響~小説家になる方法~の8巻が発売されたのでさっそく読んでみました。
今回はネタバレ紹介になりますが、この漫画は最新刊までの好きな巻を無料で読むことが出来るので、その方法を知りたい人は、リンク先の方法を使ってくださいね。
61話から69話
漆黒のヴァンパイアの担当である、月島の元へと乗り込んだ、ふみ。
今ではふみも有名人なので、月島は目に見えて緊張しています。
さっそく、本題に入るふみでしたが、響の名前を出してもとぼけ顔の月島。
ふみは、やってしまった。と思いすぐに響に連絡しますが時すでに遅く。
何も知らなかった月島にまで、響の素性がバレてしまうのでした・・・
その夜、響はリカとふみと花火大会に出かけるのですが、そこで隠し撮りに気がついた響はカメラを踏みつぶします。
津久井は部下からその報告を聞きますが、「本人に許可は取ってある」の一点張りでイケイケのようです。
それだけじゃなく、同じテレビ局の天才プロデューサーに、響のアイドル性を確認し更にヤル気になるのでした。
響はさすがに尾行に嫌気がさしたのか、何やらコソコソと罠を仕掛けているようです。
TV局の方では響の素材も集まり、いよいよ上層部を交えた会議で番組の収録日などが決まります。
津久井の方も響が何か仕掛けてくる。と感じたようで張り付きの人数を増やします。
するとその日、響が仕掛けた落とし穴にまんまと隠し撮り班の一人がハマります。
その光景を見て、津久井も響の前に姿を現すのでした。
「響さんこれはいったい?何かの悪ふざけですか?」
白々しい態度を取る津久井に、響は手に持っていたスコップを全力で振り下ろします。
”バァン!!”
と吹き飛ばされる津久井。
撮影はここまでか。と判断したのか響に全てネタバラシをします。
「お前は本物の天才だ!才能は世にでなきゃいけない!」
やり方はどうあれ響の事を本気で世に出したいと思っている津久井には熱意が垣間見えました。
「私の人生をアンタが勝手に決めないで。」
けど、そんなことは知らない。とさらにスコップで殴りかかる響。
しかし、たかだか16歳の女の子の力なんか知れており、あっけなく津久井にスコップを奪われてしまいます。
「収録は11/25、気が向いたら来てくれ」
そう捨て台詞を吐き、去っていく津久井はやられた分だと響の腹を蹴り飛ばすのでした。
修学旅行中にふみから電話がかかってくる響、要件は一ツ橋テレビからドキュメント用の資料提供をされたという内容です。
「ああそれ知ってるよ。適当に相手しておいて。 どうせ潰れるから。」
そんなこんなで時間は流れ、いよいよ収録日になります。
修学旅行以来、響はリョータの事が好きな女の子に付きまとわれているのですが、収録日も響が早退したので後を付けてきてしまいました。
響が楽しみなイベントがあると言ったので、それがTVの観覧だと思ったクラスメート。
仕方なく、響は付いてくるんら何も考えず全力で自分の後を付いて来るように言います。
響はタイミングを見計らい、警備を強引に突破します。
必死に後を付いてくるクラスメートの笹木でしたが、エレベーターに逃げ込んだ先で響がさっき言った。
「殴り込み。」
という言葉が本当なんだと気づかされます。
それから数分後、響は収録を見守る津久井に背後からドロップキックをブチかまします。
「カメラ回せ!!」
その衝撃が響の仕業だとすぐに気がついた津久井はそう指示します。
しかし予想外だったのはその後ろに、人質となった社長の姿があったことでした・・・
TV局に侵入した響でしたが、収録スタジオがどこか分からないので初めに社長室へと向かいました。
ぶっきら棒に事情を説明し
「あなたには収録を止める人質になってもらう」
と首元にボールペンを突きつけるのでした。
社長も素直に従い、収録スタジオまでやってきましたが、響は社長が喋ることは許さず自分なりの方法で中止させるつもりのようです。
「津久井、今から5秒ごとにこいつの指を折る」
社長の小指を握りそう宣言する響。
収録を辞めるか折る指が無くなるまで続けると言ってカウントダウンが始まります。
状況から逃げようと思えば簡単に逃げれる社長ですが、津久井に全ての判断を任せると抵抗するつもりは無いようです。
「大丈夫です。社長に危害を加えられる奴じゃない。」
後ろ手に拘束された社長の手、津久井は関係ない他人を気付付ける奴ではないと確信しているようで、収録を辞めるつもりは無いようです。
そしていよいよ、カウントは0
その瞬間!!収録スタジオに”ボキィ”という鈍い音が響き渡るのでした。
硬直する現場、そんなことお構いないにと響がまたカウントを始めたので、ついに津久井が折れます。
「カメラ止めろ!!もういい、収録は中止だ」
響を本物だと思っていた津久井は彼女がタダの狂人だと言うことが分かり一気に興味が無くなったようです。
しかし、この勝負は完全に響の勝利でした。
「私が本物だと思ったなら最後までその感覚を信じればよかったのに。」
「最後まで自分を信じられなかったあなたの負け」
そう宣言する響の指はポッキリと折れているのでした。
その後、収録に参加していたふみと何かすると感づいていたリョータが応急処置をし響は無事、TV局を脱出するのでした・・・
感想とレビュー
響8巻も最高でしたね!!
これで津久井編は完結、次はどんな事件を巻き起こすのでしょうか?
あらすじでは省きましたが、響の修学旅行中の様子なんかも描かれているので是非、漫画版も読んでみて下さいね。
漫画版はこの方法で無料で読めますよ♪