マンガ、ガンニバルの4巻ネタバレを紹介します。
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30話から38話|ネタバレ
恵介に狩りに誘われた大吾は、ここで猟銃を向けようものなら、すぐに逮捕し洗いざらい秘密を吐かせるつもりでした。
なので、後藤家を疑っていることや、ちょっと踏み込んだ話もしますが、結局、恵介が仕掛けてくることはありませんでした。
”何か別の目的があるのか?”
その答えは家に帰ってすぐに分かります。
部屋の電気はつけっぱなしなのに、二人の姿がありません。
すぐに有希に電話をかけると、ましろが居なくなり探していると知ります。
”まさかこれが本当の狙いか!?”
有希を家に戻し、後は自分が探しに行こうとします。
すると、どこから噂を聞きつけたのか、村人たちが家の前に集まってきていました。
雨の中、走り回っていた有希の姿を見た誰かが、事情を察しすでに総出て探しに出ていると言うのです。
余裕がない大吾は、さぶさんにくってかかります。
「本当にあんたらましろの居場所知らねぇのか?」
もし娘に何かあったら、殺すとまで言い、完全にさぶさんたちとの対立を深めてしまうことになります。
しばらくすると、ましろを見つけたと電話があり、無事が確認できたのでした。
しかし、大吾はまったく安堵出来る気がしません。
今回はただの警告で済んだだけ、そう思っていたからです。
その予想は的中していて、ましろを遊びに誘った男の子は、母親から言われて連れ出したようでした。
母親もまた、誰かから指示されて、息子を遊びに行かせたような様子で、この村の闇の深さを感じます。
それから暫くは、事を荒立てないように村に溶け込もうとする大吾。
水面下では後藤家による、祭りの準備が着々と進められていました。
「こいつは二年後、これは来年、今年はこいつ」
新たに世話係に任命された洋介という青年は、そう説明されます。
全ての子供たちが牢に入れられていて、最奥にはいかにもヤバそうな大男も入れられています。
前任の世話係は「全てこの人に捧げる」そう話します。
後藤家にはある教えがありました。
”わしらにとって、人間は家族だけ。それ以外は動く肉片や”
個を捨て、家族に尽くす、裏切者が出たら全力で排除する。
その規律はかなり厳しく、皆がそれが当たり前だと教育されます。
ですが洋介は自分が世話する今年の供物である肉片が、ただの人間の男の子にしか見えません。
”どうしたらええ・・・どうしたらええんや、狩野のおっさん・・・”
その甘さは洋介の兄である恵介も感づいていました。
数年前に出たような裏切者を二度と出さない為、もしもの時は自らが手にかける覚悟も決めているようです。
刻々と祭りの日が近づき、大吾もまた覚悟を決めます。
「三人でこの村を出よう。今すぐ」
祭りの二日前に突然、有希告げます。
碌に説明も告げず、車庫へ向かいます。
予想通り、車にはGPSが仕掛けられていて、それを取り外すとすぐさま発信させますが、見張られていたようで、追手が付いてきます。
その事で、有希も異常事態だと理解したのか、その後は素直に協力してくれました。
何とか追っ手を巻き、向かったのはかつての相棒である山伏さんの所でした。
自分が居ない間、匿ってもらう約束をしていて、2人を預けると自分は村へ帰ると言います。
有希はこのまま3人でいようと言いますが、大吾には譲れない思いがありました。
「今回の事件、被害者は子供だ。見て見ぬふりをして、俺はお前らを抱きしめることは出来ない」
「帰ってきてね。絶対・・・」
弱点が無くなった大吾は、好戦的に攻めます。
向かったのは後藤家の敷地内、もちろんすぐに見つかり捕まってしまうのですが、一つの確信がありました。
「俺を殺せば今度こそ、本格的に捜査が始まるぞ」
これまでの恵介の行動を見るにコトを荒立てることを、度々嫌っているフシがありました。
案の定、血の気が多い家族たちを恵介が止める形になります。
ですが、そこで大吾も予想外の人物が登場します。
「こいつやっぱり、狩野と同じ妄想に憑りつかれとるようですは、署長さん」
突然現れた、警察署長。
絶体絶命のピンチに大吾はどうするのか!?
感想
ネタバレでは書ききれない布石をここで補足しておきます。
大吾に接触してきた、過去の被害者の青年ですが、彼は恵介と洋介の兄弟だと思われます。
あの兄弟は全員が村のしきたりに疑問を持ってるようで、中でも反抗的なのは弟の洋介です。
兄は次期当主ということもあり、責任感だけで動いているようで、それがどこまで対立を生むのか、見ものです。
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