今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ねという取り合えず長いタイトルのマンガ6巻を読んだのでネタバレを書いています。

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今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね|6巻ネタバレあらすじ

今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね6巻

「私はあなたと付き合いたい」

神城に本気でそう言う林だが自分の中に感じる今までと違う感情をはっきりさせたいだけという身勝手な理由だった。

必死に抵抗するもすでに勝負は決しており続きはCIDで・・・と意識を刈り取られそうになりますがネイブが現れます。

ネイブと戦っていた相手は数分戦うと急に読書を始めたのでその隙に逃げてきたのだとか・・・

ルーディメントは完全に敗北しておりネイブは自分の身柄を引き渡すのを条件に他のメンバーに手を出さないという条件を提示します。

林がそれを了承すると「あとは好きにしなさい」というメッセージを言い神城を気絶させるのでした。

気が付いたのは帰りの車内で約束通り他のメンバーは無事でした。

ただし尾上は敵の女性と殺し合いの末に同士討ちをしており満足気な死に顔だったと聞かされます。

ネイブが攫われたのは痛手ですが敵も価値は十分分かっている筈なので暫くは大丈夫でしょう。

今回の戦いで全員が力不足を痛感しこのまま奪還に向かっても返り討ちに会うのは目に見えておりそれぞれの殺意を上げるためにも最愛の人へ接近することを決めます。

そんな時、神城の携帯に学校の友人であるケイトから電話がかかってきます。

何気ない世間は無しから会話を始めるのですが途中、から神城の能力を知っているような話を始めます。

ふと横を見るとケイトの姿を見つけ慌てて車を降ります。

学校に行かなくなってからも度々連絡を取っていた間からだがIDの事に関しては知る筈も無い。

するとケイトは自分の正体を輝葉祭事件の首謀者だと明かすのでした。

殴りかかろうとする神城ですがまだ体力は回復しておらず思う様に動けません。

そんな姿をあざ笑うかのようにお菓子の雨を差し出し「新フレーバー花園さんもいたく気に入ってるよ」と彼女の事を知っているかのようなことをほのめかし消えていくのでした。

”ネイブさんが連れ去られ学園祭の事件がケイトの仕業でその先には花園が?”

急に降りかかった多数の困難をどう処理すればいいのか迷う神城、そしてケイトが残していった飴にはSDカードが埋め込まれていました。

ケイトに関しては不可解なことが多く考えるだけ無駄だと言うことになりSDの解析を川村が他のメンバーは殺意の引き上げを行うことに決まります。

神城は花園の所在が掴めていないため江藤についていくことにします。

彼女の最愛の人は恋人の”笹垣 秀人”今は意識不明の昏睡状態で病院に運び込まれてから目を覚ましたことがありません。

恋人がこうなったのは自分のせいだと江藤は言い昔話を始めます。

彼女の家は有名な空手道場で幼いころから鍛えられた江藤は自由な時間も無く高校を出るまで友達すら碌にいませんでした。

そんな時、酔っ払いに絡まれている秀人を見つけつい止めに入ってしまったのですがその姿に一目惚れされ付き合い始めます。

初めのころこそ円満だった二人ですが秀人の仕事が上手くいかなくなったころから暴力を振るう様になります。

江藤はいつか戻ってくれると信じていましたが虐待が減ることは無くついに抑え続けていた力を使います。

「あなただけには暴力を使いたくなかったのに!」

そのあまりの痛みに正気に戻った秀人でしたがひとしきり江藤に謝罪するとそのまま飛び降り自殺を図ったのです。

そしてそれと同時に彼女はIDを発症します。

本人を目の前にしてトラウマが呼び起こされドンドンと殺意をます江藤ですが神城が身をていして止めて宥めるのでした。

本部に帰るとパスワードはすでに解析されていました。

中身は一枚の画像になるように複数のファイルが入っており解析するととある座標が書かれていました。

その場所は薬品メーカーのビルをさしておりもしかしたらそこがCIDの拠点だと知らされているのでしょうか?

まだ未解読の”NP3W”という暗号が残されているので引き続き解読するようです。

そんなある日、ネイブのスマホを使い林から連絡があります。

遊園地でデートをしようと言い出す彼女に少しでも情報を知れればと思いそれを受けます。

隙だらけの林の姿を見る限り他意は無さそうで普通にデートします。

ですが花園と来た時のような楽しさは全くありませんでした。

デート中も終始歪んだ感情で話続ける林ですがそれは今に始まったことではありませんでした。

幼少期のころ、母が死んだことで田舎町に引っ越した彼女ですがそこで一人の友達が出来ます。

その友達がスマホを買ってもらったから林も好きなアニメを見ようと言い出すのですがその時、丁度持病の発作が出てしまい林に電話してくれるように頼みます。

快く了承する林、しかし「アニメを見てから電話する。」と苦しむ友達を無視してアニメを見始めたのです。

縋りつくように林に助けを求める友達ですがそれがウザったらしくなったのか首の骨を折って殺してしまいます。

そんなバケモノな彼女を恐れ父親も彼女が中学になるころ自殺するのでした・・・

「私の周りは弱い人間ばかりでした」

だから強い神城に惹かれたのだと話す彼女、そして殺すか殺されるかしたいのだと言うのでした。

結局、それ以上の情報は聞き出すことが出来ず門限だといって林は帰っていきます。

一人ベンチで考え込む神城の前に現れたのは花園!?

まさかと思いいつものように接しますがその姿は紛れもなく本人でした。

やはりケイトと関わっているようで戻って欲しいと懇願しますが今は自分もIDを発症していると打ち明けます。

だから「これ以上探さないで」と涙をこらえて別れを告げるのでした。

彼女と会ったことで大幅に殺意が増えた神城は帰ってすぐに画像の解析を始めます。

そこに書かれていたのはネイブが移送される日時でした。

神城たちはそのメッセージを信じ、ネイブ奪還作戦を決行するのでした。

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