マンガ、さよなら私のクラマーが完結したので、最終回までのネタバレを紹介します。
14巻で最終巻となるのですが、誰でも最終巻を無料で読むことが出来るので、その方法から知りたい人は下のリンクを使って下さい。
ここからネタバレです。
さよなら私のクラマー52話|カオスをもたらす者たち
予選リーグ第3戦、ワラビーズは上手く起動し始めたゲーゲンプレッシングを見事に発揮します。
ボール保持率を優先するプレイスタイルとは正反対とも呼べる方法で、最も優先するのはプレイエリアです。
プレイエリアを限りなく相手ゴールの近くに設定することで、自ずとロングパスが要となってくるのですが、敵チームのカットも多くなります。
ですが、そこへすかさずハイプレスをかけ、再び前線へとボールを送るのです。
結果、守備エリアは複雑になり、フィールドは敵味方共にカオスとなります。
しかしそれすら織り込み済みのワラビーズが一枚上手で、一瞬の隙をついてゴールを決めます。
第三戦も4-1で相手を下し、決勝トーナメントへと駒を進め、まずまずの手ごたえを感じます。
しかし、そんな様子をじっと見つめる一人の女の子、前年王者である浦和邦成の天馬です。
もうすでに弱小と侮るつもりは無いようで、チームの偵察係にワラビをしっかりとマークしておけと伝えます。
他のレギュラーメンバーも興味を示したようで、自分たちの試合が早く終わると、こぞってワラビの偵察に来ていました。
ポジションも戦術も3か月前とは全く違うことに驚かされます。
試合ごと強力になっていく、ワラビーズ。
今回は、ゲーゲンプレッシングで要となるセンターバックが上手く機能します。
正確なロングパスによって、敵を一刀流だんするかのような鋭い切り込みで点をもぎ取るのでした。
さよなら私のクラマー53話|マイチーム
見事に強豪チームへと変貌したチームを見て、曽志崎の先輩であるチカはある話を思い出していました。
ある日、曽志崎と一緒に帰っていったときの事です。
彼女は全国大会で3位になった時に自分は世間から絶賛されるばかりで、褒めちぎられたという話をしました。
だたの自慢話か?と思ったチカでしたが、本人は全く反対に受け取っていたらしく。
「私には”お前の成長余地なんかない”って聞こえました」
チカが居る浦和邦成に進学すれば、これまでと全く同じ環境で”私は成長しないんじゃないか”と恐怖します。
そんな時、曽志崎はある人物を思い出します。
”周防すみれ”
自分たちが何度ボコボコにして何点差をつけたとしても、闘争心むき出しで果敢に挑んできた彼女となら、その強靭なメンタルを自分も身に付けられるのではないか?
するとそこへ恩田も加わり、自分の選択は間違っていなかったと言ことがより確信へと変わっていきます。
「私たちは強くなります」
彼女が宣言した通りに、強者へとなったチームをチカも全力で叩き潰すことを決意するのでした。
勢いに乗ったワラビーズは順調にトーナメントを勝ち進み、いよいよ次は決勝リーグとなります。
選出は4校で総当たり戦の上位2校が関東大会へと進みます。
その初戦、相手もトーナメントを勝ち進んできた強者ですが、ワラビーズはその上を行き、危なげなく勝利を手にします。
いよいよ次に勝てば関東大会へのキップを手にすることとなり、全員、気合をみなぎらせます。
そんな大事な試合ですが、まさかの曽根崎や周防はベンチスタートで代わりに起用されたのは、1年の福浜でした。
実力不足は本人も自覚しているようで、緊張しているようですが、恩田は「誰かの代わりになろうとなんて思わなくて良い、自分たちのフットボールをしよう」と鼓舞します。
さよなら私のクラマー54話|強者の戦い
福浜を起用したのは何も監督のきまぐれではありません。
対戦相手の埼玉芳花は粘り強い守備が武器の超ディフェンス校です。
なので、スピードのある周防にとって天敵とも呼べる、相手なのです。
逆に福浜はスペースを見つけるのが得意な選手で、恩田が力でこじ開けたスペースを上手く活用します。
監督の起用は見事にハマり、前半に先制点をもぎ取ります。
こうなると、相手は前に出るしか無くなり、周防たちの出番となり、終わってみれば3-0の圧勝でした。
そしていよいよ、埼玉最強のタイトルを書けて、浦和邦成との決戦へ向かいます。
さよなら私のクラマー最終話|フットボールの風景
埼玉王者との対戦を前に、恩田は悩んでいることがありました。
「強豪校に触れると、私とは覚悟が違うと思って・・・」
思い切って監督にその話をしてみます。
強豪校の選手は皆、自分が女子サッカーをけん引するだ、プロになって大勢の観客を魅了する選手になるだと、立派な目標がある人達ばかりでした。
それに対して、恩田はただ楽しんでサッカーをしたい、という思いが強くあります。
そんな恩田に対して、監督は「フットボールの風景は人の数だけある」と説きます。
かつては自分もトッププロを目指すも、ケガでその夢は断たれ、望みの監督としても挫折。
今とは全く違う風景を夢見ていました。
でも今の自分だからこそ、見れるこの風景を気に入っていました。
「君はそのままでいい」
恩田から迷いは消え、埼玉最強との試合は私が一番楽しもう。
”行くぞ!!ワラビーズ!!”
―完―
さよなら私のクラマー最終巻の感想
スポーツ系マンガでありがちな強豪との再戦前に終了というのが少し残根でした。
グングンと成長する姿を見ているとこっちまで熱くなってきて、やっぱりスポールマンガは良いですね。
このマンガは無料で読むことが出来るので、最後にその方法を紹介します。
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