漫画、痴情の接吻2巻のネタバレを紹介します。
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5話から8話|ネタバレ
バラと一緒にキスをしてから一週間、今までのような不意打ちのキスとは違ってあの日は拒絶しなかった。
そんなことを考えていたら日に日に上条への想いが大きくなっていきます。
丁度、タイミングよく明日は上条の誕生日。
”別に変な意味は無いから”と自分に言い聞かせながら柏木は誕生日ケーキを予約します。
上条は少し遅くなるという事だったので、その日は就業時間が終わると同時にダッシュして、夜ご飯を作ります。
頑張ったかいもあって上条が帰ってくる前に作り終え、大好きな読書をしようと思ったのですが。いつもなら帰ってくる時間になってもまだ帰ってきません。
それから2時間たっても連絡すら無く、モンモンとした時間が続きます。
”つき合えばもっと楽しくなる。なんて嘘!!疲れるし感情が乱される”
元々、一人の時間が好きだった柏木は改めてそう思うのでした。
ですがその時、やっと上条が帰ってきます。連絡も無かったことを問い詰めると、この時間はいつも読書してるから悪いと思ったとのこと・・・
ご飯やケーキを用意して待ってくれてるなんて想像もしてなかったようで、それを知ると満面の笑みで喜んでくれました。
「今までの誕生日で一番うれしい!」
そんな笑顔を向けられて、柏木の心は一瞬にして真逆に変化します。
「上条・・・つき合おうか」
この時から、ただの同居人じゃない生活が始まるのでした。
今までの事を考えると、今夜は絶対に何かある。そう思って身構える柏木でしたが、そんな思いとは裏腹に上条は手を出してきません。
”あんなに喜んで好き好きアピールしてきてたくせに”と身構えてたことが馬鹿らしく。胸がモヤモヤします。
次の日、差し入れを持ってきてくれた帰りもいつもキスもせずサラッと帰っていき、モンモンとした気持ちが抑えられず夜に直接聞いてみます。
「どうしてつき合ったのにな・・・何も・・・してこないの?」
すると上条はつき合いはしたけど好きの度合いが違い過ぎて、一度、柏木が自分のことで一喜一憂しているのを見てみたかったのだとか。
振り回されてたことに少し怒ったものの、ストレートに自分の気持ちをぶつけてくれる上条をすぐに許し、その日は彼の部屋へ・・・
ですが前日の寝不足がたたって、すぐに彼のベッドで眠ってしまうのでした。
翌朝、いつもなら2月の寒空に凍えて出勤してるのに、今日は心なしか空気が暖かく感じる柏木。
上条が休みということもあって夕飯を用意してくれてるらしく、仕事が終わると家路へと急ぎます。
丁度、上条も買い出しの帰りでばったり出会った二人。
みぞれが降っていたので先にお風呂で温まることにします。
いつも自然乾燥の上条の頭を乾かす為に部屋に呼ぶ柏木。自然と距離も近くなりそのままの流れてキスをします。
ずっと抑え続けていた上条がそれだけで止まる筈もなく・・・二人はその日、初めて結ばれるのでした。
「和華。ずっとそう呼びたかったんだ」
これからは柏木のことをそう呼ぶことになったのですが柏木の方はまだ照れ臭いようで今だに上条。
下の名前で読んで欲しいと言われてもも「おいおいね!」とはぐらかします。
食事を終えて、床につこうとした時、当たり前のように一緒に寝ようとする上条。
ですがシングルベットに二人は明日の仕事に支障が出るから。と何とか説得し自分たちの部屋で眠ります。
しかし朝、目を覚ますと目の前には上条!?
「昨日、ダメって言ったのに!!もう勝手なことしないで」
軽く言っても聞かないので、少しきつめにそう言うと、上条は素直どころか少し落ち込んだ様子で部屋を出て行きます。
”もしかして傷つけた??”
傷つけるつもりはサラサラ無かった柏木はあたふたあたふた。
”偶然を装って駅で待ち伏せして少しだけ謝ろう”
そんな魂胆でしたが、上条にはバレバレだったようで、無事に仲直り出来た二人。
まだまだ二人の恋は始まったばかり。
3巻に続く