漫画、決闘裁判の3巻ネタバレあらすじを紹介しています。
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9話
ヴォルフが連れてきた子供に跪くゲルルフの代闘士のクロイツ。
それに続きアリアが事の顛末を代弁します。
話が終わるとそれに相違無い、とクロイツは自らの腕を切り落とし決闘裁判の敗者だと認めました。
悪事が明るみに出たにも関わらず悪あがきをするゲルルフにアリアは黄金勅書と言われる特別な金印を取り出します。
いわゆるそれはローマ教皇の目と同義で国に属する者は逆らうことが出来ません。
会場の誰もがアリアに注目していると突如、闘技場に男が現れます。
アリア以外、気が付いていないようでその男はクロイツを殺そうとしていました。
男の名は”ヴァンシュタイン”アリアとは何か因縁があるようです。
首を切り落とされそうになる寸前、ニコが助けに入り初撃は交わすことが出来ますが追撃に合い胸を貫かれてしまいます。
それにひるむことなくクロイツはゲルルフが行った全ての決闘裁判が不正を隠す不当なモノだったと言い切ったのでした。
暫くしてクロイツが力尽きるとヴァンシュタインはニコに目線を向けます。
そして彼の生い立ちを知ってる風に話ます。
「貧しかっただろ?だって根こそぎ奪ったからね。君の父から」
それ以外にも何かと訳アリのようでヴォルフも怒りを露にします。
ですがとりあえずは重傷のニコの確保を優先しアリアと一緒にすぐさま町を出るのでした。
アリアが次の目的地へと馬車を走らせていると、カラス面を被った馬車を乗っ取ろうと乗り込んできます。
どうやら村人たちに追いかけられているようでヴォルフが応戦しますがそのカラスマスクは知人でした。
”マヌエラ”
ヴォルフの義手を作った医者でそんな彼女がなぜ村人たちに追いかけられているのかはアリアが察しました。
実は数刻前、マヌエラが被っているようなカラス面の騎馬隊がアリアの近くを通ったのですがその中の一人は女子供を好んで殺す傭兵が居ました。
マヌエラはその傭兵に撃たれた女性を助けていたところを見つかり、止めを刺しに来たのだと勘違いされたのです。
アリアのおかげもあり村人たちの誤解は解けます。
襲われた娘も目を覚ましたようでアリアが祝福に向かいます。
残されたマヌエラは馬車で寝るニコの容体を確認します。
マスクを外すと中身は綺麗な女性でした。
テキパキと処置をこなし、リハビリすれば前以上に丈夫になる体にまで直します。
その時、先ほどアリアが話していた傭兵がやってきます。
実はアリアに目を付けていたらしく引き返してきたのです。
マヌエラが襲われそうになった時、手術を終えたニコが目を覚まし殴り飛ばします。
騒ぎを聞きつけたヴォルフも参戦し敵を撃退することが出来ました。
実は二人は過去にも決闘裁判で闘ったことがあるらしくその時はヴォルフが両腕を、相手は片足を失う激闘でした。
男は今はヴァンシュタインの元で皇帝の剣として従えていると捨て台詞を言って逃げて行きました。
いきなり騒動に巻き込まれたこともありマヌエラは自身のマスクやベールが外れていることに気が付きます。
彼女の国ではそれははしたない事とされていて夫婦になる者にしか見せないようです。
ニコの事はそれなりに気に入ったようで、治療、件将来の奥さんとして仲間に加わったのでした。
旅を進めるうちにニコはアリアから彼女の本当の目的を知ることになります。
彼女は昔、とある国のお姫様で皇帝によって全て失われてしまったこと。
それを裏で糸を引いてきたのがヴァンシュタインで奴を殺すためには決闘裁判しかないこと。
彼女の国を奪った決闘裁判では6人の共犯者たちも控えておりその全員がかなりのやり手です。
ゆえにアリアも奴らと戦える強き7人の代闘士を探さなければならないのです。
そんなある日、アリアたちはプロテスタント狩り(異教徒)に悩まされている村人に出会います。
全ては一人の男の仕業だと言います。
「男の名前はレオン・ノヴァック」
それはニコの父親と同姓同名なのでした・・・