなー
そう思いながら千早の横を通り過ぎようとした時、「ガッ！」腕を掴まれる。
「本気でしてくれてありがとう！またかるたしようね！」千早はあの子たちとは違う。
「いつや？」「クイーン戦で！」そう聞くと嬉しそうにその場をさっていくのだった。
そんな中どんどんと決勝のカードが出そろう。
Ａ級 綿谷 新 対 若宮 詩暢
Ｂ級 真島 太一 対 山城 理音
同時刻に別会場で開始される試合、肉まんＡ級の試合を見に行くと言うが千早が取った行動はＢ級の太一の応援に行くことだった。⇒１７巻へ進む
