愛になんて溺れない最終回ネタバレ

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10話から最終話|ネタバレ

「同棲なんて法的メリットもねーし効率悪いだろ」そんなことを平気で行ってくる、クズ男だった二ノ宮ですが怜に対しては違うらしく。

早朝ランニングから帰ってきた怜を抱きしめて「いつから一緒に住む?」と詰め寄ります。

理由を聞けば”効率よく抱けるから”と相変わらずのクズ男っぷりは変わらないようで、怜もへそを曲げます。

仕事中は私情を挟まずテキパキとこなす二人、ふと休憩中に2人分の弁当を作ってきたので一緒に食べようと誘う怜。

しかし「いらない。そういうのいいから」とあっさりと断り、午後から出張だからと合鍵を渡してそそくさとその場を去ります。

”なんで私はこんな人を!!”と思う怜でしたが家に帰ってみると、いつまで出張なのか意地を張らずに聞いていれば良かったと後悔します。

一度も連絡もなく、自宅でふさぎこんでいると、二ノ宮さんが訪ねてきてくれました。

深夜ですが二人になりたいからと連れ出された先は会社の保養所で海の音が聞こえるビーチ近くのいい雰囲気の場所でした。

そこで彼の本音を聞きます。

「怜に頑張らせたくないし俺も頑張りたくない。その方が長続きするだろ?」

彼自身の口から長続きさせたいと言ってくれたことで怜の機嫌は一気に直ります。

自分の家の合鍵も渡し、お互い自分のペースで相手に会いに行こうと、キスをするのでした。

それから暫くして、約束していた旅行の前日に怜はやっぱり旅行には行けないと言い出します。

きちんと有給の申請はしていたのですが、担当クライアントから別件で相談できないか?と言われたからです。

ですがそんな事、二ノ宮さんには通用せず「同僚を信用しろ。休暇を取るのも能力だ」と正論で言い伏せられるのでした。

今日の目的地は予約の取れない有名宿です。

ドライブを楽しみながら目的地に向かいますがチョコチョコ仕事の事を気にする怜。

流石の二ノ宮さんも機嫌が悪くなり、宿に着いた瞬間「帰るぞ!仕事気になるんだろ」と会社へ向かいます。

すると怜の代わりにクライアントと打ち合わせに行った同僚は「とっくに終わってるけど、どうかした?」とさっぱりしたものでした。

同僚はそんなことより二人が一緒に現れたことの方が気になるようで各層とする怜をよそに「一緒に旅行中だ」と断言する二ノ宮さん。

”バレた。明日からどんな顔すれば・・・”と不安になりますが、その後の旅行でラブラブした時間を過ごすと、全部消し飛び、最高にリフレッシュ出来たのでした。

翌日、やっぱり昨日のことはすぐ社内に広まってるようで、朝から女性社員たちから質問攻めにあってしまいます。

すると、今まで以上にモテ始める二ノ宮さん。みんな彼女が居ようとお構いなしのようで、怜からの情報をもとに猛アタックしています。

それだけじゃ飽き足らず、怜を飲み会に誘うと彼を落とす秘訣を教えてとまで言ってきます。

別に隠すつもりもなくサラサラと彼の好きなこと嫌いなことをぶっちゃける怜。

「私、絶対負けませんので」余裕の表情でそう宣言しますが、実の所不安がいっぱいでした。

飲み会の帰り、二ノ宮さんに出会うなり「どんな美人にもかわいい子にも負けないもん」と抱き着いてしまいます。

ですが、その日から1週間放置される怜。”なんで?地雷でも踏んだ?”と不安な日々を送ります。

しかしそれは二ノ宮さんの気まぐれでした。

「飲み会の日、あまりにも怜が可愛かったから追っかけられてみたかったんだ」でもこれ以上、エッチを我慢するのが無理だ。と元のラブラブな関係に戻るのでした。

暫くして、寿退社した社員の結婚式に参列した二人。

怜は自分たちもいづれ結婚するのかなぁ。と淡い期待を抱きます。

ですが、女心を知る気ゼロの二ノ宮さんは考えたことも無さそう。

モンモンとした毎日を送っていたのですが、我慢できずそれを直接相手にぶつけます。

以外にも真剣に結婚のことを考えてくれる二ノ宮さん。でもまだまだ想像は出来ないようで、とは言え離れる気も無いようで。

”一緒に行けるところまで行ってみよっか”

怜は溺れると分かっている恋に身を投じるのでした。

-完-

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