駆け足あらすじ
高校かるた選手権、団体戦決勝トーナメント。
千早達は精鋭ぞろいの常勝高校・富士崎と対戦。
それぞれが格の違いを感じるほどに手ごわい相手に苦戦を強いられるも、キャプテンの千早は流れを引き寄せるため果敢に攻め込む。
しかし札に飛び込んだ矢先、指に激痛が!?
日本一まであと一歩・・・千早達の運命の一戦、鍵は太一が握る!⇒16巻にすすむ

ちはやふる|15巻あらすじ

79話~

違和感を感じる指はドンドンとその痛みを増していく。
しかし以外にもそれに同様したのは相手選手の理音だった。

怪我はした方よりさせた方が気にする。昔、原田先生に教わったことだった。
その勢いのまま怒涛の4連取!その姿に男子メンバーを気合を入れ直す。

圧倒的な強さを見せつけられ全員が劣勢の瑞沢だったがだれひとりとして勝負をあきらめるものは居なかった。
千早はドンドンを鋭さを増していく。一枚また一枚と理音に詰めよる。

「綾瀬にも1字きまりは20枚ある」机君の言った通り千早は2字決まりの札を1音目で取りに行く!
こんなに感じの良い相手は初めてだ。理音は怪我の事を考えるのを辞めた・・・

叔母の声で負けることなど無いと思っていた理音、その自分のと同じ感じをもった相手が目の前いにいる。
「負けたくない!」お互い一歩も譲らない熱戦を繰り広げる。

他のメンバーは徐々に決着がつき始める。
机君・筑波は惜敗

残す太一・肉まんも状況は厳しかった。
しかし太一から出た言葉は「3勝するぞ!」と力強い声だった。

82話~

太一は初めて変わろうとしていた。
恥ずかしがっていた素振りも丹念にするようになった。チームだけでなく自分の世界に入れるようにもなった。
その気迫が太一に風を運んで来る。
「ひとは」送ります。

ついに相手のお手付きを誘う一発を繰り広げる。

そのころ千早は最終局面を迎えていた。
富士崎一感じが良い理音を相手に5枚差、そして最後の札を取った。
「ありがとうございました。」

千早はそのまま崩れるように眠りについた。「瑞沢1勝!」の声は届かずとも千早の気持ちは二人に届く。
そしてとうとう運命戦にまでもつれ込む!

北央との試合経験を活かしてすでに札合わせは出来ていた。

「きみがためー」「しのぶれどー」空札が続く・・・

太一は今まで運命戦で自陣が読まれたことは無かった。
「もう一生で無くて良いから!今だけは」

丁度、千早が目を覚ましたとき・・・

読まれたのは瑞沢の札だった。

「団体戦優勝は瑞沢高校です!」

こうして高校かるたに名を残す高校が一つ増えるのだった。⇒16巻にすすむ

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