ファイアパンチの5巻が発売されたのでさっそく読んでみました。
今回はアグニがついに宿敵ドマの元を訪れます!!
そしてトガタにも衝撃的な展開が!?
ネタバレより漫画を読みたい!という人はこの方法で5巻を丸ごと無料で読めるので是非試してみて下さいね。
ファイアパンチ|5巻ネタバレあらすじ
トガタを呼び止めるアグニ
やっとの思いで呼び止めることは出来たのがひねくれているのかまともに話を聞こうとしない彼女
だが自分は性同一性障害だと打ち明けたことで徐々に落ち着きを取り戻し始める。
そしてドマを探し復讐をちゃんと終わらせるというアグニの答えを聞きもう一度映画を作る事となる。
元兵士にドマの隠れ家まで案内させる。
見張りをしていた少年兵に銃弾を浴びせられるが抵抗せずに受けているとやがて恐ろしくなったのか少年兵は引いていった。
奥に進むと捕えたシカを担ぎ歩くドマと遭遇する。
「いつかは来ると思っていた。」
「話をしに来た。」
すぐに殺されないことが分かったドマは釣りをしに行くといって湖まで向かう。
凍った湖に穴をあけて釣りを開始するがアグニは燃えているため氷の上には入れない。
彼は17人の子供を養っており子供たちに食わせるためにもシカや魚を捕っているのだ。
ドマはアグニが殺しに来たのであれば泣いて許しを請うつもりだった。
彼の死は17人の死に繋がる。
話したところで許せる訳では無いがアグニもどうすれば良いのか迷っていた。
子供はアグニが引き取ることでドマの死は一人だけで済む。
しかしそれは人肉を喰わせることを意味していた。
アグニはドマが勘違いで村人を燃やしたと思っていた。
誰も殺さずアグニの肉を食っていただけだからだ。
だがドマはそのことを知っていた。
人肉で食いつないでいたその村からアグニがいなくなった時どうなるか理解していたのだ。
食糧が無くなったその村には人肉を喰う文化が残るだろう。
やがて他の村を襲うか仲間同士で殺し合いをする。
そうなればそれはもはや人でな無くなってしまう。
話をしているうちにトガタの家を映画ごと燃やしたのはドマだと判明すると馬乗りになりボコボコにするトガタ
すると彼が養っている子供たちが駆け寄り彼を守るように立ちはだかるのだった。
アグニにはもうドマを殺すことが出来なかった。
「ルナは誰かが死んで満足するような奴じゃない!!」
そう言ってドマが暮らす村を後にする。
「映画の主人公ならドマを殺さないだろう?」
「俺はもうアグニでは無く皆を助けられる主人公にだって神様にだってなってやる」
そう声に出したものの思い出すのはあの日見た地獄・・・
黒焦げた村人たちとルナの最期、忘れられない妹の笑顔が今でも鮮明に蘇ってくる。
するとルナの幻覚が現れる。
「兄さんドマを殺して? 私の為にファイアパンチになって」
気が付けばアグニは燃え尽きたドマを握っていた。
意識は無かったが子供たちもほとんど殺してしまったらしい。
生き残った子供の一人がトガタを湖まで連れて行く。
溶け出す氷
「俺が悪役だったんだ」
「あの時ルナと一緒に死んでいればよかった」
アグニは抵抗することなく湖に沈んでいった・・・
これが死後の世界なのだろうか?
映画館のポップコーンを買い半券を片手に席へと向かう幼いころのアグニ
隣にはずっと会いたかった妹、手招きする妹の横に座ろうとしたその時!
”ドカッ!”と投げ飛ばされ派手に転んでしまう。
そして自分が座る筈だった妹の横に座って映画を見始めたのはトガタだった。
彼女は「自分もいつか映画の主人公のように誰かを助けたかったんだ」そう言うと現実へと呼び戻される。
湖に沈んだはずのアグニを引っ張り上げたのはトガタだった。
アグニに触れたことで炎に包まれる彼女だがトガタの祝福では炎の力に負けて再生が追いついていない。
黒焦げになった彼女が最後に託した思いそれは
「アグニ生きて・・・」
という言葉だった。
絶望の中、彼女を抱え皆が待つ町へと戻るがそこにはさらなる絶望が待ち受けていた。
そびえ立ついびつな木がアグニ信者たちの脳を貫いている。
「あの木はユダ」
そういったのはいつの間にか横に座っている氷の女王だった。
「ユダは全ての祝福が使える。」
「アグニ君が勝つことは出来ないよ」
「後はキミが死ぬだけ!私に最高のカタルシスを頂戴!」
ファイアパンチ5巻のまとめ・感想
5巻はかなり衝撃的な内容が多くて3回も読み直してしまいました!!
まさかの暴走でドマ達を虐殺してトガタまで・・・
トガタのの最期も感動的で涙が溢れそうでした。
そして最後にはさらなる絶望!!
唯一の救いはネネトが生き残っていることぐらいでしょうか?
5巻は本当に内容が濃かったので是非マンガ版も読んでみて下さいね。