ミスミソウの最終話が収録されている6巻のネタバレあらすじになります。
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最終話までのネタバレあらすじ
何人もの生徒が行方不明や死亡していることが分かってきて非難は担任である南先生に集まります。
大勢の保護者がつめかけ、生徒を殺しただの、気色が悪いだの罵声を浴びせます。
「生徒が一人亡くなったからってオタオタするようじゃ教師が務まらないでしょ?」
全く悲しむ素振りを見せないことを非難されると南先生はそう言うのでした。
腹の虫がおさまらない保護者たちは南先生が中学時代にイジメられていたことも言い出しさらに罵倒します。
南先生は中学時代のトラウマを思い出し、嘔吐してしまいます。
そしてそれがきっかけで、掴みかかってきていた保護者に反撃するのでした。
両目を潰し、唇を噛み千切り、完全に凶暴化した先生はそのまま外へと飛び出していきます。
ですが運悪く、飛び出した先に除雪車が作業をしていて、先生はそのまま肉塊へと姿を変えてしまうのでした・・・
その頃、野咲の妹が入院している病院に佐山がやってきます。
このまま怯え続けるのが嫌で決着をつけるつもりのようです。
手には包丁、病室のカーテンにはアルコールを巻き、いつでも妹を火だるまに出来るようにします。
そんな佐山の背後から野咲が声を掛けます。
「なにしてるの?」
完全に自分が有利だと思ったのか、佐山は妹をなじって挑発します。
そして妹を殺そうとするのですが、その隙を付いて野咲が飛び掛かり、もみ合いになります。
馬乗りになり首を絞める野咲。
ですが佐山がこと切れる前に妹に繋いでいる計器から警告音が鳴り、二人は離れます。
病院の人が来たので慌てて逃げる佐山。
妹はかなり危険な状態らしく、野咲は病室から追い出されてしまいます。
そんな彼女の元へとやってきた相場。
「野咲心配するな!妹がいなくなっても俺がいるじゃないか!」
元気付けようとして掛けているその言葉はどこか狂気じみたものを感じます。
さらに追い打ちをかけるようにおじいちゃんが顔から血を流し意識不明の重体で運ばれてきました。
まるで誰かに殴られたような傷・・・
先ほどの言動から何かに気が付いた野咲は相場を追いかけます。
「相場君!手みせて」
自分に何も言わずに帰ろうとしていた彼を捕まえて問いかけます。
その問いに応えようとせず、林の奥へと歩いていく相場。
「手を見せて!!」
睨みつけてそう言うと、ついに本性を現します。
「そんな目で見るな!!」
そう怒鳴りながら野咲の頬を殴る相場、その手はボロボロで何度も人を殴ったことが明確でした。
野咲と一緒に暮らせないと言われたから殴ったと相場は説明します。
彼もまた、完全に壊れていたのでした。
そんなところへ佐山もやってきて、野咲が包丁で刺されてしまいます。
助けるように相場が間に入りボコボコに殴り続けますがその拍子にいつも大事そうにしていたバックの写真をバラまいてしまいます。
そこには、妹を必死に守る父の姿を撮った写真がありました。
「お父さんの雄姿に感動して。いつか見せてやろうと思って」
つらつらと言い訳を並べますが既に彼女の心には届きません。
自分に刺さっていた包丁で相場を殺しにかかりますが佐山を盾にされ、逆上した相場にボコボコにされてしまいます。
「俺が守るっていったじゃねーかよ!!野咲ぃっ!!」
ひとしきり殴り終わるとカメラを手に取り、また笑顔が撮りたいと言い出す相場。
そんな彼を野咲は隠していたボーガンで打ち抜くのでした。
”しょーちゃん、おじいちゃん、お父さん、お母さん、ごめんね・・・”
彼女は自分のせいで不幸に巻き込んでしまった家族に謝りながら、ついには力尽きたのでした。
-それから数日後-
孫たちと過ごした土地を一人寂しそうに見つめるひとりの老人。
”おじいちゃん電車にのって帰るからな。暖かくなったらまた来る。”
あの事件以来、この町を離れた野咲の祖父はそう言って電車に乗ります。
居る筈の無い孫に話しかける祖父。
「春花・・お前は一人で苦しんでいたのに・・」
無念さが込み上げてきます。
ですがそんな気持ちとは裏腹に車窓から見える景色は春の訪れを教えてくれているのでした。
まとめと感想
これ以上無い、と言うほどのバットエンドでしたね。
野咲に関わった人はほとんどが死んでしまうという結末です。
まさかの相場が一番ヤバいやつだったときは衝撃でした。
妹も容体が急変してそのまま死んでしまったようで、残されたのはおじいちゃんだけ。
悲しすぎる結末にモヤっとした気持ちが残りましたね。
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