ホームルーム8巻ネタバレ

マンガ、ホームルームの最終巻である8巻をさっそく読んでみました。

全力で逆方向へイメチェンしてしまった桜井をラブリンは愛することが出来るのでしょうか!?

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76話から最終話

イメチェンした桜井はさっそく、学校中で噂になります。

誰の目から見ても美人でイケてる彼女、しかし愛田先生はその姿を見た瞬間、落胆し絶望するのでした。

”なぜ、お前まで加工物に・・・”

純粋無垢だった彼女はもう居ない、家に帰り、全てのコレクションを処分した愛田。

全てを忘れるつもりで、最期の自慰に挑みます。ですが、もう今までの彼女は居ないと思うと体が反応しません。

”俺の恋は終わった”

その時、ふと気配を感じ、玄関の方を向くと、桜井が部屋の中にまで入ってきていました。

「お前何やってんだ?」

「これは先生の真似です」

先生も私の家に入ってるんだから自分も良いだろう。イメチェンしたことで自身を手にしたのか、今までの桜井では考えられない程、積極的に詰め寄ってきます。

先生の為に綺麗になった。だからあの日の続きをしよう。そういって服を脱ぎだしますが、愛田にとっては恐怖しか無く。必死に逃げ出します。

翌日、学校を休んだ桜井。親友である丸山も把握していない様子でこのままでは安心して眠ることも出来ません。

それならば、と家に帰ってからGPSを確認しますが、最悪の事態が分かってしまいます。

”へ?これって・・・ココにいる!?”

流石に逃げ切れないと思った愛田は流れに身を任せました、夜中、屋根裏から出てきた彼女は間に跨り、絶頂します。

愛田もまた、生身の桜井にはさすがに反応してしまい、全てを忘れ去るかのような絶頂を果たすのでした。

翌日、学校で桜井と目を合わせると優しく微笑む愛田。それにはどこか哀愁が漂っていました。

仕事終わりに向かったのはとある山道。窓から捨てたのは今まで大切にしていたクラス名簿でした。

”もうあの日々は来ない。学校にいる理由も無い・・・”

大雨の中、猛スピードで走る愛田の目の前に、自殺した母や幼かったころの自分の幻覚が現れます。

”ガシャン!!!”山中に響き渡るその音が意味することとは・・・

翌日、学校ではまた愛田先生が無断欠勤した。と話題になっていました。

桜井は昨日から何度もメッセージを送っていますが、未読の状態が続いていて、心配しています。

”先生、もう一人の身体じゃないんですよ・・?”

先生が失踪してからも毎日、彼女は先生の帰りを不法侵入して待ち続けます。

ですが季節は流れ、冬が訪れもうすぐ卒業の時期を迎えます。

今もまだ、愛田の事を想い続ける桜井。見えない未来、でも絶望だけじゃありませんでした。

いよいよ、卒業式を迎えた愛田の教え子たち。

ですが、そこに桜井の姿はありません。

実は彼女のお腹に先生の子供を身ごもっていたのです。

随分と大きくなり、今日は健診の日です。その時、たまたま見かけた病室の名前に目が止まります。

”愛田凛太朗”

部屋の中には探し続けていた人が居ました。

妊娠して無ければ二度と再会は出来なかった。運命としか言いようのない再会を果たした2人。

愛田もまた自分の好意は幼くして亡くした母を重ねていたものだと、気づき、改めて彼女に謝罪します。

「会いたかった・・・!!先生がどんな人で会ったとしても、私にとってはヒーローなんです。」

いびつで歪んだ愛を抱いていた2人の姿は清々しく。新たな門出を満開の桜が祝っているのでした。

―完―

感想

何だか以外にあっさり終わっちゃいました。

今までの内容が無いようだけに、もっとドロッとした終わり方でも良かったのになぁ。

ともあれ、完結まで読めて良かったです。

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