ラノベマンガ、神々に育てられしもの、最強となるの2巻ネタバレを紹介しています。
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6話から11話|ネタバレ
母さんから与えられた三つ目の試練はドラゴンの巣にある薬草“聖蘭草”を一日以内に取ってくることでした。
今日は色々と疲れも溜まっており、野営をした翌日に取りに行くことにした二人。
聖蘭草は竜が住まう中層辺りから生えているようで、そこまで進みますが、やはり竜が居たようでブルードラゴンに襲われてしまいます。
タイミング悪く、近くに聖蘭草が生えていたので、ルナマリアはウィルにブレスを使わせないように指示します。
圧倒的な力の差を見せつけ、脅しだけでブルードラゴンを退却させ、無事に聖蘭草を手に入れることが出来た2人。
これでこの試練もクリア出来るかと思ったのですが、巣を出たところで事態は急変します。
そこに居たのは友人の牡鹿、マックスでした。
マックスには生まれたばかりの娘がいるのですが、その娘が病で倒れ、ミリアを頼ったところ、治療の為には聖蘭草が必要だと言われ取りに来たのです。
殆ど戦闘力が無い、牡鹿が取ってこれるようなものでは無く、母さんは初めからこのことを予想してたのです。
友人を捨て、試練を優先するのか、それとも試練を捨て友人を助けるのか?
究極の選択が迫られる中、はやり友人を見捨てる訳にはいかず、かといって試練をあきらめるつもりもありませんでした。
今から聖蘭草を手に入れるには、巣の下層へと行く必要があります。
ブルードラゴンの比ではない龍が生息しており、一人で取りに行こうとしますが、マリアは決して譲りません。
実は、さっきの聖蘭草を見つけたのもマリアでした。
2人は、見事に下層を制圧し、時間以内に大量の聖蘭草を持ち帰ります。
こうして、全ての試練を乗り越えた2人は神々に認められ、10日後の15の成人の日に旅立つことが決まるのでした。
残された時間で、最期の稽古をつけてもらい、更にパワーアップしたウィルは遂に、外の世界へと旅立ちます。
ウィルは外の世界は本の知識しか無いので、目的地はマリアに任せます。
彼女が目指していたのは、ミッドニア王国の北の国境の森、そこにある聖剣を目指していました。
聖剣を抜くことが出来るのは、剣の勇者と言い伝えられていますが、神の導きには何かしら意味があると考えています。
マダマダ先は長く、色々と辺りを散策しながら進んでいると、池で吊をする少女と出会います。
その少女は剣の勇者の従者らしく、勇者に言われ、池の主を吊り上げるつもりのようです。
魔物も出る森の深くに、一人で来させるのはどうかと言う気もしますが、それは本人たちの問題なので、あえてツッコミはしません。
ですが勇者の無茶振りはそれだけでなく、彼女が狙っていた主”コイタロウ”は人など簡単に飲み込んでしまいそうな巨大なコイでした。
任された仕事は死んでも、達成する心つもりのようで、明らかに力量差があるにも関わらず、竿を離そうとしません。
そのままでは食われてしまうので、ウィルが助けに入り、大事には至らずに済んだのでした。
これ以上、ヌシに挑むのは無駄だと理解してくれたその少女リンクスとしばし、旅を共にすることになり、一緒に勇者の元へと向かいます。
リンクスは道中も、主人である剣の勇者の話を楽しそうにします。
ですが、森の麓に近づくにつれ、血の匂いが濃くなっていきます。
心配して駆けつけてみると、そこでは勇者が女性たちに声援を浴びながら、ゴブリンを狩っていました。
ゴブリン相手とは言え、少し舐めすぎのようで、危うく一撃を貰いそり、ウィルが助太刀します。
確かに剣技はそれなりに、あるようですが、集団戦には慣れていないようで、周りを見ることが出来ていません。
それに加えて、彼の剣には焦りと迷いがありました。
その夜、一人従者たちが眠った後に川に水浴びに行く剣の勇者。
全ての装備を外すとそこには大きな胸がありました。
家の再興の為、女であることを捨て、剣の勇者となる道を選んだ彼女、しかしその心は重圧に耐えきれず、かなり追いつめられているようです。
”あの少年が言っていた聖剣を手似れれば、私も強くなれるのだろうか”
2人はそう遠くない未来に再会することになるのでしょうか?