テリトリーMの住人11巻(最終回)結末のネタバレと感想を書いています。
漫画を無料で読む方法も紹介しているので、そちらも参考にしてくださいね♪
前回、両親が再婚して瑛茉は両親と一緒に住むことになりました。
ある日、酔っ払った瑛茉の父親の介抱を怜久が助けようとした時、2人の唇が触れてしまい・・・!?
では最終巻のネタバレです!
40話
怜久と唇が触れてしまった瑛茉ですが、キスではなくただの事故。
やましい気持ちはなくても宏紀が知れば嫌な気持ちになるだろうと思い、あえて宏紀には言わないことに。
瑛茉は怜久にも根回しするのですが、話している会話を宏紀に聞かれバレてしまいます。
しかし二人の事故チューを知っても宏紀は全然気にしていない様子。
「怪我しなくてよかったね」といつも通り優しい宏紀です。
てっきり宏紀は不機嫌になると思っていた瑛茉。
宏紀が傷つかなくて済んでよかったと思う反面、ヤキモチの片鱗さえも無いことに少し寂しい気持ちに。
そんな中、瑛茉たちの修学旅行が始まります。
いつもは瑛茉のメールにすぐに反応がある宏紀ですが、なぜか既読つかず反応も薄い。
体調不良と聞いて納得した瑛茉ですが、二日目も三日目も反応が薄く、瑛茉はどんどん不安になっていきます。
いつもなら気になればすぐに会いにいけるのですが、修学旅行のため会いに行くことも出来ず。
そんな離れているもどかしさを感じているのは、宏紀も同じでした。
41話
モヤモヤの瑛茉は、こまちゃんと郁磨を待っている間、怜久に相談します。
相談はやがて愚痴となり、それを永遠に聞かされている怜久。
せっかく二人きりになって身構えていた怜久ですが、思っていた展開とは全く違っていました。
事故とはいえキスをしたのだから、少しはなにか揺らぎがあると思っていたのに、笑えるくらい瑛茉には全くありません。
しかし無くてホッとしている自分もいました。
怜久はずっとぐるぐる同じ愚痴を繰り返している瑛茉に、「帰ったらすぐ会いにいきゃいーじゃん」と背中を押します。
怜久の中ではいつの間にか「自分の好きな女」という認識より、「ひろくんの彼女」としての認識の方が強くなっていたのです。
地元の駅に到着すると窓から宏紀の姿が。
瑛茉は急いで新幹線を降り、宏紀の元へと走っていきます。
宏紀は待ちきれず駅に迎えに来てくれたのでした。
「おかえり、瑛茉」といつものように優しく抱きしめてくれる宏紀に瑛茉はホッと安心します。
週末、宏紀は瑛茉の家へ。
瑛茉の部屋でくつろぎながら、瑛茉が修学旅行中に反応が薄かった理由を聞くと実はヤキモチを妬いていたことが判明。
せっかくの楽しい修学旅行中に「今一緒?」とか「何してるの?」とかいちいち聞いてしまいそうなのが嫌だったので、考えないように無になっていたのです。
宏紀の本当の気持ちを知った瑛茉は「ほんとは気にしてたんだー」と嬉しそうに宏紀に抱きつきます。
すると宏紀は瑛茉をベッドに押し倒し本音を話します。
「気にするよ。思いっきり気にした。でもそんなの言ったら修学旅行前の楽しい雰囲気が台無しになっちゃうじゃん・・・言えなかっただけだよ。」
瑛茉に似合うように、大人で優しくて頼れる存在でありたい。
だけど本当は事故でも悔しいし嫌だと思っていたのでした。
「瑛茉に触っていいのは俺だけじゃないとやだ。」
「私も宏紀にしか触られたくない。」
二人はキスをしてそのまま・・・。
その日二人はこれまで以上に仲良くなったのでした。
42話
宏紀と瑛茉、こまちゃんと郁磨のバカップルぷりに、もうお腹いっぱいの怜久。
母も義父と再婚し変わって今では3人で義父特製のラーメンを食べるほどに。
瑛茉に失恋した怜久ですが、とても清々しい気分でした。
二人を認めてそれを嬉しくさえ思っているのです。
もしこれが他の男に簡単にフラフラする女だったり、付き合ったのがろくでもない彼氏だったとしたら、初恋が実っていたとしてもこんな清々しい気分にはなれなかったでしょう。
最終話
4人は大学一年生になりました。
こまちゃん、郁磨、怜久は同じ国立大、瑛茉は私立に進みます。
今は6月後半、新しい環境にも多少慣れてきたというところ。
高3の瑛茉の誕生日、宏紀が左耳、瑛茉が右耳にお互いに開けあったピアスホール。
宏紀がプレゼントしてくれたピアスを瑛茉は大事にいつもつけています。
瑛茉はチサちゃんに誘われてバスケサークルへ入部。
誘われてなりゆきで入ったサークルですが、バスケは宏紀の部活をいつも見ていたのでテニスやフットサルよりは親しみがあり、なにより受験生の宏紀が息抜きでちょっとバスケをする時に一緒にできるので入って良かったと思っています。
しかしサークルの合宿で瑛茉はピアスを失くしてしまいます。
現地を出発するぎりぎりまで探しましたが、結局ピアスを見つけ出すことは出来ず。
瑛茉は宏紀に会った瞬間、泣きながら抱きつきます。
二人で一緒にあけたピアスが、宏紀と繋がっているみたいで心強く、瑛茉のお守りになっていました。
知らない人ばかりの大学生活も、ピアスのおかげで友達もできたし自分からアクションをとることもできました。
そんな話をする瑛茉のことを宏紀は抱きしめます。
「それは瑛茉の力だよ。瑛茉が自分の力で切り開いたんだ。自信持っていいよ。」
宏紀は大学を合格。
瑛茉とは違う大学ですが、同じバスケサークルに入部。
ペアのピアスは無くしてしまいましたが、話せる友達は少しずつ増えてきています。
高い壁を作って「小さなテリトリー」を守っていました。
その中だけが大切な自分たちの居場所だと。
だけど少しずつ壁がなくなって、今まで見えなかったものが見えてきて、自分の足で立って歩いて、世界が広がっていくのです。
完結
感想
最終巻、めっちゃドキドキしました。
もうひろくん格好よすぎて鼻血でそう・・・///
ひろくんみたいな彼氏どこにいるの!?(笑)
可愛い系年下男子だったのに、どんどん大人の頼れる彼氏に成長していって素敵!
だけど穂積フラグあっただけに推しの人にはちょっと物足りない最後だったかもなぁ。
ひろくん推しだった私としては満足しかない最後でした♪
漫画を読みたいと思った方はぜひ無料で読んでみて下さいね。