私の少年8巻ネタバレ

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34話から38話|ネタバレ

高校生になった真修。最近はよく、カフェで中国語の勉強をしている聡子と約束もせず会うことが多いようです。

特に何を話す訳でもなく、お互いが集中して勉強をして、時間が来たら帰っていく。

そんな真修はその容姿もあって、高校に入ってからはかなりモテ始めます。

街を歩いてると写真を撮って欲しいと言われることも多々あるようで、そんな様子を片思い中の小片が見つめます。

小片はいつも放送部が無い水曜日に駅で真修を待ち伏せしてることもあって、良く話をする相手です。

ある日、真修はいつもと違う帰り道で帰っていたところ、小片さんの友人から彼女がいつも真修を駅で待ち伏せしている話を聞きます。

半信半疑ながらも駅に向かうと、小片さんのすがたを見つけて後ろから声を掛けます。

すると彼女は不意にみられる顔が恥ずかしくて思わず手で覆い隠します。

その仕草はつい最近、彼女自身が好きな人の前では女子は顔を隠してしまう。と教えてくれた所でした。

”小片さんは俺のことが好きなんだ・・・”

家に帰ってからもその事を考える真修。でも頭に思い浮かぶのは聡子の事です。

”聡子さんにも好きな人っているのかな?”

ぼーとそんなことを考えていると父と弟が聡子さんの会社でやるゲーム体験会に行くと言うのでついていくことにします。

もしかしたら聡子さんに会えるかもしれない。楽しみにしながら会場に行きますが、出迎えてくれたのは椎川さんでした。

最近もカフェで2人で居る所を見られたようで、ネチネチと嫌味を言ってきます。

それに淡々と答える真修にどうにかダメージを与えたかったのか。椎川は昔、聡子と付き合っていたことを話してくるのでした。

ショックでうなだれる真修「え~~~~!!聡子さんは椎川さんを好きだったってことですか?」

その言葉は案外確信をついていて、当時、聡子から明確な愛情表現をしてもらったことがありませんでした。

後日、真修に言われ、当時の気持ちが再燃してきた椎川はそれを聡子にぶつけます。

「何か当時のことポンと思い出せる?無理だよな?お前が見てたのは俺じゃ無かったもんな」

自分に父親を重ねられていたと思っていた椎川。確かにそんな部分はあったものの、聡子なりに椎川のことは共感できる部分もあって、当時のことで今だに覚えていることもあります。

別れる時は目も合わさなかったあの時の聡子はそこにはおらず、真修という一人の男の子と出会って、大きく成長した聡子になっていることを悟ります。

そして、もう二度と、自分に振り替えることは無いのだろうと言うことも・・・

聡子はずっと真修の父に謝りたいと思っていたらしく、椎川にセッティングして貰い会うことを決めます。

ですがいざ、会ってみると拍子抜けで、自分のせいで仙台に転勤になってしまったのでは?と気にしてくれていたようで、良かったらこれからも勉強とか見てやって欲しい。と言われるのでした。

気兼ねなく会えるようになった二人。真修は勉強の息抜きに日曜日は出かけたいと言います。

ちゃんと親にも許可を貰うというので聡子もそれを了承します。

その前日、同級生たちと遊ぶ約束をしていた真修。そこには小片さんんも居て、あの日以来に久しぶりに会います。

美味しいカフェでみんなで食事を済ませた後、いつもジャージの真修をどうにかしようと言うことで男子と女子に分かれてコーディネート対決をします。

小片はふと頭の片隅にあった、ターコイズを基調とし手まとめた服に決め、真修もそれが気に入ったようで、その服を選んでくれました。

ルンルン気分で服屋を出た所で偶然、聡子と遭遇します。

すぐさま駆け寄っていく真修に小片の目線も自然にそっちに移ります。

”ターコイズのコート?そう言えば、早見くんが好きだって教えてくれたのも・・・”

真修が聡子の事を好きだと感づいてしまった小片。そこからはうわの空で友達と遊んでるどころじゃなく、一人抜けさせてもらい、聡子に会えないか連絡してみます。

直ぐに来てくれた聡子。自分とは正反対の魅力的な彼女を目の当たりにして、思わず八つ当たりをしてしまいます。

「自分は早見君のことが好きで恋してる。曖昧な気持ちで関係を続けてるあなたと違って。」

小片さんの言葉はもっともで、ですが聡子にも真修に対する特別な気持ちがありました。

「今はただ、彼に幸せになって欲しい。正解を出すことは出来ないけどただ一つ。私は真修がすき」

小片と本音を語り合った聡子の心境にも変化が!?

感想

この続きのデートめっちゃ気になりますね!

小片との話で聡子も思う所があったようで、なにやら決心したような顔をしていました。

流石にまだ恋愛感情は抱いていないとは思いますが、2人の関係がどうなるか目が離せません。

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