中卒労働者から始める高校生活9巻のネタバレと感想を書いていきます♪
二年生に進級した真実たちは生徒会交流会のため合宿へ。
莉央は新たな世界への扉を開くことに!?
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ここからは9巻のネタバレです♪
9巻 ネタバレ
生徒会交流会も無事終わり、最後に山能高通信制総務・楠さんが「終わりの言葉」を話します。
通信制高校は1人の人間として信頼をして厳しい校則を設けることをしていません。
ルールがないから自由ですが、自由というのは逆に難しいこと。
ルールがある方が本当は楽なんだと楠は話します。
レポートが遅れても叱れることはない。
自分が困るだけ。
「スクーリングも同じだ。”自由には責任が伴う”という言葉もあるだろう?若き同級生たちよ、責任を持って学ぶ君たちを私は尊敬するよ。共に頑張ろう。」
レポートもスクーリングもできるけど、そんなのは働いていない自分には当然のことだと思っていた莉央。
莉央はこの合宿で色んな人から「頑張れ」と言われた気がしていました。
そこで莉央は勇気をふり絞りバイトをすることを決意。
駅前のファミレスを選ぶのですが電話をするだけで緊張でガチガチです。
莉央からバイトの話を聞いた片桐は心配をしていました。
金あんのにわざわざ。
「どんな逢澤でも」って言ったんだけどな・・・。
環境に恵まれてんだから無理することねぇのに。
頑張る決意をした莉央ですが、面接時にあかりが働いていることを知り心が折れそうに。
なんでこの人が・・・。
片桐くん私ダメかも。
一方、交流会で一条がまだ莉央のことを好きだと知った真彩は複雑な気持ちでした。
ですが真彩は一条を好きだと自覚していません。
相談を受ける五十嵐も複雑な感情です。
「真彩ちゃんの応援は俺がしてやるよ。試しにデートとか誘ってみりゃいいじゃん?」
五十嵐はデートの練習と理由をつけ真彩と遊ぶ約束をすることができました。
応援をするというのは後々辛くなると分かっていてもこうするしかなかったのです。
バイト先で莉央は失敗ばかり続いていました。
あかりはキツイし萎縮してしまう莉央。
きっとこれくらい当たり前なんだって分かってる。
こんなことくらいでって。
でも役に立たない。怖い。帰りたい。
そんな時に優しく声をかけてくれたのは大学生の岬でした。
「大丈夫大丈夫!そんなこの世の終わりみたいな顔しなくたって初めはみんな失敗するよ!」
莉央が失敗するたびにフォローをしてくれる岬のおかげで失敗することがなくなっていきます。
しかし莉央があまりにも”岬さん”と名前を出してくるので片桐は良い気はしていませんでした。
”岬”が気になり莉央に店に行ってもいいか聞くのですが、断られてしまいます。
仲の良い男がいるから断られたと勘違いしている片桐ですが、本当の理由はあかりがいるからでした。
あかりはまだ片桐のことを諦めていないからです。
心配でたまらない片桐は若葉に相談をします。
「黙って見に行っちゃえばいいのに。それでもし本当に変な男がいたら行ってやればいいのに!”こいつ俺の彼女だぞ!!”って」
しかし片桐はそんなこと言いたくありませんでした。
「重いって思われたくない。逢澤に。」
莉央も片桐も視野狭窄なくらい相手のことしか見ていないのに。
そこで若葉は「みんなで一緒に見に行こう」と提案し協力をしてくれることに。
「半分はしんどいけど半分は嬉しいんだよ。私だけにしてくれる話、でしょ?」
当日。
みんなを誘ったのですが用事があり一条しか誘うことができませんでした。
一条は「職場に変な奴がいないか確かめてやる!」とやる気満々です。
店に入り初めてあかりが同じバイト先だと知る3人。
その時点で若葉はバイト先に来られるのを嫌がる理由に気がつきます。
しかし片桐は”岬”がジロジロ見てくるのが気になりあかりのことはそっちのけです。
莉央と親しげにする岬を見て物申す一条。
「莉央さんに馴れ馴れしくするのやめろ!!」
なのに片桐は黙ったまま。
挑発的な態度の岬を見てフォローする莉央。
「普段はねすごく感じがいいの。真面目で面倒見の良いお兄さんで」
黙っている片桐ですが内心はイライラが募っていました。
面白くないんじゃないの。”彼氏”に来られたから。
お前の面倒見たいだけだろ気づけよ!
片桐は岬の態度を見て完全に莉央のことが好きだと思っています。
「家庭の事情でアルバイト掛け持ちして、でも明るいの。私凄いなって思うの。だって私なら親のせいだと思ってしまいそう。」
片桐は何も発さずトイレへと立ちます。
すると一人になった片桐に岬が話しかけてきました。
「さっきごめんね感じ悪くて。ちょっと羨ましくてさ。」
苦労をしているのに明るくて、苦労を苦労だと思っていない岬を見て自分とは全然違うと感じイライラする片桐。
そしてついに片桐は言ってしまいます。
「そいつ俺の彼女なんだよ!そんですげえ世間知らずなんだよ。そういう感じでいちいち世話焼かれると舞い上がるからさ、我が物顔で接するのやめてくんねーかな!」
しかし岬が莉央を好きだと思っていたのは、とんだ勘違いだったのです。
岬が好きなのはあかりでした。
「私知ってるもん!岬さんが好きなのは中島さんだから!」
あかりが片桐のことを好きだと知り岬は嫉妬していたのでした。
全部勘違いだと知りすごく恥ずかしい思いをする片桐。
「中島さんがダメでもさ、逢澤さんにはいかないよ俺。絶対続かない。もっとタフな子じゃないと俺みたいなのには合わない。苦労を苦労と思っちゃうタイプだよね、逢澤さん。安心して。」
岬の言葉が片桐の頭の中に残りモヤモヤとするのでした。
10巻へ続く
感想
今巻は莉央のアルバイトの話がメインです!
私もてっきり岬は莉央を好きなのだと思っていたのでびっくり!
あかりの事を好きだと知ってからは今までの行動がつながり納得しました。
苦労を苦労と思い自ら苦しめる人と、逆にその苦労さえも楽しんでいる人の二局に分かれますよね。
莉央と片桐は二人とも前者だと思うので共倒れしないか心配です( ;´Д`)
ラストでは父親とすれ違うシーンも。
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